ママの独り言

アニマルとの格闘日記

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2019-01-27 23:05:53 | Weblog
最近 真海の想いが 倫空に のり移ってるんじゃないかと思うことが よくある。

倫空が 生まれてくるまで 末っ子だった 真海は こっちに越してくるまで 倫空のことが 嫌いだと言っていた。 それは 今まで自分が末っ子だったのに そうではなくなったことと 歳の離れた兄弟を 皆が とても可愛いがったから。

でも こちらに越してきて ちょっとした事件が起きた。 町内の祭りの時に 倫空が居なくなった…。
私と真海は必死に探したが どこにもいなくて いよいよ捜索願いと考えた時 やっと見つかった。

あの時 真海は 「こんなに倫空のこと心配したのは初めてだ」 と泣きべそかいて言っていた。 あの時から 真海は 変わっていった。

最後は 一緒に買い物行った時 倫空に 「いつまでも こうやって お姉ちゃんに ついてこいよぉ〜」と倫空の頭をグリグリしていた。

今 思うと あの頃から 2人の気持ちは急速にリンクしていったのだろう。

真海は 倫空に見舞いに来て欲しかったみたいだったが、倫空は そんな真海を見たくなかったようだった。 ただ いつも私に 「真海は 次はいつ帰ってくるの?」と しきりに聞いた。

2人とも 素直じゃないとこは そっくりだ。

真海が 居なくなって しばらくたって 倫空が私に なにげなく言ったのが 「 真海は あの デカブツを 取った時には もう始まってたんだよね!」

そうなんだ…。 私が 認めたくない事実をきちんと整理している。

そう 聞いた 倫空に 私は うなづいた。

あれは 真海が言わせた言葉に違いない。 残念なことだが そういうこと。

戦う前から 勝敗は決まっていたんだ。 でも それでも戦うのが 我が娘。 私の育てた子ども。

その 想いをきちんとつなぐ倫空。

さっき 寝ましたよ。 「お母さん おやすみなさい。」 だって。

うふふ。 真海を思い出したわ。