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知らなかった年金制度のあれこれ2 60歳以降の国民年金

2023-09-05 11:34:00 | お金

国民年金は日本に居住している20歳以上60歳未満の者が加入する、20歳になったら学生だろうが強制加入、専門家でなくても今は常識かと思います。

ところがアラ還世代以上はそうじゃなかった。20歳になっても学生のうちはいいよ(もちろん保険料を払うなら加入もOKでしたが)、就職したら厚生年金に入る(=国民年金にも加入)から問題ないしょ(学生も強制加入になったのは1991年度から)

そうすると大学卒で就職した人は2~3年、私のように20歳代後半で就職した人は10年近く、国民年金(基礎年金)加入期間が、満額受給に必要な40年より短くなります。私の場合、退職間際まで毎年送られていた、ねんきん定期便によると、基礎年金は満額の約8割、年額64万円くらいでした。

こういう人のために、60歳以上65歳未満の間、月々の保険料(現在16,520円)を払い国民年金に任意加入すれば、受給額をアップできる仕組みがありますが、在職中で厚生年金に加入している人は利用できません。

60歳を超えて厚生年金保険料を払い続けても、基礎年金のほうは64万円のままか……と思っていたら、そうじゃなかった\(-o-)/

基礎年金はそのままですが、厚生年金に「経過的加算」というものがあって、本来国民年金に加入する必要がない20歳未満や60歳以上で厚生年金に入っていた人には、基礎年金に相当する金額が上乗せされるそう。

具体的には、加入1年について2万円弱が加算されます。私の場合、60歳になって5年ちょっと厚生年金保険料を払ったので、年額10万円強が加算になってました。前回とは反対にうれしい「知らなかった」👍


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