VOICE

隔世の悦楽

クラングフィルムのシステムスピーカー

2009年03月14日 | オーディオ【スピーカー】
今朝いつもようにウエスタンでレコードを聴いていました。

が、

「そうだ、そうだっ!クラングフィルムのスピーカーが有ったんだ!たまには聴いてみよう!!」
と部屋の隅で約1年眠っていたコイツを1本引張り出してきました。

ユニットはシーメンス10インチフルレンジ6Ruf-lsp-15g(KL.L307)、箱はSmf lsp4a可搬型です。
1950年代の物でしょう。
ドイツ物のパワーアンプは持ち合わせていないので、WE143Aで鳴らしました。

最初は「えっー?こんなにショボい音だったか」と思いましたが、
数分も経つと、豹変してきました。
彼は2度寝していたようです…。

聴き込むにつれ、その実力が見えてきました。
WEと比べると、クラングフィルムは、圧倒的に
『ステージ近く至近距離の席で聴いている感覚』
です。
逆にウエスタンが大掴みに感じてしまうかもしれませんが、
個人の聴き方に依るでしょう。
「新説!ヌヴーは花粉症だった!?」と発表したくなりました(笑)。
モノラル1本で充分な臨場感・奥行きにも驚きです。

最近聴いていなかったギーゼキングのベートヴェンピアノソナタは、感涙モノでした。



こうなるとシーメンスのパワーアンプが欲しくなってきます
エックミラーのフェーダーとの相性はもっと良いのではと思いますが、
定額給付金を使ってもとても買える代物ではありません。



さらにオイロダインは永遠の憧れで終わらせてしまうのか???




通称“オムツ”付です。




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