with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第17話《日常が観光してるみたいなバス!》

2023年04月19日 | 2012年パリ・モンサンミッシェル

 

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「土曜日の朝 ヨーロッパではフリーマーケットが開かれる日です

「旅の目的の一つ、ヴァンブーの蚤の市に行くぞ

「ヴァンブーの蚤の市は95番のバスで終点まで行けばいいんですよ。」

「しかもバスのチケットは地下鉄の回数券でOK

「えっ 地下鉄と違う注意点があるの

「乗車したらチケットに乗車日時の印字がされたか確認をすること

「抜き打ちでチケットを調べる

「この印字がチケットにないと問答無用で罰金なの

「これは緊張するなあ

 

95番のバスはプランタンの前の停留所で乗車出来ます。

このアパルトマンの立地は私のパリでの行動を本当に助けてくれています。

「95番と書かれたバスが来ました

「2連の繋がったバスだあ 利用者が多いのかな

「バスの扉が開いたよ。 どの扉から乗車してもいいみたい

「緑のボックス ボックス

目の前に緑のボックスがありました

「これね チケットに印字してもらうのは

「確実にゆっくり回数券を挿入。」

ジッ「チケットの印字を確認出来ました

「ホッ

「たまにインクが切れていて印字されない時があるらしいです。」

「その時には別の機械で印字し直してくださいねー。」

「それくらいチケットの印字は大切なんだそうです

「この印字でバスのいいところもありますよ。」

「印字された時間から90分以内は乗り継ぎが自由なんです

「パリのバス路線は発達しているし。 地下鉄のように階段の利用がない。」

「そして景色も楽しめて、乗り継ぎも1枚のチケットでOK

乗り継ぎの時は、同じチケットをもう一度、緑のボックスに通すそうですよ。

 

「ヴァンブーの蚤の市は終点。 座ってゆっくり外を眺めます

「だってこの95番はパリの路線バスではお薦めランキングが一位

「ルートを確認するとまるで観光バス

「私がプランタン前から乗車してすぐ左側にはパリオペラ座

「少し進むとパレロワイヤル

「ルーブル美術館やガルーゼル凱旋門を両側に見ながらバスはセーヌ川を渡ります

「オルセー美術館を過ぎるとサン・ジェルマン・デ・プレ教会の前の通り

「正面にはモンパルナスタワーが見えています

「モンパルナスタワーまで来たらもう終点まで少し。」

「このルートで路線バス 凄いですよねー

「ネットで確認した通り。 本数も多くて便利ですよ

「私からも一番のお薦めです このあとは何回も乗車しちゃいました

 

 

 

 

続く

 


第16話《気軽に楽しめちゃうワインやサンドウィッチ!》

2023年04月19日 | 2012年パリ・モンサンミッシェル

 

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今夜はインターネットを繋げるための新しいルーターをセットして頂けることになっています

担当の方との約束だから早めに帰ることにします。

「昨夜教えて頂いたモノプリで夕食のお買いものをしていこう

「パリのスーパーって野菜や果物がとても豊富ね

「パック売りじゃなくて量り売りなのが嬉しい。」

「一人分だけを買うことが出来て助かるわあ

「果物も1個だけ購入が可能だからいつも新鮮なものが味わえるよね。」

「ワインとビールは欠かせない

「お酒にあいそうなシーフードサラダにしよう。」

「サンドウィッチもたくさん並んでいるなあ。」

「美味しそうだけど・・・スーパーのサンドウィッチなんだよね

「昼間のパン屋さんと違って期待しちゃダメよね

スーパーのサンドウィッチにちょっと迷ってしまいました。

「パン屋さんはもう閉店している時間だから仕方ないかあ。」

 

アパルトマンに戻ると間もなく担当の方がインターネットを繋げに来てくださいました。

「そうだ 今日のチケットのお話をしてみよう

お店で先客さんとの話が長くてずっと待たされたことを話してみます。

「『パリの洗礼を受けたのね』って どういうこと

「『パリの人はお話がとても好きだから』だなんて

「『他にお客さんがいてもお構いなしってこともよくあるのよ』にはびっくりです

「『そんな時には腕時計をみて、舌打ちをしてアピールするのよ』って言われても・・・」

このジェスチャーは早くしてほしい気持ちが伝わるようです。

「でも出来るかなあ

「この会話好きは本当に納得。」

「お仕事中なんてことはあまり関係ないみたいですね。」

 

「そうだ 郵便局でのことも聞いてみよう

別送便の宅配BOXを購入の時領収書を頂けなかったことです。

「伝票を受け取ったことが支払ったことになるんですね

パリで一日過ごした後にお会いできたのはとても心強かったです。

アパルトマンの近くにはアラブ人が経営している小さなコンビニがあるそうです。

「ビールやお水がいつでも買えるので安心

「24時間営業のお店って本当に少ない

「やっぱり移民の方のお店なのね。」

バルセロナで利用した24時間営業の小さなお店はバングラディッシュの方の経営でした。

 

「インターネットも無事に繋がった

「ブログをアップしながら夕食を頂きましょう。」

「まずビールとシーフードサラダ。 やっぱりフランスって美味しい

「サンドウィッチを頂こう。」

「わあ スーパーで買ったサンドウィッチなのに凄く美味しい

「これがフランスの食なのね。」

「見た目はイギリスのスーパーで買ったのと同じなのに・・・」

「感動~

「ワインなんか3ユーロ位のがたくさんあるんですよ

「安くて美味しくて感激

「アパルトマンってワインオープナーや栓抜きとか揃っているから心置きなくお買い物が出来ちゃいます

 

 

 

 

続く

 


第15話《私を引き寄せたパリニャン!》

2023年04月19日 | 2012年パリ・モンサンミッシェル

 

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「どちらの電器屋さんにしよう

「1軒は私のアパルトマンのある駅の隣の駅

「アパルトマンから歩けるじゃない

「全然気が付かなかった

「ここに行ってみよう

「到着した夜に連れて行って頂いたモノプリの少し先

「別の路線の地下鉄の駅がこんなに近くにあるってことなのねー。」

「到着 ここだ

「シャンゼリゼ通りのショッピングセンターと同じ

「お店の名前が同じ。」

「同じお店の違う支店なんだ。」

「それってちょっと不安だなあ

 

「こんどはまず案内所で確かめてみよう。」

案内のカウンターには数人の方が並んでいます。

「ここでは返品とかの対応をしてるんですね。」

「やっぱりパリでは案内の方は一人でのんびりゆっくりな対応なんだ

「この対応は日本人にとっては慣れるまでイライラしちゃうかも

「日本人の日頃の生活が焦り過ぎなのかもね

 

「フーッ やりました~

今回は予約書を見せるとすぐに対応して頂くことが出来ました。

クレジットカードを見せたら暗証番号を入力

すぐに観戦チケットを発行して頂くことが出来ました。

これはマルコポーロさんで説明を受けた通りです。

「フランス語を話す必要もなくてとても簡単

「同じ名前のお店なのにどうしてなのよ

「シャンゼリゼ通りの店員さんは知らなかったの

「しっかりしてよね

「本当の理由は分からないですけど・・・」

「サッカーの観戦チケットを手に入れましたよ

「プランタンの方に歩いたら私の暮らすアパルトマン。」

「大変で焦ったけど、結局手に入って良かった

ホッとしながらアパルトマンの方に歩いています。すると・・・

 

「キャー パリニャン

「白黒のニャンコが2匹いるよ~

「今回の旅で初めてのパリニャンだ

通りを歩いているおばあちゃまがニャンコを撫でて可愛がっている。

私も飼い主らしいおじさんにカメラを見せて「いい」って感じで聞いてみました。

「頷いて頂けちゃった

「早速パリニャンを撮影

「パリ市街は都会だから会えるのは飼い主さんがいる猫ちゃんだもんね。」

「ご飯代をおねだりしてるニャンコたちなんだあ。」

「そう言えばコインがあったっけ

まだ初日でユーロが使い慣れてない私。

「使い慣れるまでコインってお財布の中に残っちゃうんだよね

「このコインをニャンコたちのご飯代に寄付しちゃおう

「美味しいご飯を貰うのよ。」

 

「この出会いで納得したよ

「パリニャンに出会うためだったの

「だからシャンゼリゼ通りでチケットが手に入らなかったんだあ。」」

「私はパリニャンに引き寄せられたのねー

相変わらずな私です

 

 

 

 

続く