
3日前、アイドリング不調を感じつつもなんとか所沢の駐車場まで戻ってきたワゴンRだが、その後まったくエンジンがかからなくなった。
そか、水曜日の未明はギリギリの状態で僕を運んできてくれたんだな、青箱くん。
ありがとう(-人-)。
スズキのK6Aエンジンのアイドリング不調となれば、ISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)関係の不具合を考えるのが整備の定番。
僕も、以前乗っていたMRワゴンや、今乗っているワゴンRで、ISCVを清掃してみたら、症状が改善した。
今回も、まずそこから整備してみよう。
ただ、前回のISCV清掃からまだ3万km弱しか走っていないので、ひょっとしたらISCVユニットの異常かもしれない。
そこで、試しに社外ISCVを発注。
また、スロットルボディー下部のバイメタル付き樹脂製バルブのフタ用のOリングも、発注した。
ともに、昨日到着。
ISCVユニットは、送等込み3230円。
S-18(内径17.5mm 線径1.5mm)のOリングは、速達送等込み880円くらい。
今日の作業に備えて、バッテリーは昨日外し、20時間近く補充電した。
そして、今朝11時、作業開始。
暖かくはないが、晴れているのがありがたい。
今回いじるのは、黄色で丸したあたり。
ボルトを抜いたり緩めたりして、エアクリボックスをずらす。
前述のように、昨春の前回清掃から1年弱、3万km弱しか走っていないので、どこもひどく汚れてはいない。
ただ、ISCVのモーターユニットだけは、新しく取り寄せたものと大きく違っていた。
突き出し方がぜんぜん違う。
先端部の汚れは大したことなし。
本体側の凹みは、そこそこ汚れていた。
では、掃除大会。
各開口部の下にペーパーウェスを敷く。
そして、前回同様、エンジンコンディショナーと古歯ブラシと綿棒とパーツクリーナーとペーパーウェスと時間をふんだんに使って、入念に掃除。
うん、キレイになった。
バイメタル付きの樹脂製バルブまわりは、パーツクリーナーとペーパーウェスで掃除してから、摺動部にごくごく薄くシリコングリースを塗って組み付けた。
新ISCVユニットも、3本のネジを落っことすこと無く、無事に取り付けられた。
僕にとっては、ココのネジを落とさないように抜き差しすることが、この一連の作業の中で飛び抜けて緊張を強いられるものだ。
ほんと、何度やっても怖い。
あとは色々元に戻していく。
エアクリボックスの内側に少しだけブローバイによるオイル付着があったので、拭き取った。
作業終了。
そして、エンジンをかけてみる。
そか…、ダメか…。
こうなるとプロにお願いするしかないかな…。
ECUやスロットルボディーの不良だと、そこそこ高くなるだろう…。
あんまり高額になるようなら、ものすごく残念だけど、これでオシマイというのも考えないとな…。
ともかく、明日、ネットで知った諸情報を元にいろいろ試してみて、それでダメなら次のステップだ。
自分も以前エンジン停止の経験あります。
止まった後はアクセル踏みながら、スタートボタン押したら始動するけど、アクセル離すと止まってしまう。
結局診てもらったら、1気筒死んでました。
重症じゃないと良いですね💦
まさかエンジンがまったくかからなくなるとは…。
あの夜、浜松を出発した時からアイドリングが思いっきり不安定だったのに、所沢までたどり着けただけでもラッキーだったと思う事にします(^―^;)
ムリさせたから、ECUまでダメになっちゃったのかなぁ…。
明日、プラグチェックとか、もう一度古い方のISCVを付けたり、いくつかやってみて、それでダメならいつもの整備工場に電話します。
先日の記事で軽自動車のエンジンの割にはオイル消費が激しく思いましたので、その辺りが実は故障の予兆だったのか分かりませんが、とりあえず駐車場に着いてから完全に自走不可になるのは2台とも不幸中の幸いだったかも知れないですね。
あんまり面倒な不調では無いと良いですね。
年間4万キロオーバーの僕の乗り方だと、この年代のスズキの軽では17~18万キロくらいが大きな山なんでしょうね。
たぶんECUとスロットルボディーをごそっと新品に交換すれば、K6Aエンジン自体はまだまだ元気に走ってくれる。
でも、大金もかかる。
そして、エンジンが快調になっても、足回りの劣化も顕著なので、更に何年も乗るためにはゴム製のブッシュやカバー類や、サスペンションの交換なんかも必要になりそう。
そうなると総額で20万円は軽く越えるので、ま、それは無いかなと。
残念ですが…。