わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

カーテンズ

2010-02-26 22:52:02 | 観劇

ブロードウェーミュージカル カーテンズ
2月20日 国際フォーラム ホールC

脚本:ルパート・ホルムス
作曲:ジョン・カンダー
作詞:フレッド・エブ
原案:ピーター・ストーン
演出・振付:ビル・バーンズ
共同演出:菅野こうめい
翻訳・訳詞:高平哲郎
出演:東山紀之、大和悠河、マルシア、鈴木綜馬、大澄賢也、岡千絵、芋洗坂係長、鳳蘭 他

ミュージカルコメディってことだけど、コメディ色があまり感じられなかったのは、東山紀之がかっこよすぎるから?

殺人事件がおきた劇場へ捜査にやってきた警部は、大のミュージカル好き。
捜査そっちのけで、舞台の演出に首を突っ込むうちに、第二、第三の事件がおきて…って展開。

バカバカしいことをまじめにやると笑いが生まれるんだけれど、警部役の東山紀之にはなぜか笑えない

他の役者の演技には笑えるのになぜだろう?
元々笑いを取ろうと思ってないからかも?

だから、コメディーって感じがまったくなかったように、私は感じました。

私、宝塚は興味がないのでよく知らないのだけれど、大和悠河って男役だったんだよね?
この作品では、声も細いし歌も上手には聞こえなかった。
(ファンの人、ごめんなさい。あくまで私の感想です)
女役を意識しすぎたのかしらね?

鳳蘭とマルシア、鈴木綜馬の歌のうまさだけが目立っていました。

だいたいSS席(12,000円)なのに、2階の14列目。いったいどこまでがSS席なのって腹も立った

遠すぎて集中できなかったのと、あまりメリハリが感じられなかったからか、ほとんど寝てました

とにかく、鳳蘭の存在感だけが印象に残りました。

マジでお金返して!!って思った舞台でした。

ブロードウェイで受けたからと言って、日本の上演作品が良いものになるとは限りませんね。

もちろん、よかったと思う人もたくさんいるでしょうが…。
期待していた分、落胆が大きかったです。

休憩の時、トイレに並んでいたら、「あの作曲家の役の方はなんと言う役者さんなのでしょうか?」と聞かれました。
「多分、鈴木綜馬だと思いますよ。」とお答えしたら、「とっても歌が上手だったんで…」とおっしゃってました。


カーテンコールの時、鳳蘭が「今日は、私たちの先輩の鳩山幸さんがおみえになっています。」と紹介してました。どこにいらしたのかは、私にはわかりませんでした。




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