Word-of-Mouth

博多から、気ままに感じたことを書きとめていきます

最近読んだ本

2008-07-28 | 読み物
個人的な用で、1週間ほど休みをいただきました。

この1週間で移動や待ち時間に小説3冊を読破。

【その時までサヨウナラ】
山田 悠介著

ホラー作品を書いている筆者が初めて書いたラフ・ファンタジーとの
見出しに惹かれ購入。
列車事故に母親を巻き込まれ、それまで仕事しかみてなかった父親が
息子との暮らしで、家庭に目覚める物語。
もう少し違った展開も期待したが、ストーリー的にはありふれた感じも。
ただ文章的な表現は読みやすく引き込まれ、あっという間に読破。
うぅーん、でもホラー作品の方がやはり好きかな。


【東京島】
桐野夏生著

無人島に漂着した31人の男と1人の女性のサバイバル物語。
主人公である女性の意識や行動の変化に関しての描写はすごくうまいなと
思いましたが、周りの男性達については、ちょっと物足りない感じを。
結末への展開も??
個人的には楽しみだっただけに、新刊としてはちょっと残念でした。



【走れ! T校バスケット部】
松崎 洋著

ちょっとした空き時間に読めそうな感じだったので購入。
あっという間に読破しましたが、単純に面白かった。
物語のリアリティや展開についての突っ込みどころは多々ありますが、
すぐに読みきれるし、深く考えず軽い気持ちで読むにはもってこい。
ちょうど読んでいた時が凹んでいたので特に良かったです。


そして今日から職場復帰・・・。
もう少し現実逃避をするために、>【走れ! T校バスケット部2】でも
買って読んでみるかぁ。