イーハトーヴの里山の自然と生活

岩手県の里山に住んで自然を愛し生活を工夫し楽しんでいます。

人首町

2014-02-27 17:38:23 | 地元

私の家の近くにある観音様です、人首山ノ上観音、チョットびっくりとする名前ですが「ひとかべやまのうえかんのん」とよみます。

名前の由来ですが、約1200年以上も昔この地域に人首丸(ひとかべまる)という名前の蝦夷(えみし)がいました、その人首丸は中央政府から坂ノ上田村麻呂が蝦夷征伐にやってきました、大森山にたてこもったもののとうとう殺されてしまったという話しです。

岩手県南部には坂上田村麻呂と地元の豪族が戦って敗れたという話しが沢山残っています。

人首(ヒトカベ)という町は岩手県奥州市江刺区米里という地域の中心の町です。


春の兆しⅡ

2014-02-25 22:32:46 | 樹木冬芽

ようやく寒さの底を脱したようだ、まだまだ朝の気温はマイナス5度から7~8度というところですがあの締め付けるような寒さはなくなったような感じです。しかし安心は禁物で寒さの戻りと言うのがあるのです。

そろそろヤナギの木の芽も吹き始めます。

写真は「バッコヤナギ」=ヤマネコヤナギ

これはヤママユガ科のウスタビガの繭です、もう中身は空っぽですが。この繭からはとても貴重な絹糸が採れるそうです。

話は変わりますが、日本政府は原発再稼動の姿勢をあからさまにしてきたようです。原発を「重要なベースロード電源」と位置付けることを決めた。ヒトラーアベはそれを3月中に閣議決定するそうだ。原子力マフィアと蛆虫どもが祝杯か。


高濃度汚染水100トン漏出

2014-02-23 17:57:30 | 震災と原発事故

福島第一原発の汚染水タンクから約100トンの高濃度汚染水が漏出したというニース、漏れた水は放射性ストロンチュウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2億4千万ベクレル検出された。

記事では「汚染水の大半は周囲の土壌にしみこんでおり海への流失はないという。」

京大原子炉実験所の小出裕章氏の「100年後の人々へ」という本では⇒放射性物質は土に捕まりながら少しづつ少しづつ海に流れている、一度海に流してしまえば一方で薄まったとしても一方では生物がそれを濃縮してゆく作用がありますのでこれから長い間汚染を引きずることになるでしょう。今福島第一原発の敷地の中は放射能の沼のような状態になってしまっているわけです。

海への流失は無いとか配管弁の操作ミスだとか、ベータ線で毎時50ミリシーベルトと高かったが透過力が弱いので比較的容易に防護できる。とか何か大変なことなのに大したことは無いとでも言いたげな感じを受けるのは私だけでしょうか?

それとも総理大臣が福島原発事故はコントロールされているという呪文にヤラレテイルノカ、?

近頃は原発事故のニュースもめっきり少なくなって、都知事選でも原発容認の候補が選ばれたり原発再稼動が暗黙のうちに決まりかけているような、何事ものどもと過ぎればということか!私は忘れないそして怒っている。


サイカチ

2014-02-19 11:19:52 | 樹木

また雪道で落し物を拾いました、サイカチの実ですマメ科、この間ニセアカシアの莢が落ちていたのを拾いましたがよく似ています、でも大きさはだいぶ違います。

中の種を出してみました。

川の岸とか原野に生えていますがたまに神社などの庭に植えられたりもしています。

昔この莢を石鹸の代わりにしていたとか、女性の長い黒髪を洗うのにいいとか、漆塗りの器を洗うのに優しくてイイのだとか。ここいら辺では名前が短縮して「セガツ」などと呼ばれています、今はあまり見向きもされていないようですが、私は大木の下で育った幼樹を取ってきて庭にというか家の周りのそこらへんに植えています、2メートルを超えるようになり夏ともなるとカブトムシが沢山集まってきます。樹液が好物なのかよくは分かりません。

これは家のサイカチではありませんが。


春の兆し

2014-02-14 18:46:59 | 樹木

関東や西日本では大雪となり大変な事になっているようです、「雪国の人の大変さがはじめて分かった」などと表現する人がいました、でも都会の人ほど雪国の人は大変とは思っていないかと思いますが、全てを受け入れていると言ったほうがいいかな。

生活する上でいつも自然と闘いその自然に癒されそして自然を楽しんでいる。

春の兆しが

以前に紹介した常緑樹ではないけど冬に葉を落とさないで夏に枯れて赤い実をつけるジンチョウゲの仲間「ナニワズ」の花芽が膨らんでいました。この日は真冬日で昼にマイナス2度朝はマイナス11度くらいでした。