とーるちゃん

　　桜　咲いたよ。


　何年経っても　あの傘たてに　とーるちゃんが座ってる気がするよ。
何を話したか全く覚えてないけど、あの低い優しい声を思い出すと
今でもドキドキする。

　　とーるちゃんに　大丈夫だよって言ってほしくてがんばったよ。

　今年は花火も見に行く。　　もう逃げないと決めたから。


　　　　ほんとは　　違う。　　　そうじゃなくて
なにもかも変わるんだ。　　それだけ言いたくて。


　　また　大丈夫だよって言ってもらわなきゃ　立ってられそうじゃないから。

　がんばる。　　じっと　ここでがんばるよ。
　　私はここで待つ。　　とーるちゃんと別れる時　そう決めたんだ。
　私の場所は　ここしかない。

ふざけんなっ

　　　どうせ過去も未来も変わらないんだ。　　もちろん星座もね。

　どんなに　じたばたして、はいつくばったって　この運命は
変えようがないんだ。　　

　　奇跡なんか起きやしない。　　へこむよなぁぁぁ。

神頼み

　　何だっていい。　　どうだっていいから　この結末だけ知りたい！


　　そしたら　私は何だって平気だし、我慢できるのに・・・。

　神様の気まぐれに振り回されて、苦しいことばかりだ。

花見の計画

　　今年は少し遠くに行ってみようかなと思っています。

　前から行きたいと思ってたとこにチャレンジです。


　　桜は散るものではなく、舞い上がるものだと
そう言ってもらって　少し怖くなくなった。　
　だって散ってもまた咲くんだもの。　
　明日のために　今日は散るんだ。
　そして　　再び咲くのだ。　　　それでいいのだ。

へこむ

　　愚痴も泣き言も聞いてもらえなかった。　　二度目だ。


　私のこと　また馬鹿にした。　　言っていいことと悪いことがある。
慰めてほしいときに、笑って馬鹿にするなんて最悪。

　　　あんたなんかに　かまってやんない。

　　こんなに惨めで悲しいなら、ひとりでのた打ち回ってるほうが、まだ　ましだ。