10月釣り

「鰊御殿見に行こうか？」
7月に鰊御殿近くの祝津漁港で釣りをしたときからずーっと鰊御殿を見学したいと思っていたのでgigiのお誘いに大喜びで車に乗り込む。
でも、途中釣具店でイソメとオキアミを買ったりしたから『また遠くから眺めるだけ？』って心配になったりしたけどちゃんと鰊御殿到着。
　　
高島岬の上に建つ小樽市鰊御殿（旧田中福松邸）からは石狩湾をぐるぅっと一望できて、特に二階の客室は日当たりも眺めも良くていい感じ。でも、ここに生活するのはシケのときなんか風がもろにあたりそうでキビシイなぁ。それにこんなに大きな家なのにお庭もないし。もらったパンフレットによると、この建物は泊村から移築されたものでもともとこの岬の上に立てられていたものではなかった。どうり。
そしてなんだかこのお家『御殿』にしては地味。
確かに梁や柱は立派な木材がふんだんに用いられているんだけど、『御殿』と言う言葉から想像したような意匠を凝らした欄間彫刻や襖絵は無い。
　　　　　　　　　　　
鰊御殿を出て、下の駐車場に戻る途中おたる水族館の海獣公園が海に隣接してるのがおもしろいなぁと見ていたらトドのショーがはじまりタダでショーを見てしまった。
本当は水族館の中にも入ってみたかったんだけど、gigiが釣りをしたくてソワソワしているのが分かったので祝津漁港へ移動し7時過ぎまで垂らし釣り。
小さなソイやカサゴばかりだったけど、飽きる間が無いくらい数は釣れたので楽しかった。

相馬 → 原町

福島県の海沿いをドライブしてきました。
ボディボードに夢中だった時にたびたび相馬や原町は訪れていたのですが、だいぶご無沙汰してます。
目的地は南相馬市のはらまちシーサイドパーク。「２００６Ａ・Ｓ・Ｐ　ＷＱＳ（ワールド・クオリファイ・シリーズ）２スター」の決勝が行われているはずです。
とは言っても最近釣りに夢中な二人ですからまっすぐは向かわず、相馬港の釣公園をチェックしながらのんびりドライブです。
釣公園からは松川浦大橋を渡り日本の渚百選にも選ばれた大洲海岸を通って、あとは県道74号線を南下して行けは原町にたどり着けるはず。が、74号線を少し走ったところで「この先通行止め」！車の誘導をしている方に原町へはどうやって行けばよいのか聞くと国道6号線を行けとのこと。
大分遠回りしたけどタイミングよく決勝戦の始まる直前に大会会場到着。ファイナリストの4名は全員日本人。田中樹プロ以外の3人は左側に固まっていて波選びが難しかったのかな？田中樹プロは一本目からチューブが決まって（かっこよかった）圧勝という感じでの優勝でした。

一心 → ラーメン国技場

温泉で肩こりをほぐした後は再び仙台に戻り久々に一心に行ってきました。
伯楽星を飲みながら、お通しはお刺身の三種（ほたて、えび、まぐろ）盛り。それと三陸産牡蠣酢とカワハギのお刺身を注文。
　　　　　　
カワハギはうろこがなくて目の細かいサンドペーパーのようなザラザラした肌をしていて、gigiが名前の由来にもなっている皮がいっぺんに剥がせるところを頭のところに残った皮を剥いで見せてくれた。
それがおもしろかったのとお刺身が美味しかったので、「今度釣りに行くときはこれを釣ろう！」とgigiに提案してみたけど、カワハギは船で行かなければないような深いところに生息している魚なので堤防や消波ブロックからは狙えないとのこと。それに口が小さいので針を飲み込まずに上手にエサだけ取ってゆくか、針まで口に入れた場合でも丈夫な歯で針を噛み切ってしまうからそうそう簡単には釣れないとのこと。残念。

途中から焼酎に切り替えたgigiがいい感じで酔っ払ってきたのでラーメン国技場へ行きたいと持ちかける。読み通り酔っ払ってダイエットのことを忘れたgigiは即O.K
初めて入ったラーメン国技場はオープンして3年もたつせいか聞いていたよりずーっと閑散とした感じ。背脂こってり系が食べたかったので以前雑誌でチェックしていた燕三条背脂ラーメンの「らーめん元」へ。岩のりらーめんとエビワンタンめんの食券を買って入店。
スープはなにか焦がしたものを入れているような焦げっぽい味と生の玉ねぎを刻んだのがトッピングしてあるので背脂のくどさは思ったほど感じなくて良い感じ。（極太の麺は硬いなぁと思ったけど）
　　　　　　　　
ここでちょっと酔いが収まったgigiから「ラーメンは添加物をいっぱい使っているからしょっちゅう食べちゃダメよ」と注意が入る。でも、gigi以外の人とラーメンを食べに行くことってめったに無いからgigiが酔っ払っていなければ大丈夫だよ。

栗駒田園美術館若林分館→仙台市博物館

gigiが仙台に遊びに来たのでリクエストの牛タンをエスパル地下のきすけで食べてから美術館巡りスタート。
まずは仙台市地下鉄の季刊リーフレットで紹介されていた栗駒田園美術館若林分館へ。ここは個人の美術館で分館といっても本館は実在せず館長の心の中にあるそうです。紹介の文章に載っていたコレクション内容から瀧口修造や澁澤龍彦とか好きなコレクターなんだろうなぁっと思っていたらやっぱり瀧口修造と澁澤龍彦の写真も展示されていました。作品の他に画集や写真集も閲覧させてもらえます。
それから、仙台市博物館へ大江戸動物図館を見に移動。
gigiは新しめの美術（いわゆるアート）は好きなんだけど、歴史がかったものには興味が無いのでいつもは早足になっちゃうんだけど、今回は割りとゆっくり付き合ってくれた。

博物館を出てからはgigi来仙時お約束の松島湯の原温泉へGO