帰福
ベルリンのテーゲル空港からアムステルダムに飛ぶ飛行機に若干の遅れ。荷物を預けるベルトコンベアが止まるトラブル。
スキポール空港でのトランジットの時間は一時間ちょっと。20分の遅れは冷や汗もの。
出国手続きとかもあって結構ギリです。
搭乗口まで延々歩き、福岡までの便に乗ってしまえばこちらのもの。
後はお気楽、ビールにワイン。
機内に日本語で食事のアナウンスが流れます。
「和食はカツ丼、洋食はチキンピラフ」、このメッセージへの反応は恐ろしく早かった。ドウチもエフ子さんもこちらを見てカツ丼を要求。
帰国のこのタイミングでカツ丼と聞けば、日本人の誰もがそそられます。
ハイハイわかりました。頼みますから。頼めばいいんでしょ。
サービスに回ってきたオランダ人男性キャビンアテンダントに「カツ丼」と言ったら、以外と全然通じない。
もう少し勉強して欲しいよなあ。「ジャパニーズ、スリー」で了解してくれました。
我ながらひどい英語だけど、通じさえすればそれでよし。
期待も高すぎなのか、出てきたものをカツ丼と呼ぶにはためらう一品。
ハズレかあ、まあ仕方ない。
この際一緒に付いてきたデザートで白ワインもいただきましょう。
帰りの飛行機はずっと夜。
少しは寝れたけど、到着までまだ3時間あまり。
エコノミーの席は狭いから、カラダを伸ばしたくなり席を離れてストレッチ。ついでに後部のパントリーに行って、日本人乗務員にカップ麺あったりします?と聞いたら、即座にお湯を注いでくれました。
だいたい長距離便の飛行機には積極的にはサービスしない、いろんなものが積んであります。
アイスクリームやオニギリがあるかもしれないし、乗務員が忙しくない時間帯に何があるか聞いてみるのも楽しみ方の一つ。
席に戻り暗い中で食べるカップヌードル。
機内食よりこっちの方が断然美味しい。
が、ふわんと周りに香るラーメスープンの匂い。寝ている人の臭覚と食欲に火を付けなければいいのだけど。
到着一時間前、朝食が出てきましたが果物とかに少し手を付けただけ。
粗末にしてごめんなさい。
オレンジジュースは美味しかったです。
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