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身内から酷評されるようになっては安倍首相もおしまいだ(天木直人)

2017-12-27 00:56:38 | 言いたいことは何だ
身内から酷評されるようになっては安倍首相もおしまいだ

2017-12-24 天木直人のブログ


安倍批判のついでにもうひとつだけ書いておきたい。ついに身内からも安倍批判が公然と出るようになった。

そう思わせる記事を最近二つ見つけた。ひとつは、夕刊フジ12月20日号で政治評論家の鈴木棟一氏が「風雲永田町」で書いていた。

「安倍首相は白鳳と一緒だ」と。

つまり白鳳は40回も優勝しているのに、誰も名横綱、大横綱と言わない。取り口が、張り手やカチ上げで横綱の風格に欠けるからだ。その白鳳と、国会で首相席からヤジを飛ばしたり、根回しなしで解散したりする卑怯な安倍首相がそっくりだというわけだ。

もう一つの記事は12月19日の朝日新聞で、日米同盟に関して奥谷禮子氏(ザ・アール会長)が書いていた。

現在の日米関係、そして日米同盟は、パートナーシップとは程遠く、もはや隷従関係だと。安倍首相はトランプ大統領の歓心を買おうとばかりしていると。

戦後の首相は、吉田茂にしても佐藤栄作にしても橋本龍太郎にしてもしたたかに米国との関係を築いてきた。沖縄の基地問題についても心を砕いてきた。

小泉首相でさえもブッシュ大統領とキャッチボールしたり、プレスリーのまねごとをしてパフォーマンスをした裏で、ブッシュ大統領と対等に話せる関係を築いたと。

これには笑ってしまった。奥谷氏は、竹中平蔵氏と並んで小泉政権の御用財界人だった人物だ。その奥谷氏にここまで言われるのである。夕刊フジも奥谷氏も、いわば身内である。

その身内に、ここまで酷評されるようになったのだ。しかもいずれも的を得ている。誰もが思っていることだ。

安倍首相の先は見えて来たという事である(了)



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