イーハトーヴの里山の自然と生活

岩手県の里山に住んで自然を愛し生活を工夫し楽しんでいます。

和賀仙人峠の姥杉を見てきました。

2013-10-29 16:25:44 | 巨木

 

 

この間下見をした北上市のはずれ和賀仙人峠の姥杉を見に行ってきました。

花巻市東和町の「とうわ野鳥の会」観察会ということでしたが野鳥は殆んどというかゼロでした。天気も少し荒れていたので仕方がないのですが、、、、。

東和町の集合場所では少し晴れてこれはいいかなと思いきや現地に向かう車のフロントに雨粒が落ちてきました、やはり天気予報どうり日本海側の気候にに影響される地域なので現地は小雨でしたが雨模様となりました。

それでも一路樹齢900年直径≒4メートル姥杉を目指して上り始めました。山道ですがぬかるむ所も無く巨木の森の下を歩くので雨粒も殆んど気になることも有りませんでした。

という事で無事に姥杉を拝んで安全に下山することが出来ました。

歩きながら拾った葉っぱをいくつか見てください。

     ウリハダカエデ=樹皮が昔の瓜に似ているからとか

    イタヤカエデ=詳しく何々イタヤというところまでは同定できませんが

    ケヤキ=鋸歯(葉の外側のギザギザ)が特徴的です

    ミズキ=チョット傷んでいますがミズキですねー

    オヒョウ=先っちょのギザギザが特徴的、樹皮から繊維をとるそうです

    ヒトツバカエデ=これでカエデ?と誰でも思いますがカエデです、この黄葉はとても目立ちます。

    オオカメノキ(ムシカリ)=オオカメノキはカメの甲羅に似ているとことから、ムシカリは虫に食われて穴だらけになってしまうからだそうですが虫に食われないで綺麗なままの葉っぱも沢山有ると思います。

最後にチョット自信がないのですがアズキナシ、近くに本体が有ったかどうか?

今日29日あたりは里山にも紅葉が降りてきています今の時期はとても好きな季節です、また紹介します。


マタタビの実

2013-10-26 12:09:12 | 樹木

チョットピントが他所にいってしまいましたが今日の「マタタビの実」です。まだ熟しきれていない実ですがもう少しすると食べやすくなります、美味いという程の物ではないですが私はつい食べてしまいます。昔から旅人が疲れたらこれを食べて「また旅に出る」というところからマタタビだという話しがあります。ほんとかどうか知りませんが有名な話です。

もっとおいしい木の実は沢山ありますのでまたご紹介します例えば「サルナシ」とか「ハシバミ」とか「ヤマブドウ」とか「マツブサ」とかetc、、、、。

里山はおいしい秋を迎えています、ところが今年は天候が不順です、明日は「和賀仙人の峠の姥杉」に会いに行く予定です何とか雨は降って欲しくないものですが。


薪作り

2013-10-24 18:15:12 | 薪のある生活

薪づくりに大活躍する「薪割り機」です、昨年の秋にとうとう購入しました、23年間薪を集めてはチェーソーで寸法に切って木割という鉈の大きいので割ることをづっと続けてきましたが昨年チョット体調を崩したりして薪割りがちと体力的にきつくなったことも有り機械に頼ることになったという訳です。

この薪割り機はガソリンエンジン式で破砕力21トン、長さ60センチくらいまでの材料を割ることが出来ます。直径30センチくらいの太さもバリバリ割って行きます。

体力的にはほんとに助かります、なにせ年をとりましたから大げさですが命の恩人ならぬ恩割り機です。

因みに私の家はお風呂と暖房のストーブは薪を使っています。

ある人からの受け売りですが、薪に適している木の種類は①シデ②ナラ③サクラだそうです、ナラとサクラはなじみが有ると思いますが①のシデというのはあまり知られていないかもしれませんがカバノキ科のアカシデやイヌシデの事で材は緻密でとても硬い木です、私たちは「ソロノキ」などと呼んでいます。私が薪にしているのもこんな感じの落葉広葉樹ばかりです。


和賀仙人峠の姥杉

2013-10-22 18:09:33 | 巨木

和賀仙人の峠の姥杉は直径が約4メートル林野庁の「森の巨人百選」に選ばれている超巨木です。この写真は何年か前に撮ったものですが先日18日にしばらくぶりに会ってきました。だいぶ腐朽が進んでいるようですが相変わらず天を突くようにそびえ立っていました。

今度の日曜日10月27日花巻市東和町の「とうわ野鳥の会」でこの姥杉の観察会を予定しています。集合は午前8時30分東和町のコミニティーセンター前です、誰でも参加できますのでどうぞ。

しかしお天気が気になります、二つの台風が押し寄せてきそうです姥杉には軽く40分ほどですが山を登らなくてはなりません、急な斜面も少しありますから雨では考えてしまいます、何せ参加者の安全が大事ですから。


心機一転再チャレンジ

2013-10-21 20:07:58 | 日記

以前「イーハトーヴ里山の樹木ウオッチング」というブログを5年ほど書いていましたが震災を体験して心が折れたというか気持ちが萎えたというかしばらく書いていませんでした。それでももう一度始めてみようと思い重い筆をとりました。

今日は晩秋にしては生暖かい1日でした。愛犬のたまちゃんを病院へつれて行き注射をしてもらいました。それから半年以上前に頼まれていた太い林檎の木の皮むきをしました。伐採した林檎の木を思い出のために何かにして欲しいという事でしたが、忙しいのとイメージがわかないのとでただ工房の前にころがしていました。

樹皮を剥いている中でようやくイメージがわいてきました、依頼者の顔が浮かんで『早く作れ!』と言っています。