2024年版・井川治久の マル秘・英単語1234ワールド。

★元祖『早稲田・慶應らくらく突破 ㊙英単語1234』(1985年・新声社刊・井川治久著。)の更新ブログ版の不定期日誌。

★電子辞書が、ぱっくりと。 ( split open ) ■2010年8月■

2010年08月15日 23時13分36秒 | ■活動ニュース
日号

西暦2000年までは、東北地方や関西方面に特別出講する時には、

何冊もの辞書を、特大の鞄に入れて、担いでいったものだ。

また、週一回出張する場合には、予備校が契約していたホテルのフロントに、

オックスフォードや、ロングマンや、コウビルドなどの英英辞典

を、通年で預かってもらっていた。

高校生や浪人生から質問を受けた場合に、一緒に辞書を引いて

確かめるためである。

同時に、辞書を持ち歩き引きまくる習慣を、教え込むことができた。


1984年に、受験英語を教え始めて以来、

一貫して、正攻法。手抜きナシの指導。。。。。。唯一、自慢できる

ことだが、当たり前のことである。


2010年8月、この夏休みのこと、

9年半ぶりに、お呼びがかかり、茨城県の高等学校に特別出講をした。

今回は、肩掛け鞄で済んだ。セイコーの電子辞書を選択して行ったからである。

教室に入ると満席で、案の定、机の上に電子辞書が目立った。

国立大学志望の受講生が大半だというから、学習には

紙の英和辞典が「線もパッと引けて」好いと思うが、紙の英和辞典は「決して発音は

してくれない!」 ・・・・・・甲乙付け難い

ので、「紙の辞書を使うか、電子辞書を使うか、併用するか

は、自分で選択しなさい」というスタンスを取っている。

そもそも、特別講義なので、私が口を挿むところではない。


さて、このブログを、2006年1月から欠かさず御読みの方は、ご存知かもしれませんが、

私は、電子辞書を4台持っているのです。(* 紙の辞書は、その100倍ほど。)

4台目は : カシオの製品ですが、「田舎」に備えてあります。


第2号は : 以前このブログに記したとおり、セイコーの製品ですが、冷酒を浴びて

単なる飾り物と化してしまいました。 (* そのブログは、整理消去。)

第3号は : 今回、特別授業に持って行ったセイコーの高価な代物なのですが、

なんとぱっくり裂けてしまったのです。「終戦」を意識したのでしょうか。

ヨドバシカメラに、預けてきました。修理費の見積もり依頼です。購入して3年あまり

が経つので、保証書は役立たないでしょう。。。

第1号は : シャープのベーシックな電子辞書ですが、これのみが、いま手元で

「健在」です。広辞苑、ジーニアスの英和と和英、漢和の4冊分しかコンテンツがありません。

シンプルな辞書なので、すぐに引き終わります。


シンプルなモノには、複雑なモノには有し得ない 能率的な部分がある!

・・・・・・教える者にとって、忘れてはならない事ですが、

実は、人生自体において、重要な事柄なのです。。。



井川治久 (英語講師。学研、開拓社の英語参考書・著者。東京都。)






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