スロベニアよ。
北にオーストリア、南にクロアチア、
西にイタリア、東にハンガリーに囲まれた、
中欧の小さな国。
昨夜ぼくは、あなたたちの歌声を聴いた。
「カルミナ・スロベニカ」女声合唱団。
あえてヨーロッパ音楽的な洗練を廃し、
だが繊細で、大胆で、とても知的だ。
「郷愁」という言葉がぼくの脳裏をよぎる。
故郷への郷愁。
ぼくは神戸にいるというのに。
その郷愁は、恐らくは「人間」そのものへの郷愁だった。
人間という故郷への、たまらないほどの郷愁。
胸を熱くする歌声。
ぼくらは、何と人間から遠ざかっていることかと、
思い知らされるその歌声は、
スベロニアの大地の匂いがして、
ぼくらの魂を揺るがした。
スベロニアよ。
今は発展し行く共和国だが、
その歴史は大国に翻弄され続けてきたという。
その悲しみを、苦しみを、喜びを、
ぼくは生々しく受け取って、帰路に着いた。
スベロニアよ。
懐かしい人間の魂の叫びよ。
確かにぼくは聴いた。
ありあまる悲劇を乗り越えた民衆の歌声を。
ぼくの胸深くに到達する、人間への賛歌を。
北にオーストリア、南にクロアチア、
西にイタリア、東にハンガリーに囲まれた、
中欧の小さな国。
昨夜ぼくは、あなたたちの歌声を聴いた。
「カルミナ・スロベニカ」女声合唱団。
あえてヨーロッパ音楽的な洗練を廃し、
だが繊細で、大胆で、とても知的だ。
「郷愁」という言葉がぼくの脳裏をよぎる。
故郷への郷愁。
ぼくは神戸にいるというのに。
その郷愁は、恐らくは「人間」そのものへの郷愁だった。
人間という故郷への、たまらないほどの郷愁。
胸を熱くする歌声。
ぼくらは、何と人間から遠ざかっていることかと、
思い知らされるその歌声は、
スベロニアの大地の匂いがして、
ぼくらの魂を揺るがした。
スベロニアよ。
今は発展し行く共和国だが、
その歴史は大国に翻弄され続けてきたという。
その悲しみを、苦しみを、喜びを、
ぼくは生々しく受け取って、帰路に着いた。
スベロニアよ。
懐かしい人間の魂の叫びよ。
確かにぼくは聴いた。
ありあまる悲劇を乗り越えた民衆の歌声を。
ぼくの胸深くに到達する、人間への賛歌を。
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