天声俊語-俊坊が語る-

 キチガイ芸術家、俊坊の毎日更新ブロク。
 主な内容は友人アーティストの楽曲紹介と、拙作「王善本紀」の製作記録です。

♪zwievel「venzapono」

2006年09月08日 | ♪zwievel(シヴェル)
♪zwievel「venzapono」
 この曲を聴いて得たイメージは赤道直下の熱帯雨林。
 私の場合ジャングルと聞くと戦場やゲリラ戦を連想するが、この曲にはその様な血生臭さが無い。
 寧ろ豊かで平和な、自然界の楽園と言う印象を受ける。

♪zwievel「Montparnass N’2」

2006年08月25日 | ♪zwievel(シヴェル)
♪zwievel「Montparnass N’2」
 確かにこれはzwievel本人が仰る通り前衛的過ぎる。
 音楽と言うよりは戦場の記録フィルムを映像無し、つまり音声のみで視聴している感じだ。
 眼を閉じると仏教でいう六道輪廻の内の天上界と人間界を除く四つの世界、即ち修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄の映像(ヴィジョン)が脳裏に浮かぶ。

♪zwievel「Last Rance」

2006年08月11日 | ♪zwievel(シヴェル)
♪zwievel「Last Rance」
 美しいのに、どこか悲しくて涙を誘う旋律。
 涼風のように清々しく、それでいて心の琴線にしっかりと触れている。
 展開構成からのイメージだとこの曲はまるで旅のようであり、序盤が邂逅で中盤が同行、そして終盤が別離という具合である。

♪zwievel「zoner(new mix)」

2006年07月28日 | ♪zwievel(シヴェル)
♪zwievel「zoner(new mix)」
 演奏時間が長くなった分、確実に旧版「zoner」からパワーアップしている。
 展開構成とストーリー性に富み、リスナーを飽きさせないのは見事の一言に尽きる。
 聴き所は序盤2:52からのラストまでの全パートで、そこから先は全編クライマックスと言ってもも過言ではない。

♪zwievel「Red Desire 2006」

2006年07月21日 | ♪zwievel(シヴェル)
♪zwievel「Red Desire 2006」
 この曲を一言で言えば解放(カタルシス)。
 あらゆる心理ないし精神エネルギーの封印を解き放ち、それによって霊的ビッグバンを引き起こすイメージ。
 但しそれは決して激しく無く、寧ろ静かに、だが確実にこの世界を覆い尽くす。

♪zwievel「aquarium」

2006年07月14日 | ♪zwievel(シヴェル)
♪zwievel「aquarium」
 タイトルを直訳すると「水族館」だが、私が楽曲を聴いて浮かんだのは施設型の水族館ではなく、自ら潜水して直に触れられる(陸地で言うならサファリパークの様な)水族館だ。
 展開構成面でも盛り上がる部分が段階的に幾つもあるのが素晴らしい。
 その度に意識が深くダイヴすると同時に、気持ちよくトリップ出来る。

♪zwievel「F.E.」

2006年07月07日 | ♪zwievel(シヴェル)
♪zwievel「F.E.」
 タイトルの「F.E.」が何の略かは分からないが、私が思うにこれは「Feeling. Emotion.」の略だと思う。
 泣きを誘う美メロピアノサウンドが、リスナーの心の渇きを癒すように優しく浸透し潤してくれる。
 そうして潤った魂魄は活力を取り戻し、生命の灯は更なる輝きを増すだろう。


*追記
 「F.E.」か何の略なのかをzwievel本人に質問した所、「Feeling. Emotion.」で正解であるとの返答を頂いた。