言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

フルムーンと富士山・安倍氏の会見

2018-01-12 05:14:42 | 言いたいことは何だ
今日も寒くて芯から冷える日です。
毎日氷が張り、なかなか解けません。
お正月も終わり、子供たちも帰り、またひっそりとしたわが家になりました。
新たな年、子や孫のため、平和で戦争のない、放射能のない日本になってほしいと改めて思います。


寒の入りとなり、増々寒くなりました。
インフルエンザも流行ってきました。
皆様も今日もお元気でお過ごしくださいね。


3日の画像です。

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フルムーンと夜明け前の富士山がよく見えました。


つぶやき(安倍氏の年頭会見に思う)
新年になり新たな出発となりましたが、明るいニュースは余り真りません。
相撲協会のいざこざ報道に毎日うんざりしています。
暴力問題が一向に収まらない相撲協会は、果たして公共団体なのかと思います。
暴力団やプロレス協会と変わらないのではと思います。
力と暴力が支配する、隠蔽・閉鎖体質に満ち満ちています。


そして、安倍氏の「占領憲法反対、軍備増強!!」の声ばりが聞こえてきます。
今トランプ氏の暴露本、批判本が飛ぶように売れていると言いますが、日本では安倍批判のアも出てきません。


それどころか松元人志のような「安倍と会食をした。面白かった。」
武田鉄矢の「安倍批判を格好いいと思っているものがいる。」などますます安倍氏に迎合するタレント、テレビ放送です。


私は、安倍氏の防衛力強化、北朝鮮への武力一辺倒の政策は、このままでいいのかと疑問が募るばかりです。
確かに、キム氏はミサイル防衛力強化を常に打ち出していますが、その相手はどう見てもアメリカです。
日本には直接攻撃的政策はとっていません。
あくまでも米国と相互不可侵条約を結びたがっていることは明らかです。


自ら滅亡を望む支配者はいません。
食べ物もなく、石油もない北朝鮮にどんな力があるのでしょうか。
国家予算のほとんどを使ってミサイル開発をするのは、米国のミサイル攻撃を恐れているからです。
そのための盾、切り札として、核ミサイルを開発しているのです。


キムとトランプのにらみ合い、舌戦は止まりませんが、その渦中に自ら進んで入り込み、煽りたて、火をつけているのが、安倍氏です。
500キロ上空のミサイルを、「北のミサイルが日本に飛んでくる!飛んでくる!逃げろ!」などJアラートを使って国民を連日脅しています。


トランプの言うことを全面支持。
トランプの言う武器は借金をしても、何兆円でも買いますという安倍氏。
寄らば大樹の陰と言いますが、こんなことでいいのでしょうか。


かつて日本は、ドイツのヨーロッパの快進撃に「遅れるな!乗っていけ!」とばかりに、日独伊軍事協定を結び、米英との戦争に乗り出していきました。
しかしそれは大きな間違いでもあり、一億滅亡の道でした。
日本全土が焦土と化し、若者が外国で命を無駄に落としてしまいました。


今またトランプの戦争扇動に乗せられて、日本が武力一辺倒で進むことが本当にいいことなのでしょうか。
北を武力や力だけで押さえつけられるのでしょうか。
最悪のミサイル全面戦争になるのでしょうか。


窮鼠猫を噛む。
これは、日本がかつてやったことです。
世界から非難され、石油を止められた日本は、一億玉砕、一億火の玉、欲しがりません勝つまでは、鬼畜米英と言い、全てをなげうって世界戦争を始めました。


安倍氏は「占領軍に押し付けられた憲法は悪い。」と言いますが、今一番平和憲法廃止を求めているのは、米国戦争屋なのです。
日本が米国と一緒に外国と戦争しないのは、平和憲法がある為です。
米国は平和憲法廃止を熱望しているのです。


外国と戦争をしない。
武器を持って戦わない。
戦争以外の平和貢献をする。
これができたのは、全て平和憲法があったからやってこれたことです。


もし平和憲法がないがしろとなり、米国の戦争に参加できるようになれば、世界のあらゆる戦争に、日本が参加することは明らかです。
日本にテロが起きず、世界から観光客が来るのは、日本が外国に自衛隊を派兵し、戦争していないからです。


安倍氏はこれをすべて取り払い、米軍の危機は日本の危機、世界のどこでも米軍と一緒に戦える、外国を攻撃できるミサイル、攻撃力を高める!!と次々に米国の武器を買い、平和憲法廃止に躍起になっています。


強いものに巻かれろ、武力こそ一番と、ひたすら米国追従、軍事強化に前のめりになる安倍氏。
自らが命令した忖度政治は、まるでなかったかのように、反省も説明もせず、ひたすら改憲、軍事の道を突き進んでいます。


平和憲法は、日本自らが考え望んだ憲法です。
決して占領軍から命令されたものではありません。
占領時代にできたから、全てよくないなどめちゃくちゃな論です。


確かに当時の政府が望んだ、天皇主権、国家神道、軍国教育推進、巨大財閥、不在地主優遇などは否定されましたが、それは悪いことではありませんでした。
戦争に負け、占領されたからこそ実現できた、世界最新の、国民主権、男女平等、人権尊重憲法だったのです。


安倍氏は、明治こそ日本の夜明けとばかり、徳川武力打倒明治革命を絶賛していますが、そうでしょうか。
明治武力革命で、日本の文化や伝統は立ち消えにされ、250年間の対外戦争無しの平和友好外交は、対外侵略戦争の歴史となったのです。
日本は戦争をしない国から、戦争で儲け、外国を支配、収奪をする国となったのです。


私は明治武力革命を、手放しで称賛できません。
西郷隆盛は、薩摩藩浪士の赤報隊に命令し、江戸で放火、暴力事件を起こし、徳川軍との戦争を引き起こしました。


更に戊辰戦争で東国へ攻め入る前に、赤報隊に、「官軍に協力すれば年貢半減になる。」など宣伝させ支持を取り付け、最後はその赤報隊を、デマを飛ばすテロ組織だとして切り捨て、とらえて処刑しました。


坂本龍馬を殺したのも、西郷だと私は思います。
利用できるうちは支持しますが、逆らうと殺す手法は同じです。
坂本は武力ではなく、徳川も含めた平和的立憲新政権を計画していたのですから。


西郷は、このように決して人の安全と命を守るためにだけに働いたのではありません。
本当に命と安全を守る人間なら、身を挺して西南戦争を止めたはずです。
彼によってどれだけの血が流され失われたのでしょうか。


クーデター、テロ、武力革命で、明治を作った西郷など、薩長革命家を、日本の英雄とはとても思えません。
安倍氏の明治150年記念行事は、維新の志士の英雄たちを更に礼賛し、再び明治帝国憲法の日本に戻そうと言う狙いがあると思います。


戦争、侵略、支配と略奪、武器の生産、売り付けで、再び儲ける軍国日本に戻そうと言う安倍氏の狙いは、決して日本の明るい未来でもなく、美しい日本でもないのです。
血塗られた、戦争と暴力、謀略、弾圧の未来なのです。
一億玉砕、総力戦、体制翼賛、反戦弾圧の戦争時代に、日本を絶対戻してはいけないと思います。


自由、平和、人権尊重、国民主権の憲法、これこそ日本の宝、国民の希望です。
子や孫が安心して暮らせる日本にすることは、我々大人の使命、役目だと思います。


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