レオナール・フジタ展

　せんだいメディアテークで「没後４０年　レオナール・フジタ展」が始まりましたね。 さっそく見に行ってきました。
　今回の展覧会は80年ぶりに公開される群像画《構図》《争闘》を中心にフランスでの藤田嗣治の活動を年代別に紹介するもので、乳白色の裸婦像や宗教画が展示されていました。
　この展覧会の最大の目玉で所在が不明になっていた《構図》《争闘》は北海道立近代美術館の佐藤幸宏学芸第二課長のお話によると、群像大作を描くことで、欧州絵画の伝統に連なろうとし2年ほどの歳月をかけ完成させ公開したが当時はそれほど評価されなかったことに失望し、その後は公開することも人に話すことも無く幻の作品とされていたそうです。

　私のお目当ては《争闘》でも東京国立近代美術館所蔵の黒い背景の前で14匹の猫が入り乱れる≪猫（争闘）≫だったのですが、仙台会場には出品されていないのがとても残念でした。それを抜きにしても見ごたえのある展覧会でした。

大往生

　 「まぶしぃ～」

　今朝お猫がお空に旅立ちました。
　2月28日に家出騒動があり、その後は病院通いの日々で先生に「もって2週間だよ」と言われていましたが、1ヶ月がんばりました。
　大好きな母が起きてくるのを待っていたかのように、おはようの挨拶で母がお猫を抱っこした直後だったそうです。
　私はそのとき寝ていたので、生きているお猫とは前の晩にホットカーペットの上で体育座りしていた私の膝下にお猫が座り込んだので、しばらくそのままの姿勢で首をなでて過ごしたのが最後になりました。
　もっともっと長生きして欲しかったですが、輸液をしてもらいに病院へ行った直後の疲れた様子を見るのも辛くて、無理な延命なのか必要な処置なのか家族みんなが迷い続けた1ヶ月の病院通いでした。お猫が苦痛から解放されたことにホッとした気もします。

　　父とくつろぐお猫

初恋の人からの手紙

ふじ、元気？
もう彼氏にメガネをかけさせる衝動は治まりましたか？メガネをしてなきゃ男じゃないと言っていたふじをなつかしく思います。

おれのことが面倒くさかったのか、話し合いもせずふじが一方的に連絡を断った(*)あのころから、もう19年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

この手紙を書いたのは、特に用事や理由があるわけではないんだ。ただ昨日友達と会ってふじの話題が出たから、ひさびさに思ったままでも何か書いてみようと思って。びっくりさせたかな。

今思うと、うちらの恋愛ってひどかったなぁと思います（汗）。あのころおれはわりと嫉妬深くて、男子とよく話すふじにいつも文句を言っていたけれど、ふじは平気で「だったら女子に頼んでおくから自由に話せばいいでしょ」とおれに言い返していましたね。ふじの言うことはいつも正論すぎて、黙らされたのをよく覚えています。

そういえばふじにとって、おれが初恋の相手だったのかな？ふじは表情には出さないようにしていたけど、最初のころはやけにガチガチだった印象があります。今ごろ男慣れしたんだろうなぁと思うと少し切ないです。

まだ付き合いたててラブラブだったころ、ふじは「こんな幸せな気持ちになったことがない」と言ってくれましたね。あの言葉は忘れないけど、数日後にチーズたいやきを食べて同じセリフを言っていたときには、傷ついたものです。

今だから言えることだけど、おれはふじと付き合ったことを後悔していません。毒舌にあまり傷つかなくなったのも、女から説教されても聞き流せるようになったのも、ふじのおかげだと思っています。

いろいろ書いたけど、おれはふじが大好きでした。これからもふじらしさを大切に、それとそろそろ彼氏の財布からお金盗むのはやめて（笑）、これからもっと幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. 老人のニオイが好きって言ってましたね。今でもそうですか？

【短評】
タフで強気(**)。甘ったれた男性が受け付けらないが、依存されやすくもある。男性を「面倒くさい」と感じやすい(***)。

【あなたの恋愛事情を考察】
ふじさんは基本的に、何でも自分の力でなんとかしようとするタイプ(****)だと思われます。それによって獲得した能力は誇れるものですが、逆にその強さが男性を引き寄せません。いや、ふじさんにとってあまり恋愛感情が起きないような、ドキドキできない男性たちは引き寄せるようですが。
ふじさんは無意識に、甘える自分というのを封じ、人に頼らなくていい強い自分を目指していることと思われます。自分の中に「弱い自分」がいてはならない状態では、当然、他の人の中にも「弱さ」を感じるとイライラするのです(*****)。自分以外の男性が弱いとき、腹立たしく思うのです(******)。
その結果、自分よりはるかに器が大きい男性（完成品）を求めさまよい続けるか、ふじさんのほうに振り向かないような男性と恋愛しやすくなります。例えば「特定の彼女はいらない」という男性だったり、彼女持ちの男性だったり。
ここから言える、ふじさんにありそうな問題点を列挙します。
◆素直に甘えられないので、男性と対立的になるか、男性がヘコむ。
◆弱い男性は生理的に受け付けない。彼氏が弱ると冷める(*******)。
◆消去法の結果、「悪い男」との恋愛率が高まる。

http://letter.hanihoh.com/ ←をやってみたのですが、思い当たるところが多すぎて大ウケ。性別・生年月日・7問の簡単な設問に答えるだけなのですが、(*)～(*******)がまんま当てはまりました。
(*) 別れたくなったら着信拒否&メアド変更だよね。話し合いとか面倒くさいし。
(**)体力と気の強さは自信あるなぁ
(***)あるある
(****)基本スタンス「自分の事は自分で」だし、それでなんとかなっちゃうし　
(*****)同性には思わないけど、男性に対しては割りと思う思う。あっ、でも学校出てすぐ位に地元の友人から「職場の人からねずみ講に誘われてるんだけどなんて断ったらいい？」と相談をされて「はっきり『必要ありません』って断ればいいじゃん」って答えて「藤娘みたいに強くないから言えないよ」って泣かれたとき「だったら私に相談するな！」ってキレたから同性に対しても厳しいかも。そして自分には甘い。
(******)gigiが体調不良や仕事の失敗をいちいち電話で報告してくるのをイライラしながら聞いてますもん。一人暮らしで、自営業だから他にしゃべる相手がいなくて、解決策を私に求めてるんじゃない（ただ聞いて欲しいだけ）って分かっているけど聞いててイライラします。機嫌のいいときは我慢して「大丈夫ぅ？」「大変だったねぇ」って聞き流してあげられるけど、疲れてるときにこんな報告されたら、「素人に言ったって何にもしてやれないんだから病院行きなさい！明日絶対行きなさいよ！」ってキレますもん。
(*******)自分のことでいっぱいいっぱいなので、人の面倒まで見てる余裕が有りませんのことよ。

猫の近況

　2月22日、猫の日なので我が家のお猫のことを。

　'91年の春、当時東京に住んでいた姉が横浜のお友達のところへ遊びに行く途中、ドロドログチャグチャのお猫を保護したものの飼い方が分からず、初めは猫飼い経験者のお友達宅で養育してもらい、夏から我が家の一員となったお猫。今年で18才のおばあちゃん猫です。
　今まで元気ハツラツ、天真爛漫、暴れはっちゃくだった彼女も昨年の夏以降食が細りだし調子がよさそうだなぁって日もあれば食事もせずに寝てばかりの日があったりと一進一退。
　1月に入ってからはますます食が細り、もともとほっそりした体（毛に隠れていますが、実はとってもお痩せさんなのです）がますますスレンダーになり毛を撫で付けなくてもお腹やお尻のお肉がげっそり減っているのが分かるくらいに痩せてしまいました。

　病院に連れて行きたくても車～病院～車の間中声が枯れるまで鳴き続ける性格を思うと体力を奪ってしまいそうでなかなか病院に連れてゆく決断をしかねていましたが、先日ようやく思い切って病院へ連れて行きました。

　診断は「歯槽膿漏」。お口が痛くてご飯を食べる事が出来なかったのです。
　言われてみれば、口臭もあったし、顔を右に傾けてカリカリを噛み砕いていたのは痛む左側に負担をかけないよう彼女なりの工夫だったのかもしれません。
　歯槽膿漏の治療は麻酔を打たなければならないそうで、獣医さんに「顔は若くても後期高齢者だから麻酔は使えないし、自然に治るのを待つしかない」と言われお薬もなし。

　でも原因が分かったので、歯に負担が少なそうなウェットフードを10年以上ぶり（※我が家では以前獣医さんに勧められて以来カリカリ中心の食事でした）に与えたとこと食欲復活☆　ごめんね、もっと早くに気付いてあげてれば良かったね。。。
　いまどきのウェットは高齢猫向けのがあったり、歯の弱った猫用にムースやおかゆになっているものがあったり、とても進化しています。　　

行ったことのある都道府県（５） 中国・四国・九州・沖縄

鳥取
　・毎年鳥取在住の友人から美味しい梨を送ってもらっているのに
　　訪れた事が無い。
　　植田正治写真美術館がおすすめらしいのでぜひ行ってみたい。

島根
　・未踏
　　出雲大社か伊勢神宮で迷ったんだよなぁ。。。

岡山
　・大原美術館

広島
　・学生の頃、両親と
　　初めて新幹線のグリーン席に乗せてもらった。
　・広島の牡蠣は大振りで見た目に違和感を覚える。
　　でもカキフライはすごく美味しかった。
　・ひろしま美術館
　・原爆ドーム、広島平和記念館

山口
　・クラス旅行で萩・津和野へ
　　とても楽しくて、しばらくの間「萩津和野ツアー」という言葉が
　　流行した（クラス内限定）。なのに10数年たった今、何を見て
　　どう楽しかったのかさっぱり思い出せない。民家の庭に夏みかん
　　が生っていたのは東北人には衝撃的だった。
　・山口県立萩美術館

四国・九州・沖縄
　未踏

　家族で私だけ全国制覇できていない（父・姉　出張＆旅行で制覇。母は自称「旅行だスキーだって遊んでたら結婚が遅れた」人）。
　うちの家族は見たい＆食べたい欲求が強いからがんばって稼いでんのっしゃ。

行ったことのある都道府県（４） 近畿

滋賀
　・学生時代、湖西にお住まいの教授を訪ね琵琶湖へ泳ぎに連れて行って
　　いただいた。
　　後輩が古式泳法を習っていたということで、横泳ぎや立ち泳ぎを
　　披露してくれた。　
　・滋賀県立近代美術館
　・学生時代には無かった佐川美術館、MIHO MUSEUMへ行ってみたい

京都
　・京都市内の大学へ進学したため4年間過ごした。
　　1年目は学校の1回生しか入居できない寮で過ごし、2年目からは
　　アパートで一人暮らし。
　　2回生の冬、阪神淡路大震災にあう。私自身に被害は無かったけ
　　ど辛い思い出。
　・南座
　・河村能舞台
　・京都観世会館
　・京都国立博物館
　・京都国立近代美術館
　・京都府京都文化博物館
　・京都府立堂本印象美術館
　・京都市立美術館
　・京都市考古資料館　博物館実習をさせていただきました
　・泉屋博古館
　・鞍馬山博物館
　・白沙村荘 橋本関雪記念館
　・相国寺承天閣美術館
　・野村美術館
　・東寺宝物館
　・風俗博物館
　・大丸ミュージアムKYOTO
　　高島屋で開かれる展覧会も美術館クラスで面白かった。
　・アサヒビール大山崎山荘美術館
　・細見美術館
　出不精の割りにあちこち見てまわれたのは課題やなんかで自分の好き嫌い
　に関わらず展覧会や寺社仏閣に行かなければならなかったから。
　当時に今の性格だったらもっと色々な物を見てまわれただろうに。残念。
　とか言いながら、卒業後に京都に遊びに行っても友人たちとおしゃべり
　ばかりで観光はろくにしていないのですけどね。。。
　
奈良
　・奈良国立博物館
　・奈良県立美術館
　・奈良市写真美術館
　・奈良そごう美術館（閉館→奈良市美術館）

三重
　・去年の夏、姉と伊勢神宮へ。そのときのブログ

和歌山
　・ゼミ旅行で南紀白浜へ。
　　リアス式海岸を見慣れていると、見渡す限り水平線が続く海は新鮮!
　・アドベンチャーワールド
　・道成寺　←安珍・清姫伝説の道成寺です。
　研究とか卒論とかは関係無しの観光旅行。教授は私たちに交代で運転
　させるつもりで免許の有無を確認し車をレンタルしたのですが、結局
　全行程を高齢の教授に運転させるふてぶてしい学生でした。
　みんなペーパードライバーだったのです。。。

大阪
　・国立民族学博物館
　・国立国際美術館
　・大阪日本民芸館
　・大阪市立美術館
　・サントリーミュージアム天保山
　中ノ島の歴史的建物郡をゆっくり見てまわりたい。
　大阪市立近代美術館が開館したら絶対に行くぞ！

兵庫
　・卒業式の翌日gigiに中華街に連れて行ってもらった
　　横浜のに比べると小ぢんまりしたイメージ
　・社会人になってから姉と二人旅で神戸を訪れたことも
　　異人館めぐりは震災前に行っておけばよかった。
　・兵庫県立美術館
　・神戸市立博物館
　　

ライオネル・ファイニンガー

　宮城県美術館で『ライオネル・ファイニンガー展　光の絵画　20世紀の巨匠　待望の回顧展』を見てきました。

　絵画作品を見ながら色使いや雰囲気がカンディンスキー、パウル・クレーなど宮城県美術館の常設展でよく見る作家の作品に色使いや雰囲気が似ているなぁと思いながら解説を読んだところ「青騎士」という芸術グループで一緒に活躍していたそうです。他に楽師の描き方からシャガールや、引き伸ばされたフォルムの男性から竹久夢二なんかも思い浮かべていたのでこの画家とも影響したりされてりってあるのか気になりました。　
　ファイニンガーが1906年にアメリカの『シカゴ・サンデー・トリビューン』に連載していた漫画「キンダー・キッズ」も日本語訳とともに展示してありました。登場キャラクターのジャパンスキー（機械仕掛けの人形）がロシア人に「日本人だ！」と捕まえられる場面なんか日露戦争が終わったばかりの時代も感じられて面白かったです。


　
　この日はなぜか美術館にいるときも「シャガールに似てるって思ったけど、シャガールファンのグルメ夫人ならどう見るかなぁ？」とか、美術館の後に寄った藤崎の大九州展（物産展）で以前夫人から教えてもらった梅枝餅売り場に並びながら「夫人は買ったかなぁ？」「まだセール期間中で忙しいかな？ご飯食べに行きたいなぁ」とやたらと夫人の事ばかり考えていたのですが、そんな日の夕方に彼女の訃報を受けました。
　不精者のわたしはいつも夫人からの連絡を待つばかりで、会いたいと思いながら連絡せずにいた事をとても後悔しました。それと12月に夫人から食事の誘いがあったとき北海道行きが控えていたので断っていたので、彼女とは10月の末に会ったきりとなってしまったこともとてもとても後悔しました。
　悲しさと後悔で気持ちがいっぱいで、お通夜や告別式でも私以上に悲しんでいるご家族の皆さんへの思いがいたらずただただ泣きじゃくってしまいました。お別れの言葉も「安らかにお眠り下さい」といった大事な言葉も述べずにゴメンネ。でもそれを言ったら本当に遠くへ行ってしまいそうで、もう会えなくなる事を認めるのがつらくて言いたくなかったのです。謝って言い訳したいのに伝える方法が分かりません。
　優しい旦那様とご家族の事、美味しい物、楽しかった事、いつも明るい話題を華奢な体いっぱいに表現し、ネガティブな事は相槌程度のグルメ夫人。年上の私よりはるかに人間ができてて、外見も中身も乙女な彼女と、がさつでおっさんよりおっさんらしい私が同じ職場で出会って仲良くなったのは奇跡みたいなもので、あの世とか来世とかでまた出会うことができるかとても心配です。
　Ｍねえさんの「私たちがあの世に行くとき『まだ来ないほうがいいですよ』とか『こっちは楽しいですよ』って先導してくれるよ」という言葉を信じて、次に会った時にいろんな話題を提供できるようにこれからを過ごしていきたいです。

今年最後の北海道

　年末のあわただしいなか北海道へ行ってきました。
　※急に行く事になったせいであわただしくなったとも言える。

　出発した26日はこちらも朝から雪で自宅から仙台まで出るのも危ぶまれるような状態。昨日まで降っていなかったのになんで今日降るのよ～ぅ、と仕事をしている振りをしながら航空会社のサイトで運行状況をチェックしていると千歳空港は暴風雪で出発便も到着便も欠航が相次いでいるし…
　でも、夕方になって乗る予定の1本前の便が飛び立ったのを確認し、空港へむかってみると、予約していた便は10分遅れながらも出航しました！さすが道産子AIR DO。しかも、前の便より先に到着♪

　あいかわらずgigiの景気は世間以上に厳しく、車検代をケチっているため遠出もせず、滞在中の外出先は大丸とステラプレイスの映画館（K-20とレッド・クリフを見ました）のみ。外食もせず、食材を買ってきて互いに最近覚えた料理をお披露目したりとそれはそれで楽しかったのですけどね。
　　　gigiおすすめじゃが豚。
　餃子の具がじゃがいもが原料のお餅（澱粉餅？）でくるまれています。カブ・豆腐・白舞茸・ネギと白尽くしの豆乳鍋で食べました。
　澱粉餅と言えば、以前テレビの鉄腕!DASH!で北海道の郷土料理として紹介していたカボチャ団子のお汁粉。簡単で美味しいので我が家では高評価だったのですがgigiにはイマイチ不評。
　gigiに好評だったのは、鶏肉とジャガイモのなんっちゃってコンフィ。お鍋に４つに切った皮つきじゃがいも・同じくらいの大きさに切ってしっかり目に塩コショウした鶏腿・ニンニク・ローズマリー・オリーブオイルをドボドボッと入れ、弱火で30分くらい加熱するだけ。ダッチオーブンを使えばもうちょっと時間短縮できるかも。

　帰りも千歳空港は発着便の遅れ続出で「もうちょっと北海道にいれるかも」って思ったのに、予約していた便はすんなり定時に出航してくれました。

塩釜

　元旦まで待てず（？）、塩竈神社へ家族でお参りに行ってきました。
　　
　この日は午前中はとても暖かかったのですが、午後から曇りだし3時過ぎには雪が降り出しました。そんななかけなげに花を咲かせる冬桜。
　　
　年賀状に使おうかと撫で牛の写真を撮ってみたり。たぶん今年も不精して1枚も出さないんだろうけど・・・
　　

　お社の後ろにまわってみると巨木が上のお社に向かってななめに伸びていました。
　　
　あまりに立派な木なのでちょうど近くを歩いていた神職の方に何の木かうかがってみると「種類は分かりませんが、“イボ神”としてまつられてます。お供えした箸でイボをなでるそうです」とのこと。だから木の根元に沢山箸が置いてあったのね。（コンビニでくれるビニールに一膳ずつ入った割り箸だったからお花見の時にでも酔っ払いが置いていったのかと思ってました）。姉はお箸で体をなでたそうにしていましたが、アトピーはイボと違うと思うよ。そして私の顔を見ながら「そのホクロも取れるんじゃない？」とか言わなくていいから。顔のホクロ嫌いじゃないもん。

　で、しらはたへ。
　　　
　いつもはおまかせコースですが、単品にして見ました。他に生牡蠣とか蛸の桜煮とか握り以外のもイロイロ食べました。
　それと初めて浦霞のお寿司屋限定を飲みました。けっこう甘口。
　春にグルメ夫人達と訪れて以降、お寿司を食べに行くときはここにばかり来ています。
　初めて家族で食べに行ったときに、大将のお父さんは大崎（三本木）出身ということで話が盛り上がり、味はもちろんそれ以外でも家族のお気に入りになりました。
　
　お品書きの字は全て大将の手書き。
　
　↑話の流れで書いていただきました。この字で書けないと塩竈市民にはなれないそうです。画数の多い漢字は苦手です。。。

行ったことのある都道府県（３） 北陸・東海

富山
　・未踏
　・白川郷へ行ってみたい

石川
　・家族旅行で金沢に行った
　　家族は宮城から、私は京都から出発し、それぞれ観光して夕方に
　　ホテルで合流する予定が、兼六園へ向かう途中の道でばったり遭遇。
　　まだ家族の誰も携帯電話を持っていない時代だった。
　・石川県立美術館　高校生のとき鴨居怜のドキュメンタリーを見てから
　　作品を見てみたいと思っていたのが叶ってうれしかった。

福井
　・未踏

静岡
　・初静岡は、宮城県少年の船に参加しての登呂遺跡見学、富士登山
　・大学の寮にいた頃、仲の良かったこの多くが静岡出身だったので
　　よく遊びに行った
　・ＭＯＡ美術館
　・池田20世紀美術館
　・静岡県立美術館・ロダン館
　・資生堂企業資料館・アートハウス
　　ここだけを見る為だけに「こだま」に乗って掛川で途中下車してたなぁ。
　
愛知
　・初名古屋は学生のとき、御園座で玉三郎・勘九郎の『鰯売恋曳網』を
　　見るため。舞台だけ見て観光はせず。
　　今は貧乏性で出たら色々見て回れるだけ回るのに、当時は超出不精で、
　　目的を果たしたらさっさと帰る性格だった。
　・二回目は今年の夏に姉と。「文化のみち」超ぉ～楽しかった。
　　また行きたい！
　・ノリタケミュージアム
　・愛知県美術館
　・明治村

岐阜
　・未踏