kira kiraな☆しあわせ ~多発性海綿状血管奇形・心因性非てんかん性発作(PNES)と共に~

病気があるからこそ今いる私。楽しいことも悲しいことも、すべてがkira kiraの思い出になると信じて‥☆

立場が変わって

2007-04-17 19:41:09 | Weblog
患者から、医療サービスを提供する側に立場が変わって感じること。

ときどき、いや。よく、患者本人は置いてけぼりになっている…

本人はどこ行っちゃったのかしら??
という場面に遭遇して、医療者に遠慮する患者本人の発言を聞いて、その度に苦しくなる。


「何も変わったことないね」と言いながら立ち去りそうな医者には、ホントは聞いてほしいことがあっても「大丈夫。何も変わりません」って、きっと私も言っちゃうから…。
インフォームド・コンセントとは程遠い、ただの〈病状説明〉もそう。医療を提供している医師主導で、そこに患者がいないと思う。

それだけじゃない。
例えば、本人抜きの、サービス担当者会議(カンファレンス)。
どうして、自分のことが、自分のいない間に他人が話し合って決めているんだろうか…??
私はそう感じる。

本人の人生を決めるのは、援助者ではない。
医者が、身体の状態を勝手につくれない。

要するに、
本人(・家族)が自分たちのこととして、問題をきちんと捉えて生きていこうとしなければ、医療も何もかもの援助は意味がないと思うから‥
そこを、なんかうまくいくようにできないだろうか。せめて、インフォームド・コンセントくらい…今時ねぇ‥理想は、クリティカルパスに社会的支援も入ることだけど、それが困難なことは上司から聞いているので…(-_-)
少しでも変えられたら、と毎日考えています。まだ仕事もできないのにね(笑)

病院のSWerは、医療者ではなく、あくまでも“social”な部分を大切にすべき職種☆それだけは忘れないで、心に留めてやっていこう