戦艦大和

宇宙戦艦ヤマトではなく・・・あの鹿児島沖の東シナ海の深海に眠る戦艦大和・・・
何故、世界最強と言われた戦艦が、いとも容易く撃沈されたのか（易くは無かっただろうが） ・・・

実は、その敗戦の背景には、そもそも日本の戦争戦略に大きな誤りがあったからのようだ・・・

なお、この戦艦大和は、４０㎞も離れたところから敵艦を砲撃出来る４６㎝の主砲を３基９門も搭載されたもの・・・
そして戦艦のスピードは、全長２６３メートルもの大きさにもかかわらず・・・２７ノット（時速５０㎞）も出せたようだ・・・
※現代の戦艦でも３０ノットが一般的なので・・・当時の性能としては素晴らしいものだったのだろう・・・

しかし、結果的には、その実力を発揮できなかったことが大きな敗因だったのだが・・・何故・・・

　　

それは、どうも過去の戦争経験が原因であり・・・日清戦争や日ロ戦争における勝利に端を発していたようだ・・・
当時は、戦艦と戦艦の戦い・・・そのため日本は、その経験を生かし・・・世界に類のない巨大な戦艦大和を建造・・・

しかしアメリカは、戦争における主体を戦艦（海）から飛行機（空）においたため・・・
結果、戦艦大和は、空からの攻撃に耐えられず・・・と言うことだったようだ・・・

　　

メタボオヤジは、戦争に興味があるのではなく・・・何故、更なる先を見据えられなかったかに興味があるのである・・・
過去の勝利に満足し・・・新たな発想をしなかったことによる敗戦・・・
これは、企業における営業活動等の成長戦略とも共通しているのではないだろうか・・・

時代における需要等の変遷を予測せず・・・過去の経験だけに拘る・・・非常に難しい課題ではあるが・・・
過去だけに囚われるよりも・・・新たな発想と行動が求められるのが現代ではないだろうか・・・