天声俊語-俊坊が語る-

 キチガイ芸術家、俊坊の毎日更新ブロク。
 主な内容は友人アーティストの楽曲紹介と、拙作「王善本紀」の製作記録です。

俊坊の活動 2006

2006年07月29日 | 其の他
Q.何をやっているのか?
A.それは何かと言うと、一言で言えばオンラインにおける芸術活動(アートワーク)と友人アーティストのプロデュースである。
 具体的な活動内容は以下の4つ。
■絵の修行「3年千枚絵」
 これはその名の通り3年間で千枚のPCのマウス絵を描くと言うもの。
期間は2004年4月1日~2007年3月末日の向こう3年間で、現時点での累計枚数は751枚。(内、サイト掲載分は750枚)
 見事やり遂げた暁には千枚全て自サイト展示室で公開した上に、Vectorに画像ファイルを登録して「画集」を無料DL出来るようにし、更にはギネスにも申請しギネス記録を狙う。

■自ブログ「天声俊語」
・正式名称:天声俊語-俊坊が語る-
 毎日更新の自ブログで、主な内容は友人アーティストの楽曲紹介と、下記の拙作「王善本紀」の製作記録である。
 毎日更新でも曜日によって更新内容は決まっており、平日(月~金)は楽曲紹介、土曜日は雑記、日曜日は王紀の製作記録という具合である。
(たまに予定を変更して例外的なスペシャル更新をする事がある)
 特に重要なのが平日更新にて行われる楽曲紹介で、大の音楽好きたる私が支援している友人アーティストは以下の5人である。
◆katagi◆
・ジャンル:underground hip hop
・オススメ曲:空を見上げても feat. ES
◆sway◆
・ジャンル:abstract(アブストラクト)
・オススメ曲:organ
◆狸穴(まみあな)◆
・ジャンル:electornica(エレクトロニカ)
・オススメ曲:Life activity
◆高津戸(=Takazudo)◆
・ジャンル:techno, trance, minimal, hardhouse
・オススメ曲:
◆zwievel(シヴェル)◆
・ジャンル:techno,trance,house,noise
・オススメ曲:a q u a r i u m
 自ブログを始める以前から彼ら5人とは付き合いがある。
 彼らの楽曲に惚れ込んでコンタクトを取り、以来毎週1曲ずつメールで3行余りの楽曲感想(文章)を送り親睦を深めていた。
 ある時自ブログを始めるにあたり、彼ら5人に「今まで贈った楽曲感想を若干改訂し、自ブログ上で楽曲感想として毎週1曲ずつ紹介したい」と申し出た所、全員からOKの返事を頂いたので自ブログ更新の主武器として楽曲紹介している。
 現在紹介している上記5名が終了した後は、既に候補者が決まっている次の5名を紹介する。

■音楽活動
・Type:MC(ラッパー)
 先述した自ブログでの楽曲紹介でも述べた通り、私は大の音楽好きである。
 特に好きな音楽はHIP HOP、tracne、houseの3ジャンル。
 その私が聴く側としての長いキャリアを培った後、ついにやる側としての第一歩を去年歩み始めた。
 きっかけはUNITY-0(ユニティー・ゼロ)という関西のHIP HOPシンジケートが、毎年恒例で行っているマイクリレー音源のMC募集広告をweb上で発見し、それに参加した事である。
□UNIYT-0 公式サイト
 これまでに多くの楽曲を聴いて耳を肥やし、好きなアーティストのラップを口ずさむ事はあっても、自らラップをする事は無かった。
 そこで思い切って最初の一歩を踏み出し、出来の良さは抜きにして見事やり遂げたのである。
 その時の歌詞(リリック)は以下の通り。

□UNITY-0 2006 マイクリレー用リリック
□完成音源視聴 muzie UNITY-0
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S・Y・U・N・B・O・U 越後のギャングスタ来襲
筆とマイクで格闘 する新潟の奇才MC俊坊
底辺から這い上がれ 天辺へと成り上がれ

聴きてぇ奴は聴いてけ 聴きたくねぇ奴は即効出てけ
Hi!テンション上げてけ 騒げ・騒げ・騒げ

俊坊・初陣・初参戦 目指すは・当然・天辺
関西Hip HopUNITYに賛同 力を合わせ共に征こう

独自のリリックを刻み込む 独自のヴァイブスで盛り上げる
独自のライムをぶっ放す 独自のフロウでぶちかます
独自のスタイルを貫く 独自のスキルでやり通す

並み居る敵は全て打ち負かす 並み居るギャラリー全て沸かす
UNITYの前にUNITY無し UNITYの後にUNITY無し
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 勿論今年の「UNITY-0 2007」にも勿論参加する。
 去年は最初の一歩を踏み出したので、今年は次なる一歩を踏み出す。
 目標は去年よりも上手くやる事だ。

 そしてゆくゆくはMCのみならず、DJやTM(トラックメイキング/作曲)にも進出したい。
 絵の修行、天声俊語、音楽活動。
 全ては下記の「王善本紀」へと繋がっていく。

■異説的自伝物語「王善本紀(おうぜんほんぎ)」
・正式名称:王善本紀‐Wang Shan Ben Ji‐
・略称:王紀(おうき)
・ジャンル:異説的自伝×歴史英雄譚
・自ブログ内粗筋(あらすじ)ページ
・主人公:大沼紳助(おおぬま・しんすけ)
①基本データ
②詳細データ
 この物語は私の実体験がベースとなった一大長編物語である。(現在構想&執筆中)
 主人公の出自や経歴、そして思考や言動等あらゆる事において9割方作者である俊坊と共通の人格を持つ。
 そしてこの物語は1999年4月1日を基点として、史実とは異なる歴史を紡ぎ出す。
 それは一種の平行世界(パラレルワールド)であり、同時に別物語(アナザーストーリー)でもある。
 故に異説的自伝であり、そして歴史英雄譚なのである。

 王紀をどのような形で表現するのかは既に決まっている。
 その表現媒体は電子小説(サウンドノベル)、別名ビジュアルノベルとも単にノベルとも言うものだ。
 これは何かと言うと小説に画像や映像、音楽や効果音、他にも様々な演出が加わった物であり、漫画や紙芝居や映画を見る感覚で小説が読めると言う優れ物だ。
 元々はTVゲームの1ジャンルとして発展したもので、昔流行った「かまいたちの夜」を思い出して貰えば分かるだろう。
(但し王紀は選択肢等といったゲーム要素が全く無いので、純粋な読み物かつ芸術(アート)作品である)
 これをネット上でVector等のDLサイトと契約し、フリーソフトとして無料配信すれば多くの人が読めるだろう。

 ただ、電子小説を知らない人にとっては文面で説明しても分かり難いと思うので以下に薦める友人達の作品を実際に読んでみる事をおすすめする。
□里見しば:TRUE REMEMBRANCE

□凪鳥:常世の星空

□棚橋プロジェクト:双鏡(リメイク版)、don‘t cry francis

□礼門Z(れいもんズ):双鏡(オリジナル版)、想鏡



Q.それがどのような事をもたらすのか?
A.先程述べた4つ項目ごとに回答しよう。
■絵の修行「3年千枚絵」
 私は元々絵の才能が無い。
 だからこう考える、才能が無ければ自分で作り出せば良い。
 同じ才能なら神より与えられた天賦の才よりも、自ら築き上げた努力の才の方に価値があるし、またその方が遥かに尊い。
 故に私は傍から見たら「3年千枚絵」という常軌を逸した、悪く言えば狂気の沙汰としか思えない修行を自らに課しているのである。
 だがこれを完遂した時、私の中で何かが変わるだろう。否、絶対に変わる!
 それにオンライン(インターネット)でもオフライン(リアル)でも交友関係が広く深く、また海外にも多くのコネクションを持つ私の事だ。
 完遂した暁には自ブログにて大々的に宣伝した上で、身内(インターネット用語でオフラインの知人・友人を意味する)にも大いに話すだろう。
 それにより私の「3年千枚絵」完遂の報を聞いた者は「私もやれば出来る」と奮い立ち、たとえそれが絵とは全く別の分野だったとしても、次なる努力の才を生み出し大成するチャンスを勝ち取る者も現れる。
 何より「3年千枚絵」がギネス記録に認定されれば、この事が世界規模で伝わり私に続く者は更に多くなる。

 因みによく「何故アナログ画でもなければデジタル画でもペンタブを使わずに、わざわざ描きにくく時間もかかるマウスで千枚も描くのか?」と訊かれる。
 その答えは敢えてマウスという、敢えてやりにくいツールを使う環境で修行する事により自らの実力を底上げする事にある。
 つまり、マウスという劣悪な環境で「3年千枚絵」と言う荒行を成し遂げた後、本来の基礎画力は更に跳ね上がる事となる。
 これを分かり易く武技(=武術・格闘技)の修行やスポーツのトレーニングに喩えれば高地トレーニングやウェイトトレーニング、更には近年話題となった新極真会の鈴木国博選手が行った加圧式トレーニングの様なものだ。
 実戦よりも苛酷な環境で枷(ウェイト)を付けながら修行し、実戦の場ではそれを全て解放して戦う。
 私の絵の場合は「3年千枚絵」が修行、そして王紀が実戦である。

■自ブログ「天声俊語」
 先にも書いた通り、自ブログにて最も重要なのが全体の七分の五を占める楽曲紹介、つまりアーティストの支援活動であり、故に自ブログは世間では音楽系のブログとして認識されている。
 私が見出し支援した友人アーティスト達が身内や音楽好きの人間に読まれれば読者に友人達の音楽が伝わる。
 その中で口コミでも何でも良いので更に多くの人間に広まれば尚良い、正に共利共生だ。
 そうして自ブログと彼らの音楽が持ちつ持たれつの関係になれば、双方にとってプラスとなる。

 事実、私が支援した事により大いに実力とキャリアを伸ばした者もいる。
 とは言え私のお蔭で彼らはBIGになったという偉そうな事は言わないし、また言うつもりも無い。
 私はただ毎週メールで彼らの楽曲感想を3行文で送り、それを改訂(リサイクル)して自ブログで毎週楽曲紹介しただけ。
 言わば背中をちょこっと押したに過ぎない。
 後は彼らの努力と実力でBIGに成り上がったのだ。
 我が友人達がBIGになっていくのは自分の事の様に嬉しいし、だからやっていける。

 私が思うに今の音楽界は腐っている。
 本物のラッパー達から「金に魂を売る」と揶揄されるが如く、子供騙しのポップスや堕落したロックとラップのみが蔓延している。
 音楽が本来持ち合わせるべき真剣なメッセージや崇高な芸術性が置き去りにされ、商業主義(モード)を優先させた低俗な娯楽的要素が幅を利かせている。
 分かり易く言えば良い音楽ではなく、悪くても売れる音楽が跋扈しているのだ。
 そんな日本の音楽シーンを憂い、我が身は微力ながらも何かしたいと考え我が友人たちを支援するのである。

 また自ブログの更新内容は音楽関係のみではない。
 土曜日の雑記はその時の気分で色々な事を書くし、日曜日は王紀の製作記録を書く。
 同時にこれらの内容も書く事によって、音楽ブログの読者に王紀をチェックさせる事も出来るのだ。
 つまりは自分にもちゃんと利益が来るのである。

 余談だが、天声俊語は国内のみならず海外にも進出している。
 その第一歩として、私の親戚が多数集住する台湾の高雄市へと駒を進めた。
 詳細はこちら

■音楽活動
 上記で友人達をプロデュースすると同時に、自分でも音楽活動をやりたい。
 去年、UNITY-0マイクリレー音源の参加MC募集広告を見た時には即意思が固まり、気付いた時には既に動き出して主催者のMOJA氏に参加する旨のメールを出していた。
 そして見事に成功し、今年は更なる一歩を踏み出そうとしている。

 私が音楽活動にも進出した理由はやはり、先程述べた音楽界の腐敗にある。
 その腐敗を糾そうと友人を支援するだけでなく、自ら音楽活動する事によって戦場の最前線に立って闘いたい。
 それにより少しでも現状を変える事が出来れば幸いである。
 確かに現在の私のレヴェルは素人に毛が生えた程度だが、分野は違えどもキャリアを重ねていく毎にレヴェルアップするのは「3年千枚絵」で実証済みだ。
 少なくとも何もしないよりはマシである。

 それに、私自身先述した通りMCのみならずDJやTMにも将来的に進出する予定だ。
 昨今ではMC(ラップ)、DJ(編集)、TM(作曲)の3つとも出来る凄い人(MOJA氏もそのひとり)が増えているので、私も彼らに対抗すべく残りふたつの技術も身につけたい。
 それにDJとTMが出来るようになれば、ラップのトラック(伴奏曲)を作るだけでなく、tranceやhouseといった他ジャンルの楽曲も作れるようになる。
 広く深くあらゆるジャンルの音楽を聴く私であるが、一番は勿論HIP HOPである。
 たが、それ以外のジャンルも好きなので、多くのジャンルの曲を作って応用の聴くアーティストとなりたい。
 そうして作った楽曲は王紀のBGMとしても使用するだろう。
 広さと深さ、質×量×速さ、それらを繋ぐ相互性。
 以上を兼ね備えてこその俊坊クオリティーである!

■異説的自伝物語「王善本紀」
 そして上記全てを集約する王紀。
 この物語を書く動機は強大だが、それはここで書くべき内容ではない。
 そこには余りにも暗く深い闇がある。
 故に敢えてここでは書かないが、ただ上記の粗筋を読まれたのなら私がどの様に生まれ育ったのかは想像に難くないだろう。

 私の中には暗く深い闇がある。
 その闇は憎悪、怨恨、そして「殺意」と言う名の攻撃的理性といった負(マイナス)の精神エネルギーを生み出している。
 それらは私の生命力となり、ひいては私の存在自体を形成している。
 だが、他人は私に闇がある事を知らない。
 否、闇がこの世に存在する事すら気付いていないのだ。
 その闇は次の瞬間に誰かを殺すかもしれない、また闇を持つ者自身が蓄積された闇に喰われて死ぬかも知れない。
 だから人間は闇というのが何なのかを知らなければならない。
 誰かの闇に殺されぬ様、自分の闇に喰われぬ様。
 その闇を王紀という形で伝える事が、私の使命である。


 以上全てをまとめた結論として述べる。
 創作(クリエイティング)には2つのタイプがある。
ひとつは自分の為に「美しさ」を追及する芸術(アート)と、もうひとつは他人の為に「楽しさ」を提供する娯楽(エンターティメント)。
 現代社会はモードに乗っかった娯楽のみが横行し、真に価値のある芸術が忘れ去られている。
 私は自らを芸術家(アーティスト)と名乗っている。
 そんな世を憂い、変えたいと志して行動するのは至極当然の事である。

 音楽家(ミュージシャン)はアーティストとも言う。
 だが昨今の音楽家達は金に魂を売り、メッセージ性も芸術性も捨てたただの娯楽家(エンターティナー)に成り下がっている。
 そうして腐り切った音楽界を救うべく、私は本物のアーティスト達を送り込むと同時に自らも音楽活動をしている。

 王紀にしても完全なアート作品である。
 絵は独自性が強烈過ぎて一般受けしない。
 ストーリーも私の実体験が元となっているので、暗くて生々しいし暴力表現や残酷描写がリアルだ。
 最近流行の萌えやエロ要素なんてひとつも無い、つまり娯楽性ゼロ。
 第一無料配信だから金にもならない。

 ならば何の為に芸術活動をやっているのか?
 一言で言えば己の為、それも自己満足という半端なものではなく自己実現という確固たる意思と覚悟を持ってやっている。
 そう「虎は死んで皮を残し 人は死んで名を残す」の諺通り、私の名と業績を後世に残す為にやっているのだ。
 故に私はひとつの誓いを立てている。
 それは生涯現役の芸術家であり続けること。
 売れなくても良い、認められなくても良い、それでも芸術を止めない。
 偶然にも以前TVで岡本太郎の特集を見た時に初めて太郎の事を知ったのだが、彼が私と全く同じ事を考えている事に大きな衝撃を受けた。
 その太郎と同じ魂を持つ者として、私はこの21世紀に自らの大いなる芸術をもって挑みたい。

 金を稼げる娯楽家がプロであり一流と呼ばれる現代、金を度外視する我々芸術家は所詮アマチュア止まりで二流以下と見なされる。
 だがそれでも状況によっては一流を打ち負かせる超二流と成り得るし、ゆくゆくは一流を駆逐して超一流となり我ら芸術家の方が格上だという事を世に知らしめねばならない。
 その為にも、先ずは私が活動しているのだ。

 最後に、何故私がいつも非営利で活動しているのかお答えしよう。
 私は子供の頃凄く貧乏だった、だから欲しい物はおろか生活必需品まで事欠く有様であった。
 その苦痛が分かるからこそ、私は金銭的な要求は一切しない。
 友人アーティストのイベント用フライヤーイラストを描き、楽曲紹介をしても彼らに金銭的な見返りは一切要求しない。
 これらは私が好きでやっている事だからだ、それに芸術家は金に魂を売るべきではないという信念に基づくものでもある。
 その代わり、いつも著作権は守れと厳しく言い渡す。
 著作権は芸術家の名誉だから、これ無しに芸術はやっていけない。
 金に魂を売らず、名誉を守り自由に活きる。
 そういう芸術家で私は在りたい。

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