ワインの里・ブルゴーニュへ！～リヨンからボーヌへの日帰り旅２

冒頭の写真は、ボーヌBeauneの街一番の見どころ、「Hospices de Beaune」（オスピス・ドゥ・ボーヌ）の建物です。（ガイドブックによっては、「Hôtel Dieu」（オテル・デュー＝施療院）とも書いているようです。）

屋根の模様が本当に美しい！！

左端に見える、この井戸。

この豪華な井戸の飾りも、かなり珍しいものだそうです。

建物内部の見学は３０分～１時間くらいかかりますでしょうか。


病院の建物であったということで、両側にはベッドが並び、奥は礼拝堂となっています。上に並んでいる梁の端部が、龍？蛇？が火を吹いているような飾りになっているのが見えますでしょうか。

この時聞いた話ですが、ここに寄進された新酒のワインは、一年に一度、毎年11月の第3日曜日に行われる慈善オークションにかけられ、その収益金がこの建物の保全と、ボーヌ市立病院の施設設備費に当てられているとのこと。落札されたワインは、オスピス・ド・ボーヌの統一ラベルに落札者名を表示して販売でき、高値で取引が行われるそうです。
（参考：http://item.rakuten.co.jp/aben/c/0000000496/）

ワイン通の人なら恐らくご存知のお話かも知れませんが、私はここで始めて知りました

建物を一周して出てくると、土曜日の朝ということで盛大なマルシェ（朝市）が行われていました。

素敵な色のトマトやグレープフルーツも売られています。

ベーコン・ソーセージなどもたくさん売っていて、美味しそうでした！

さて、午後になり、２時間半くらいの「ブドウ畑とワイン工場訪問ツアー」に参加することにしました。出発地点は、ツーリストインフォメーションの前。

ワンボックスカーに、たまたま日本人の親子連れの方とご一緒して計６人で出発です。

車は、ボーヌの街から丘の上を目指して走っていきます。

そしてブドウ畑の上からボーヌの街を見下ろした景色がこれ！！

意外にブドウの木の背が低いのに驚きませんでしたか？
これは、機械で刈り込みを行うためだそうです。ただし、高級ワインの場合には収穫は手で大事に一房一房に行うとのこと。

間近で見るブドウ（刈り取り後でも少し残っている）はこれ。

いくつか食べてみると、ほのかに甘くて美味しかったです。

ここからさらに車で、周辺のワイン産地の街を巡ります。
はじめはPommardポマールという小さな街から、Savigny-lès-Beauneサビニー・レ・ボーヌという場所など、数箇所を回りました。

途中の街の役場の建物も、やはり屋根の模様がこんな感じになっていました。


その後、小さなワイン工場を訪問。樽から直接…とはなりませんでしたが、５種類ほどのワインを次々試飲する贅沢をすることができました。

これまでワインにはずぶの素人だった私も、こうして飲み比べると自分の好みを考えたり、生産年や生産地でかなり味が違うことがわかり、とっても勉強になりました！！

その後、黄金色に輝く夕暮れのブドウ畑を見ながら、街へと戻りました。

天気に恵まれて本当に良かったです！

お土産は、ブルゴーニュワインの当たり年と言われる2005年のプルミエ・クリュ（のランク）のワインを１本１７ユーロで購入しました。飲むのが楽しみです！！

最後になりましたが、ボーヌの観光局のサイトはこちらです。

では、今日の記事はここまでです。

また次回の記事をどうぞお楽しみに♪

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