ねぇつば

愛隣チャペル、メビックのミュージカル「ねぇつば」のビデオを久しぶりに見てみる。
これ、個人的にかなりオススメのビデオです。
大雑把に書くと「人は何のために生きるのか、何が大切なのか」がテーマなのかな？

プロの劇団がやるようなミュージカルには及ばないかも知れないけど、
大切なのは、劇を通して「何を得たか」だと思う。
どんなに演技が素晴らしかったとしても、得るものが無ければ虚しいもの。
その点「ねぇつば」は得たものたくさん。大収穫。泣けます。
いろいろ考えさせられるミュージカルでした。
しかも、演じている子どもたちの声や表情が、すごく生き生きしてるんだよね。
こういうのでありがちな「やりたくないけど仕方なくやってる」といったカンジじゃなくて、
「やりたくてやってる」ってのが伝わってきます。

このビデオは、2004年12月25日に札幌市教育文化会館で上演されたやつを録画したものです。
当日、実際に見てきました。そのときのことをちょっと書こうかな。

実は、当日まで見に行くかどうか迷ってました。というのも、15年も前に行っていた教会だし、
知ってる人は居ないかも、と考えると少々心細くて・・・。
結局行ってきたわけですが。行かないで後々後悔するよりは行った方が、と思ったので。
当日は、開演時刻よりもだいぶ早く着いてしまったので、とりあえずチケットだけ買って
その辺をぶらぶら。
テキトーに時間を潰して会場に戻ってみると、さっきは係の人しかいなかったけど、ぽつぽつ来場者が。
ロビーで本とか売っていたので買う。前々から気になっていた「愛されるために生まれたのにね」ってやつを購入。
この日限定（？）サービスで、もう一冊別の本も付いてきた。儲けたよ。
ついでにパンフレットも買ってみた。パラパラ見てると、ナント知ってる人発見。向こうは私のことを覚えてないかも知れないけど。なにせ15年前だしねぇ・・・。

んで、さり気なく辺りを見回してみると、なーんとライフ○ンターの店員さん2人発見。
店長は愛隣の人っぽい。
開演間近になると、会館の大ホールでしたがほぼ満席だったと思う。
楽しみながら見ていると、私の左前の方からイビキが。
「（寝ないでよ・・・）」
少々ムッとしたけど、無視して鑑賞に専念。
すごく良かった。
終了後、ビデオも即申し込み。金額もロクに確かめないで申し込んでみたら意外と高くて
ちょっとビックリしたのは内緒。

後から知ったんだけど、ダンスとか歌とか全部愛隣オリジナルと聞いてビックリ。
これって、すごいお金かかってるはずなんだよね。教育文化会館のホール借りるだけでも何百万とか
かかりそう。にもかかわらずチャリティーでやってるし。
大げさに聞こえるかも知れないけど、2004年12月25日、今までで最高のクリスマスでした。