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わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

木の上の軍隊

2025-08-09 12:26:50 | 映画

木の上の軍隊
上映後舞台挨拶あり
2025年7月25日 新宿ピカデリー シアター1 J列7番

原案:井上ひさし
原作:こまつ座
脚本・監督:平一紘
出演:堤真一、山田裕貴、津波竜斗、玉代勢圭司、尚玄、岸本尚泰、城間やよい、川田広樹、玉城凜、西平寿久、花城清長、吉田大駕、大湾文子、小橋川建、蓬莱つくし、新垣李珠、真栄城美鈴、山西惇、松下洸平(ナレーション)

舞台版の初演を観てます

(あらすじ)
太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄県伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤 真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することを決断する。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。
(HPから)

実際にあった出来事を、その現場である沖縄で撮影。
監督は沖縄出身、出演者も沖縄出身者が多数。

生き残った兵士二人が暮らすガジュマルは、撮影のため3本のガジュマルを1本に見えるように、移植して作られたもの。

戦争の映画だけれど、「生きる」がテーマ。

笑える場面もありながら、やはり感動しました。

舞台版(再演)に出演した、山西惇が出演していて感慨深いと思っていたら…
最後のナレーションが舞台版(再演)出演者の松下洸平で、びっくりしました。


入場時にロケ地マップをいただきました。

上演後の舞台挨拶は、なごやかでした。
司会は、映画にも出演した沖縄出身の川田広樹(ガレッジセール)でした。
舞台挨拶の内容は、今ならホームページから見ることができます。
https://kinouenoguntai-movie.tumblr.com/
堤真一の父の下の名前がモデルの方と全く同じで縁を感じたと言ってました。
モデルとなったお二人の家族の方からの手紙で、山田裕貴が泣いてしまいました。


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侍タイムスリッパー

2025-08-03 14:12:02 | 映画

侍タイムスリッパー
2025年7月18日 金曜ロードショー

脚本・監督:安田純一
出演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、庄野﨑謙、紅萬子、福田善晴、井上肇、安藤彰則、田村ツトム、多賀勝一、吹上タツヒロ、佐渡山順久、Rene、柴田善行、きらく尚賢、ムラサトシ、神原弘之、五馬さとし、田井克幸、徳丸新作、泉原豊、岸原柊 他

単館上映のインディーズ映画が、あれよあれよと上映館を増やし、ロングラン。
そして、日本アカデミー賞作品賞受賞と、まるでシンデレラストーリー。

フォローしているブロガーさんが7回ぐらい観ていると大絶賛していたので…
観たい、観たいと思いつつ、映画館で観ることがなかった作品が、金曜ロードショーでノーカットで放送されたので観ました。

幕末の侍が現代にタイムスリップ。
京都撮影所で、時代劇の斬られ役として生きていく様を描いてます。

斬られ役レジェンドの福本清三をオマージュした作品でした。

タイムスリップした時にいたのは3人の侍。
一人が主人公、もう一人が時代劇の大御所。
そして、ラストシーンに最後の一人が登場。
おしゃれな終わり方だと思いました。

途中ブツブツとCMは入りましたが…
集中して見ちゃいました。

山口馬木也は舞台で観ていたので知ってますが…
他の役者はほとんど知らない人ばかり…
なので、素直にストーリーに没入することができました。

助監督役の沙倉ゆうのがかわいかったです。
30代前半ぐらいの役者だと思っていたら…
実年齢は45歳だって…見えないです。

この映画からブレイクする役者もでてくるのかな?

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キャンドルスティック

2025-07-20 14:49:53 | 映画

キャンドルスティック
上映後舞台挨拶あり
2025年7月4日 新宿バルト9 シアター9 M列5番

原作:川村徹彦
脚本:小椋悟
監督:米倉強太
出演:阿部寛、菜々緒、サヘル・ローズ、津田健次郎、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デビッド・リッジッズ、タン・ヨンシュー、リン・ボーホン、アリッサ・チア

刑務所を出所した元天才ハッカー・野原は自分と同じく数字に色がついて見える“共感覚”を持つ女性・杏子と出会い、恋に落ちる。
台湾の野心的な企業家、リンネはFX市場を利用し一儲けするため、野原とかつての仲間たちに声をかける。
その作戦は金融取引の番人、「AIを騙す」こと。
決行日は元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、
円が最も隙だらけの日-2019年5月7日。
一方、川崎工業地帯では難民・移民の子のための「夜光ハウス」が立ち退き寸前の危機に陥っていた。
施設を守るファラーとイランのハッカー・アバンは返済のためのある計画を練る。
これはねじれた偶然か?2つの計画の日時は奇しくも一致していたのだ。
(あらすじ:HPから)

映画を観る基準って人それぞれだと思うますが…

私の場合は、話題性、出演者に加え、舞台挨拶があることです。

この作品は、事前の情報はまったくなかったのですが、阿部寛と菜々緒に加え舞台挨拶があったので観ることにしました。

キャンドルスティックってロウソクの何か?なんて思っていたら…
FX市場の値動きの棒グラフのことみたいでした。

共感覚っていうのも、この映画で知りました。
この映画の場合は、数字に色が見えることで…
そういう能力がある人がいることも初めて知りました。

FXとか、投資とかには縁がないけれど…
値動きに一喜一憂するスリリングなところは面白いと思いました。

日本、アメリカ、台湾、イランをオンラインでつなぐ設定は、現代を切り取っていると感じました。

イランの映像は、監督と現地のスタッフがオンラインでやり取りして作り上げたものだそうで…
これからは、そういう撮り方も主流になっていくのかもしれません。

騙し騙され、ドキドキ、ハラハラ、ラブロマンス、懲悪勧善とてんこ盛りな内容でしたが、観終わった後はスッキリしました。

舞台挨拶で、津田健次郎が阿部寛にコップの水をかけるシーンについて…
初日の撮影で、初めてお会いする阿部寛に水をかけるなんて失敗できないと緊張したけれど、一発でOKだった、と語りました。

そんな舞台挨拶の模様はこちら


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でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男

2025-07-19 16:55:44 | 映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
2025年7月4日 新宿バルト9 シアター1 F列10番

原作:福田ますみ
脚本:森ハヤシ
監督:三池崇史
出演:綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、小澤征悦、高嶋政宏、迫田孝也、安藤玉恵、美村里江、峯村リエ、東野絢香、飯田基佑、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫

2003年に実際に起きた、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件を題材にした福田ますみのルポタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」の映画化。

今でも、再審請求が認められ無罪判決が出ているケースがあるけれど…

この事件の後味の悪さは…
動機がわからないこと。

教師にいじめと言われるほどの体罰を受けた、と訴えることにより、あの母親は何を得ようとしたのだろうか?
そして、何を得たのだろうか?
子どもに嘘までつかせて…
ま、お金は得たのだろうけれど…

センセーショナルなマスコミの取り扱いは、今も昔も何も変わっていない。
事実なんてどうでもよくて、話題になって、視聴率や販売部数があがればいい。
取り上げられた方の立場なんでどうでもいい。

学校は学校で、保身の塊。
事実はどうであれ、保護者の矛先がそれればそれでいい。

この先生の一番のみかたは家族。
妻も子供も先生を信じ続けた。
良い弁護士にも恵まれた。

最終的に教育員会の処分も取り消されたけれど…
一度ついたレッテルはそう簡単にはぬぐえない。
失われた時間も取り戻せない。
でも、教師を続けられたのは、先生の人徳だったのだろう。

母親側から見た先生の姿と先生側から見た事実。

綾野剛と柴咲コウの演じ分けが素晴らしかった。

今もどこかで生きているであろうあの親子は、何を思っているのだろうか。


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父と僕の終わらない歌

2025-06-24 12:50:59 | 映画

父と僕の終わらない歌
2025年5月23日 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12 B列7番

原案:サイモン・マクダーモッド
脚本:三嶋龍朗、小泉徳宏
監督:小泉徳宏
出演:寺尾聰、松坂桃李、佐藤栞里、副島淳、大島美幸、齋藤飛鳥、ディーン・フジオカ、三宅裕司、石倉三郎、佐藤浩市、松坂慶子

イギリスで実際に起きた実話の映画化。

かつてレコードデビューを夢見たものの、僕のためにその夢を諦めた父さん。
横須賀で楽器店を営みながら、時折地元のステージで歌声を披露しては喝采を浴びてきた。
僕はそんな父さんが大好きだった。だがある日、アルツハイマー型認知症と診断されてしまう。
すべてを忘れゆく父さんを繋ぎとめたのは、強く優しい母、強い絆で結ばれた仲間、そして父さんが愛した音楽だったー。
大好きな歌を歌う時だけ、いつもの父さんが戻ってくる。
父さんの夢は僕ら家族の、皆の夢となって再び動き出すー。
(オフィシャルサイトより)

寺尾聰の演技がリアルすぎて…
すごく切なかったです。
でも、アルツハイマー型認知症を理解する上で、とても参考になりました。

夫がアルツハイマー型認知症と診断されても、動ずることなく、ユーモアに変えてどっしりと構える妻の姿はとても素敵でした。
それでも、もうダメと思うことがあるのがリアルでした。
松坂慶子が役にぴったりでした。

寺尾聰も松坂桃李も運転するシーンがあるのですが…
ちょっとよそ見の時間が長すぎない?って、すごく気になってしまいました。
もちろん実際に運転しているわけではないのでしょうが…
それがわかっていても、かなり気になりました。
(父親を交通事故で亡くしているので…)

どうだ、どうだ、って煽られるわけではないのですが、自然と感動してました。

寺尾聰の歌もとても素敵で、それだけでも観る価値はあるかな、って思いました。

上映後の舞台挨拶には、寺尾聰、松坂桃李、佐藤栞里、副島淳、ディーン・フジオカ、松坂慶子、小泉徳宏監督が登壇しました。
あとから、サプライズで 佐藤浩市も花束を持って駆けつけました。



入場時に配られたボード。
新聞紙と同じぐらいの大きさ(B3ぐらい)で、捨てるに捨てられず持ち帰るのに難儀しました。


こちらも配られたティッシュ。
似顔絵がよく似ています。
使うのがもったいないです。


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