自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

八ヶ岳縦走登山~硫黄岳、横岳、赤岳#終

2020年09月07日 |     八ヶ岳
八ヶ岳縦走登山二日目。
赤岳鉱泉を5時過ぎに出発する。
まずは硫黄岳を目指す。



深夜にテントから見上げたときからガスっていたが、
未だに真っ白いガスが残っていた。



出発から約1時間弱で硫黄岳山頂直下の稜線へ出た。



ガスの中ではケルンの存在がとてもありがたい。



真っ白な稜線を歩いて約20分。
山頂が見えてきた。



硫黄岳登頂。
爆裂火口を見たかったけど、これじゃ無理だね。



硫黄岳山頂のガスに風も強かったので、
この先の行程に躊躇したが、まずは硫黄岳山荘まで向かってみた。
硫黄岳山頂から約20分。硫黄岳山荘に到着。
山荘周辺のコマクサの群生に心が和み、先へ進む。



辺りは真っ白で何もわからないけど、
恐らくこの辺りは大同心の核心部だと思う・・。




ガスが幸いして岩稜帯に恐怖心を感じず、
いつの間にか横岳登頂。



横岳で小休憩してから、赤岳へ向かう。
ここからも気を引き締めないと・・。



真っ白の中歩いてきて、赤岳直下の地蔵の頭まで来ると、
歩いてきた横岳の全貌が見えてきた。



横岳を天気の良いときに再訪してみたいと思いながらの自撮り。



赤岳天望荘と横岳が雲の隙間から見え隠れする。
雲が良いアクセントだ。



横岳から約1時間半。テント場から約5時間。
八ヶ岳主峰「赤岳」登頂。



山頂で約30分ほどの大休止をしてから、
文三郎尾根から下山する。



中岳分岐から阿弥陀岳を眺める。
今回も阿弥陀岳を踏むことはできなかった・・。



行者小屋付近まで降りてくると、
大同心、小同心と横岳の稜線が見えていた。



行者小屋まで下山してきた。
今年はコロナの影響で小屋は運営していなかった。
湧水でたっぷりと喉を潤し、赤岳鉱泉へ向かう。



朝のガスが嘘のように、たっぷりと日差しが差し込み暖かい。



行者小屋から約30分。
赤岳鉱泉へ戻ってきた。



早朝に出発して約7時間、
ようやく、小さな我が家に帰還~。
小屋のベンチで持参していながら食べるの忘れていたゼリーを
水場で冷やしてから食べる。疲れた体に冷えた甘味は最高だった。



テントを撤収して、美濃戸登山口へ向かう。
振り返ると、大同心と横岳奥の院が青空に映えていた。



赤岳鉱泉から北沢ルートにて約1時間弱かけて美濃戸口まで歩き、
その後、八ヶ岳山荘までを約50分歩き、ようやく車に到着。
荷物を車に投げ込み、山荘で入浴させてもらう。



1泊2日の八ヶ岳縦走登山。
お盆休みではあったがコロナ渦の影響か、登山者全体、また中央道すらも空いていた印象だ。
自粛という言葉に気が引けたが、自分を含め、登山者それぞれが意識した行動を行っていた。
これがこれからの新しい登山スタイルになっていくのだろう・・。

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