Twitterの書き込みから今年話題を集めた商品やコンテンツを分析したヒットランキングをソリッドインテリジェンスが発表。「買った」の1位はモンハンだった。
ソリッドインテリジェンスは12月25日、ソーシャルメディアから世の中の動向を把握する「マインドウォッチャー・プロジェクト」の第1弾として、博報堂DYグループのソーシャルメディア・マーケティングセンターと共同で、2013年にTwitterで最も多く投稿された商品やコンテンツを調査した「ヒットランキング」を発表した。
1~10月の各月ごとにツイート数が最も多かった3日間の書き込みを取り出し、「買った」「見た」「泣いた」の対象語とした固有名詞の出現数を調査し、それぞれ30位までランキングにまとめている。
「買った」の1位は人気ゲーム「モンスターハンター」となり、スマホ向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」の課金アイテム「魔法石」を大きく引き離した。ゲーム関連のほか、「ガリガリ君」「からあげクン」などの食べ物も出現。Twitterで購入を明言する対象として「(1)比較的低価格、(2)誰かについ自慢したくなる、(3)自慢しても嫌味にならない」という共通点があるとしている。
「見た」は「進撃の巨人」「嵐」がツートップに。「ジョジョ」「プリキュア」「名探偵コナン」などのアニメや、「あまちゃん」「半沢直樹」など劇中のセリフが流行語にもなったヒットドラマも出現数が多かった。「2020年オリンピック東京招致」も今年ならではの話題としてランクインしている。
「泣いた」は「進撃の巨人」がアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」を僅差で抑えて1位になった。「進撃の巨人」は第22話が放送された9月9日に集中して出現しており、テレビを中心として広がったことがわかる。商品やコンテンツを中心にデータを収集したが、個人のツイートが感動や共感と共に拡散される現象も多く、「確かに最近の中高生の恋愛なんてすぐ終わっちゃうこと多いよね」「俺、老人苦手。」「当たり前に慣れるって怖い」などが含まれる“名ツイート”が「泣けた」「感動した」という言葉と共に広がったようだ。
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