言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

無知という罪

2013-08-04 19:16:36 | 言いたいことは何だ
      無知という罪      山口 二郎
  麻生太郎副総理の「ナチスの手口を見習う」という発言は、日本の品位を貶(おとし)める、まさに国賊発言である。発言の起こしを読んと、麻生氏の真意がこっそりと憲法改正をしようという点にあったことは明らかである。
  彼及びその周囲にいる改憲派がヒットラーのような邪悪な野望を持っているのかどうか、私にはわからない。一つはっきりしているのは、彼らがワイマール憲法の改定がそのまま民主政治の崩壊を意味したことを知らないという点で、無知の塊だということである、そして、無知を恥じることもなく日本の憲法の改正を目指していることである。無知な改憲の行き着く先は、民主政治の破壊である。
  憲法改正をタブーにしてはならない利いた風な議論がある。しかし、現在改憲を主張する人々がが、ナチスを見習うとか、従軍慰安婦は必要だったなどと、おおよそ文明社会では受け入れられない無知や非常識をさらけ出している以上、彼らの打ち出す改憲論は、封じ込めなけければならない。人権や民主主義という普遍的価値をわきまえない連中が得意げに憲法改正を主張するからこそ、今の日本では憲法改正を危険視せざるを得ないのである。
  もうすぐ8月15日が来る。ナチスの盟邦として戦争を戦った我が国の過去を直視しなければならない。
  東京新聞 4日付 朝刊 本音のコラム 欄を転載
  Peterpan said    この件、書きすぎたから遠慮していたが、だれも書かないので、
          転載に及んだ。政治家の歴史についての無知は国を亡ぼす、
          国内外からの批判を浴びて、今さら慌てても遅い、世界から、
          その名消し去ってくれ。ニ度と表れるな。恥曝しするな。


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