毎度どうでも良い話題ですが、しかもそんな小さなことにこだわるなという(笑)
私は大学で学生に憲法や法学を教えています。ところが、最近の学生は自分のことを「生徒」、通っている教育機関を「学校」という者が少なくない。しばらく前に教えていた40歳すぎの社会人学生まで、そう言うのには驚きました。(彼にちょっとしたエッセイを書いてもらったのですが、あんまり気持ち悪いので、そこだけは頼み込んで「学生」に直してもらいました)
大学と高校まではどこが違うでしょう? 私は進学する自分の子どもに「落第しそうな生徒も何とか卒業させようとするのが高校、やる気のある学生をもっと伸ばそうとするのが大学。だから勉強が分からなくなったら自分から手を打たないとアウト」と伝えました。
これは古すぎる昔の大学観かもしれませんが、落第するのは本人のせいが今も大学人の基本認識と思います。そのうちに、大学も学校なんだから生徒の卒業には責任を持って!、なんて世の中が来ないように祈ります。
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