［出雲大社］神門通り商店街

久しぶりに出雲大社へ行ってきました。
平成２０年４月に仮殿遷座祭から５年間の歳月をかけ、今年の５月１０日に本殿遷座祭が執り行われた出雲大社は、平成の大遷宮を祝いその後も奉祝行事が行われています。

最初に、門前町の神門通り商店街を紹介します。
　　

　　
神門通りは、出雲大社への参詣道として約１００年前（１９１３年）に開設され、かつては旅館や土産物店が軒を連ねて賑わっていました。

しかし、モータリゼーションの進展に伴う通過型観光（出雲大社直近の駐車場に駐車し、参拝だけして帰る。神門通りは素通り。）への転換などにより、かつての賑わいが失われ、空き店舗が目立つようになりました。

平成の大合併で、出雲大社のある大社町は出雲市と合併し、人口も増え、行政が積極的に介入して神門通りの再開発がスタート、更に出雲大社の平成の大遷宮行事で話題を集め、全国から観光客が訪れるようになったそうです。
これを受けて、市内外から空き店舗や空き地を利用した土産物店、飲食店などが急増、商店街も活気づきました。

直近で訪れたのが数年前、それまでも県外の友人や家族で何回も行ったことはあります。
確かに、私も特に意識もせずに車で素通りしていた神門通りは、松の並木とアスファルト舗装道路だったような記憶があり、商店街があるとは気づきませんでした。

今回訪れたときは、車道もブロックが敷設され、松の並木も一部を除いて除去、電柱も地中化されたようで、周辺も明るくなったように感じ、商店街があるのだと車で通りながら認識できました。
新しい商店も建ち並び、人通りも多く、以前とは違った雰囲気となったように感じました。

また、大学駅伝の幕開けを飾る出雲全日本大学選抜駅伝競走（出雲神伝）もここからスタートします。
スタート直後を走るこの神門通りは、テレビで皆さんもご存じの光景だと思います。
　　

　　
　　

　　
　　

　　
　　

　　
　　

　　
鳥居前をスタートした大学駅伝は、この神門通りを駆け抜けていきます。
　　

　　
　　

　　
ここの店で昼食を食べました。入るときは行列がなかったですが、店を出たら行列ができていました。
私は３色割子そばを食べましたが、そばは体が受け付けない連れは、「スサノオラーメン」を注文。
割子そばだけでは満腹にならなかった私は、少しそのラーメンを分けてもらい食べたら、おいしかったですね～。
年を取ったら味噌ラーメンは食べなくなった私も、おいしく感じました。
　　

　　　　
今回訪れたのは、ＧＷや帰省客が多い盆の期間、年末年始などではありませんでしたが、県内外からの車両ナンバーも多く見かけました。
また、整備充実された神門通り商店街も人の往来も結構あります。
恐らく、平成の大遷宮の祝賀行事がまだ続いているのが功を奏しているのかもしれません。
この祝賀行事は今年で終了するそうですが、出雲大社境内だけでなく、神門通り商店街にもこのような賑わいが続いてほしいですね。

次回は、出雲大社境内を紹介しますが、実は撮影順が逆になっています。
本当は、いつものとおり神門通りは車で素通り、鳥居突き当たりを左折し、いつもの駐車場に止めて、出雲大社境内を散策したのですが、その後初めて神門通り商店街を散策してみたのでした。
続く・・・