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a lice の趣味(酒味?)のブログ

芝離宮

2022年03月28日 03時32分40秒 | 観光等
先般、東京都が管理する庭園の清澄庭園を訪れ・・・その庭石の偉大さに感動したことから・・・
今回は、近場のJR浜松町駅の“芝離宮”へ・・・駅の高架橋をくぐり抜けると右手に入口が見えてくる・・・

  

  

受付にて65歳以上70円、未満は、150円の入園料を支払い・・・早速、庭園内に入ってみると・・・
庭園の上空には、高層ビルが360度見渡す限りにそびえたっている・・・

  

それだけ庭園が狭いのと・・・都内の中心地にあると言うことなのだろう・・・
ちょっと庭園としては、違和感はあるがと思いながら・・・早速、庭園内の池の畔を左回りに巡っていくと・・・

灯篭の側には、池への海水の取水口があるが・・・現在は、堰き止められ・・・淡水の池となっている・・・
そのためなのだろう・・・池には、コイが悠々と泳いでいるが・・・よく見るとボラも・・・
多分、取水口が開いていた時代に入り込み取り残されたボラが代々住み着いているのだろう・・・

  

更に歩みを進めて行くと・・・九尺台(九盈台)と言う庭園の全貌を望める小高い丘があり・・・
明治天皇が登った時は、ここから海原や漁師の漁業をする様子を眺めることが出来たと言うが・・・
今では、庭園内の中島やこれらを取り囲むビル群だけを見ることができる・・・

  

  

なお、この庭園の始まりは・・・唐津藩主の大久保忠朝が老中になったことにより徳川家より拝領したもの・・・
その後、上屋敷を建立するなかで・・・代々務める小田原藩から造園師を呼び材料も持ってきて造園・・・
そのため小田原の根府川山、大島、更には故郷の唐津山を模して造園されているようだ・・・

  

また、その先には、忠朝が戦国武将の松田旧邸の門柱にて茶室を作ったと言う石柱が残っており・・・
ここからは、池の中に作られた石橋や中島を見ることができる・・・(風流かな・・・)

  

  

そしてその先の池の畔には・・・枯滝の石組みがあり・・・
更にその先には、この庭園のメインなのだろう・・・雪見灯籠を見ることができる・・・

  

  

  

  

また、池の畔の松の木には・・・何故か“雪吊り”が施されていたが・・・
当時は、それだけ降雪があったということなのだろうか・・・と解説をみると・・・
どうも、明治になってから冬の景色を飾る装飾として始まったようだ・・・

一方、その“雪吊り“の根本には、”シャリンバイ”の花が咲き・・・池の畔では、ユリの蕾を見ることができたが・・・
そもそもシャリンバイは4月頃の花・・・また、ユリは、7月頃の花だと思うのだが・・・
それだけ、現代の気候は暖かくなってきたと言うことなのだろう・・・
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