with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第20話《ライン川と老舗デパートと日本のお寿司》

2023年07月17日 | 2015年デュッセルドルフ・ハンブルグ

 

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アパートメントに買い物の荷物を置いて近所で昼食を頂くことにしました。

「ホテル日航のあるインマーマン通りにお店がたくさんあるから気になるよね

「ラーメン屋さんとかお寿司屋さん、カフェやお蕎麦屋、お弁当屋さんも

インマーマン通りに出ると日本語の看板のお店が立ち並んでいます。

「クリーニング、本、旅行会社も日本語だ~

反対側にはラーメン屋や居酒屋、お寿司屋があるので道路を渡ってみます。

 

「あっ このラーメン屋さんって行った人がよくブログにアップしてたかも

中を覗くと中々の人気のようです。

スタッフは日本人の方々なので入ってみることにしました。

「だって言葉が通じると寛げるもんね

ランチ時だからとても混雑していてお二人との相席を案内されました。

「韓国人カップルなんだね。」

多くのメニューの中から東京ラーメンを注文

「日本ではラーメンを食べに行くことってめったにないから味比べ出来ないけど

ギョーザやチャーハンやセットメニューが多いお店です。

ラーメンが出来るのを待っている間、店内を眺めています。「現地の方らしい人が大勢来ている

「ドイツ人にもラーメンは人気なのかな」スタッフは日本語や英語、ドイツ語で対応してくれているようです。

「みんなお箸を上手に使って食べているなあ

間もなく私のラーメンもテーブルに置かれました。

「オー 日本で食べる醤油ラーメンとまったく同じ

そうなんです。まったく違和感のない同じラーメンで美味しく頂きました。

「周りは日本料理のお店が並んでいるから言葉が出来ない私でも食事は心配ないね

 

お腹も一杯になったのでライン川まで行ってみることにしました。

先ほどのスーパーマーケットやデパート地区を超えると閑静な住宅街になります。

「鳥たちが戯れる自然なままの池と公園もあって素敵

「つい公園の中も散策しちゃうよね

公園を通り過ぎるとトラムの駅とビルが立ち並ぶオフィス街な感じです。

「えーなに この光景」「キャー 危ない~

池の水鳥たちが大きな声で「キーキー」鳴きながら慌てて線路を渡っています。

「トラムが来ているのに~

「何のためにそんな危険を冒してるの

線路を渡ったところではたくさんの水鳥たちは食事をしていました。

「そういうことなんだあ」「植物の実が目的かなあそれとも土の中の虫

 

地図をみながら進むとライン川に出ました

「3月と言ってもまだ寒いわあ」ドイツの春はもう少し先なようです。

「カフェのオープンもまだだからちょっと寂しいよね」それでもライン川に沿っての散策は気持ちが良いものです。

しばらく散策した後はまたデパートのある方向へ戻ります。

ライン川沿いから少し戻るとショッピング街に戻って来ました。

「ちょっとウィンドウショッピングが楽しそうな地域ね

ショッピング街を抜けたころに渋いグリーンの屋根のシックな建物が見えます。

「あれ 見たことのある建物

その建物はデュッセルドルフの老舗デパート『ガレリア カウフホフ(GALERIA KAUFhOF)』です。

「ネットで写真を見たからなのよね。 便利な時代ね

ショップのAnne's Pocheのためにキッチン用品を見に行ってみました。

「さすが ドイツ 可愛いカラーのものがたくさん売られている

「わあ 猫のキッチングッズだ」「これってネットでも見たことないよね。」

初めて見かけるキッチングッズを購入してきました。

帰国して商品名で調べるとやっぱり輸入はされていないようです。

ドイツ在住の方が購入して送ってくれるサイトだけでした。

「正解~」「帰国後にショップに掲載したらすぐにSold Outになっちゃいました

「これもちょっと別の楽しみ

 

アパートメントに戻りながら、アジアの商品を扱っているスーパーマーケットに寄ってみます。

「お米やお刺身、日本のメーカーのものも一杯

「定番のインスタントラーメンや永谷園とかは当たり前」「ヤクルトだってあるし

お弁当コーナーには白いご飯のお弁当も売られていました。

「これなら長期間になっても安心かもー

「日本食が豊富って長期滞在には必要よね~

でも、私は夕食にアパートメントを通り越してデュッセルドルフ中央駅まで行きます。

中央駅でテイクアウトのお寿司屋さんを見つけて気になっていました。

お店にはテイクアウト用の握りのお寿司がパックに入って並んでいます。

「まるでお寿司もパッケージも日本そのもの

しかも「いらっしゃいませ」って声をかけられているし(笑)

「お値段はちょっと高めかな

色々悩んで、生のマグロのお寿司が入っているものを選びました

「イギリスでは煮たマグロだったしねー

レジにお寿司を持って行くと対応してくれた人も日本人です!お箸や外袋もみんな丁寧で持ち帰りやすいパッケージ

「この過剰なパッケージの感じも日本よね」通常、ヨーロッパではパッケージはシンプルですよ。

「茶色い袋に入れて渡されるだけだから手提げが付いてなくて

だから持ち帰るのに、持ち辛くて気を遣ったりすることも多いのです。

「なんか日本食がどうなのかつい気になっちゃうのよね。」まだデュッセルドルフの旅も前半なのに・・・

「もうラーメンやお寿司を頂いちゃいました

 

 

 

 

続く

 



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