ウイング マレーシア・クアラルンプール校

総合学習塾ウイングマレーシア・クアラルンプール校。マレーシア・アジア経済・政治・社会情報など幅広い話題を提供。

明日のマレーシア総選挙 世論調査

2013年05月04日 | マレーシア
1600人を対象にした総選挙の世論調査によると与党連合、野党連合の差はごく僅かなものである。

42%が政権交代を望み、41%が与党の政権継続を望んでいる、また13%が投票先は未定で、4%が回答拒否となっている。

アンケート回答者は59%がマレー系、32%が華僑系、9%がインド系である。

人種別の与党支持者はマレー系59%、インド系32%、華僑系でみるとわずか10%である。

逆に野党支持者である政権交代支持派は華僑系が63%、インド系は44%、マレー系は31%となる。

Najib現首相の支持率は64%から61%に低下しているが、この高い支持率の維持は選挙前からのバラマキ政策の効果が如実に現れていることになるが、野党は与党の大票田であるJohor、Sabah、Sarawakの3州でも支持を集めていることを表明しており、正に激戦である。

また野党側も政権交代が実現すればガソリン価格の値下げや奨学金返済免除、高速道路料金の見直し、廃止などのこちらもばら撒き政策を表明しており、恥ずかしい話であるがどこかの国の政権交代時の様相でもある。

絶対安定過半数は与野党ともとれない状況でありどちらが勝利しても不思議ではないということになる。

買収などの噂などが絶えないが、明日の総選挙がどのような結果になるのだろうか。

政権交代が本当に実現するのかは月曜日には判明することになる。



.


最新の画像もっと見る