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a lice の趣味(酒味?)のブログ

悪路王伝説(達谷窟)

2024年09月05日 07時04分06秒 | 観光等
折角、温泉(悠久の湯)に入り気持ちも体もサッパリとしたのだが・・・
まだまだ、時間に余裕がある・・・と言うことで毛越寺から厳美渓に行く途中の・・・
悪路王伝説で有名な摩崖仏の北限でもある・・・達谷窟毘沙門堂へ・・・

この社殿は、約1,200年前に蝦夷の悪路王などが住み着いていた場所・・・
その後、朝廷は、東国進出のため・・・坂上田村麻呂を大将に命じ・・・蝦夷の悪路王などの征伐を命令・・・
平定後、坂上田村麻呂は、この勝利は毘沙門様のご加護と思い・・・清水寺を模して108体の毘沙門天を祀り・・・
この地に窟毘沙門堂を建立・・・

  

これが「達谷窟」なのである・・・折角なので、メタボオヤジも拝観してみました・・・
窟の受付を通り鳥居を潜ると・・・珍しいものを見つけた・・・それは、ヒョウタンボクと言う絶滅危惧種らしいが・・・
美味しそうに見える赤い実を付けた樹木・・・実は、トリカブトにも劣らない毒性があると言う・・・
※受付にて伺いました・・・(本当かどうかは不明です・・・)

  

おおぉ~い・・・いかんだろう・・・こんなのを普通に栽培してちゃ・・・と思ったが・・・
言われなかったら好奇心旺盛なメタボオヤジは食べていたかも知れない・・・
観光よりも、どちらかと言うとこのヒョウタンボクの赤い実に気持ちが・・・(鬼嫁にでも食べさせてみようか?・・・(笑))

  

  

  

その後、社殿を見学したのだが・・・受付嬢曰く・・・この巌の奥には・・・気仙沼まで通じる洞穴があるのだと言う・・・
でも、その扉を開けられるのは・・・住職だけなので真偽の程は不明だと言う・・・
でも、誰が考えても・・・北上川の底を潜り・・・60kmもある気仙沼まで・・・そんな洞窟ある訳ないだろう・・・
この、おおほら吹きめが・・・

  

なお、この社殿の岩に描かれている阿弥陀如来(摩崖仏)・・・
前九年、後三年の役で亡くなった精霊の供養に造られたのだと言う・・・
年々、風化しているようだが・・・北限の摩崖仏としては、珍しいものらしい・・・
※ただ、坂上田村麻呂と藤原氏って・・・大分、時代が異なるが・・・後付けの良いとこ取りなのかも・・・
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