『バックって、お尻に入れるんじゃないの?』
It can't be!(有り得ない!)
昨夜、1本目のお客様。
久々に久々の、異常人でした。
と言っても、まだ愛らしく思える範囲内の常識の無さでしたが。
彼は、御年26歳になる若き商社マン。そして、童貞。
大学時代にキスだけは体験したものの、
今日に至るまで、風俗に足を運ぶ事すら皆無だったそうです。
それを酷く気にしていて、
今回、全身全霊の力を振り絞って来店した、との事。
『…次、バックがしたいんだけど、いい?!』
合体後、予想以上に女の膣という場所が気持ち良いと認識したらしく、
騎乗位、正常位もそこそこに、次々に体位の変化を要求する、彼。
まさに、がっつき感満載。
『バックね。…はい、どうぞ。貴方の好きにして…。(なんつって)』
『ねぇ、愛はさ。ちゃんと感じてる?』
『うん!ねぇ、(初めての割には)どうして、そんなに上手なの?』
『え?いや、そんな…、照れるよ』
『ふふ♪』
『じゃあ…、入れるよ』
『うん、来て…』
『…ぴゃ?!』
『え?…え、どうしたの?』
『ご、ごめんね。変な声出して。えっと。でも、そこ…お尻なんです』
『あ、うん。そうだけど、どうしたの?』
『(はぁ?)え、でもバックだよね?ちょっとAFは、私、まだ出来ないの…。ごめんね?』
『は?AFって?…よく分かんないけど、俺が言ってるのはバックだよ?』
『うん、そうだよね。何も、お尻に入れたいんじゃないんだよね?』
『はぁ?しっかりしてよ。俺、バックって言ったじゃん!何回もさぁ』
『そう、だよね。ごめんね、私が変に騒いじゃっただけなの…。ごめんね』
『もう!何?愛は、お尻の穴は駄目なの?』
いや、違う。どこか、違う。
コイツ、何かを履き違えてる。
『…ちょっと待って』
『何だよ』
『私、お尻は、駄目なの』
『はぁ?!何だよそれ!じゃあ最初っから、バック出来るとか言うなよな!』
『(はい、決定)あれ?でも、バックって、お尻に入れる事じゃ無いよ、ね?』
『………え?』
『(自尊心を傷付けないように、慎重に)ごめんね。私、混乱しちゃって…。
お尻に、先っぽが当たっちゃっただけなのに、騒いじゃって…。
この姿勢では、見え難かったよね。ごめんね』
『は、え。…え?そうなの?』
『うん?なぁに?』
『バックって、お尻に入れるんじゃないの?』
『(ちっ…人が弁解してやったのに…)うん、そうだよ?』
『…マジで?今まで、全然勘違いしてた』
『大丈夫よ。私も、そうだと勘違いしてたよ?(スーパーフォロー)』
『…本当に?』
『うん…。でも、この仕事してから、やっと分かって…。(スーパーフォロー2)』
『そっかぁ。じゃあ、俺だけじゃなかったんだ…。良かった』
嘘だ嘘だ嘘だ…、ウソだ。
こんな人、初めてだ。
その後、彼の申し出もあって、淡々とバックの授業。
素質も有った所為か、
短時間なりに、彼は良いテクを身に付けて帰っていきましたよ。満足そうに。
しかし、まぁ。
世の中、色んな間違い方がありますわなぁ…。
苦笑いが出来るだけ、今日は有難いと思うかな。
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