今年も押し詰まってきたので大掃除ではないけれど片付けている。
二年半前のリース犬の精密検査記録が出てきた。
すぐ死ぬといわれた割には長生きしたものだ。
親類のタカちゃんにいつものお菓子を送って電話で話した。
何年か前、タカちゃんの犬が死んだときの話は聞いていたけれど、
話してみると、リース犬と同じ種類同じ病気だったことが分かった。
「病院に入院させなくて正解だよ! うちは酸素吸入が必要ということで入院させたら、それっきり…」
入院させなかったことを非難されると思っていたので意外な言葉だった。
リース犬が倒れる前までは、この食卓を二人と一匹で囲んでいた。
椅子に飛び乗れなくなったので、座卓と替えていたのだが、
リース犬は」その座卓にすら向かうことが出来なくなってしまった。
そこで以前のようにこのテーブルを使うことにした。
とっくに死んでいるはずのリース犬はまだ生きている!
それだけでいい。
今年はいろんな事が有ったけれど、ただ受け入れるだけ。
時々思う。
人生って起こることが決まっていて、それをどう受け止めるかが大切なんじゃないかなって。
他者に振り回されることなく自分で考えて行動したい。