この日曜は、急遽、朝から映画に行って来ました。
メンバーは私といっちゃんさん、そして末っ子の次男です。
朝からずっと雨で、家でのんびり過ごそうかな・・・とも思っていたのですが、実は映画も狙っていました。しかし・・・
私が本当に観たかったのは「容疑者Xの献身」。
福山さんは男前だし、ドラマもずっと観てたし、待ちきれず本も読みかけたけれど、最後までは読まずにずっと我慢して置いてあったのですが・・・・。
いっちゃんさんのひと言「一緒にホームレス中学生、観ようよ。」
まぁ、確かにこっちも観たかったから、いいか~と3人で仲良く観ました。
「ホームレス中学生」は本でも読んであったので、じっくり浸りながら観る事が出来ました。
徹平君の中学生は少し無理があるようにも思いますが、可愛いから許せるし、大阪人の温かさやざっくばらんなところが出ていて、ホントに良かったです。
(徹平ちゃん、実際は22歳だそうです。)
息子が中学生のせいか、映画の中に入り込んで観てしまって、感情移入が多くて・・・。(笑)
登場する人の人情の厚さに感動しながら、私もこんな風に「おかん」になるのもいいかな・・・と思ったり・・・。
(おかんと呼ばれるのは抵抗があるのですが、こんな何事にも動じないようなドンと受け入れられるうつわになりたい。)
息子も本は読んでありましたが、ところどころで、感動している場面も・・・。
実は夏休み、この本で読書感想文を書いていたので、こっそり読んだのですが、同年代の事もあり、自分に置き換えて色々考えたようでした。
息子の想いを垣間見たようで、嬉しくもあり・・・。
映画は、先入観を持たずに素直な気持ちで観ると、きっと心に響くものが感じられると思います。
淡々とストーリーは流れていきますが、登場人物の感情の変化に引き込まれます。
徹平君のまるで捨てられた子犬のようなポツンとした姿や、池脇さんの姉としての演技もとてもすばらしく、西野さんの兄もとてもいいお兄ちゃんでした。
本とは違って、また別の感じで感動出来ました。
とっても良かったです。