WOWOWカンヌ国際映画祭ブログ

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豪華審査員が勢揃い!

2006年05月20日 | 現地レポート

さて、カンヌ時間で17日に行われた審査員の記者会見の模様をここでお伝えします。


豪華な審査員が集結

今年のカンヌ映画祭審査員長は「花様年華」「2046」で知られるウォン・カーウァイが務めます。


審査員長のウォン・カーウァイ

審査員にはモニカ・ベルッチ、チャン・ツィイー、サミュエル・L・ジャクソンなどまれに盛る豪華な顔ぶれとなりました。では、記者会見の模様をご紹介します。

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Q:今回の審査員会議では、どのような決め事をしましたか?
ウォン・カーウァイ:会議中でもサングラスと煙草はOKだということを決めました。

チャン・ツィイー

Q:審査員は、個人の主張に固執しますか?
パトリス・ルコン:はい。これだけは避けたいと思っているのは、審査員全体としての意見が曖昧になってしまうこと。ベージュ(白でも黒でもない)が良くないんだ。

Q:どのような理由でウォン監督が審査員長になりましたか?
ウォン・カーウァイ:……。(言葉に困るウォン監督)(そこで代わりに司会者が答える。)彼のこれまでの作品が素晴らしいということ以外に理由が必要でしょうか。
Q:審査員長としてのウォンさんの今回のチャレンジは?
ウォン・カーウァイ:今回の役割で一番難しいのは、セレモニーの場で話すこと。


モニカ・ベルッチ

Q:昨年までに比べてアジア映画が少ないということについてどう思いますか?
ウォン・カーウァイ:出品作品の選択は映画祭事務局の決定なので私の問題ではありません。今年はたまたまアジア映画が少なかったというサイクルだと思うし、アジア映画が廃れてきたというわけではありません。

Q:若い監督が増えることについては?
ウォン・カーウァイ:今年の映画祭は、年齢も国籍も関係なく大きく門戸を開きます。

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会見後、記者にサインするサミュエル・L・ジャクソン

緊迫した会見が終了すると、サミュエル・L・ジャクソンなどがサインを求める記者に快く応じるなど和やかな雰囲気になりました。ちなみに、記者がスターにサインを求めるなんてコレ,カンヌでは結構あることなんですよ!



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