成宮寛貴：相棒１１ ＃３「ゴールデンボーイ」

「ごめんなさい」

可愛い。
かつて、こんなに素直に「ごめんなさい」を言えたキャラクターが相棒にいたでしょうか？いや、いない。

太田愛さんの脚本だったので、どうカイトくんを描くんだろうと思っていたんですが、こう来ましたか。

相棒は、どんどん、カイトくん押しですねぇ。
カイトくんならではのエピソードを重ねて、カイトくんを視聴者に浸透させようとしている気がします。

ボクシングの試合を見つめる視線の精悍さは若さ溢れてていいですね。
いや、他のキャラが歳喰ってるって意味じゃないですよ？（←そう言ってます・笑）

そして、カイトくん、なんだかんだ言ってたたき上げの刑事さんだからするどい。
最初から頭がよいエリート神戸くんとは違って、現場で鍛えた勘でしょうか。

そして、そして、巻き込まれ型ですねぇ。
初回から事件に巻き込まれっぱなしな気がします。
事件を呼ぶ体質なのでしょうか。
これからも、１１ではこんな風に事件が進んで行くのでしょうか。
どうなっていくのか、わくわく楽しみです。

がんばれ、カイト！
どんなに巻き込まれても、右京さんが解決してくれるぞ！

で、みんなカイトくん呼びなんですねぇ。
右京さんも最初からカイトくんでしたけど、一課のみなさんもカイトで定着しちゃいました。
芹沢君なんて久々の若手登場でちょっと先輩風吹かしてますね（笑）

そんな感じで楽しいカイトくん周りなのですが、事件は切なかったですねぇ。
小学校4年生の頃からジムの掃除をしながら、ようやく陽のあたる場所に出たのに……。

だまされたことも可哀想ですが、ボクシングができない身体になったことへの絶望はいかほどのものだったでしょうか。今思い返すと、そこの部分をもうちょっと細やかに描いてくれてもよかったのにな、って思います。
そしたら、ボクシングジム会長のしたこともいけないこととは言え、もっと感情移入できたなぁって思います。
右京さんが言う通り、裁くのは会長じゃないんですけどね。
カイトパパは、新たに犠牲者を出したってカイトくんのことを恥じてましたが、恥じる理由はこれから徐々に明かされるのでしょうか。
こちらも楽しみです。
カイトパパ、官房長より出番多い気がする。


今週は、水曜日が神戸の中の人のバースデーイベントに行っていたので、相棒を見るのがこんなに遅くなってしまいました。

その時のレポはこちら。

来週はリアル視聴したいと思います。