
先日点火コイルやスパークプラグを新品交換したワゴンRだが、残念ながらアイドリング時のボコつきは解消されていない。
調子の良い時もあるが、悪い時は信号待ちなどでエンストしそうになる。
これに似た症状は、以前乗っていたMRワゴン MF21Sでも体験した。
積算走行距離も、12.6万kmくらいだった。
よし、あの時と同じようにISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)とその周辺を掃除してみよう。
作業する前に、必要になるかもしれないOリング(S-18 : 内径17.5mm 線径1.5mm)をCG125で買いに行く。
だが、「オリンピック」所沢西店には無し。
「コメリ」武蔵村山店にも無し。
以前は置いていた「ジョイフル本田」瑞穂店にも無かった。
しかたないので、もし切れていた場合の応急措置として使うべく近似値の物を買った。
必要な場合は、後日ちゃんとネットで買おう。
思いの外時間がかかってしまったので、一旦帰宅し、豚小間と長ネギを入れたカレーラーメンを作って昼食とした。
長ネギは偉大だ、ワサッと入れただけで旨味がぐんと増す。
ごちそうさまでした(-人-)。
13時過ぎ、作業開始。
積算走行距離143497km。
バッテリーのマイナス端子を外す。
これからやる作業は、燃料噴射装置内のアイドリング経路の清掃。
そして、このISCVユニットの取り外しと清掃。
作業の邪魔になるエアクリボックスやステーやカバーを外す。
これで色々いじれる。
ネジを1本抜いて、メーカーとしては非分解部分と設定しているココのバルブを、自己責任で取り出す。
予想以上の黒さだ。
バルブの収まっていた穴の内部も、しっかり汚れている。
続いて、ISCVユニットの取り外し。
3本の固定ネジを抜けばいいだけなのだが、奥まった所にあるのと、もしもネジを落っことしてしまったらどこに入り込むか分からないという恐怖感がすさまじいので、慎重に慎重を重ねてゆっくりと作業。
だから、無事に外せた時は心底ホッとした。
それにしても、どちらも黒い。
以前やったMRワゴンの物よりもずっと汚れがひどい。
ISCVの入っていた穴の中も、当然汚い。
燃料噴射装置の給気口やバタフライも含めて、しっかり掃除せにゃ。
ここら辺専用のクリーナーというのも売っているらしいが、僕は手元にあるクレのエンジンコンディショナーを使う。
下に雑巾を置いて、すべての穴にたっぷり吹き込む。
汚れた液が流れ出てくる。
そしたらボロ布で慎重に細部まで拭き掃除して、パーツクリーナーで残留物を流しだす。
この作業を何度か繰り返せば、穴やバタフライの清掃はOK。
ISCVユニットは精密な電子機器なので、内部にクリーナーを侵入させてはいけないため、布にクリーナーを染みこませて、慎重に汚れを拭き取るようにする。
今回のコレ、パッと見よりもずっと黒汚れがこびり付いていたので、ぬぐい取るのにそこそこ時間がかかった。
もう一つのバルブは簡単にバラせるので、掃除はラクだった。
よし、両方とも無事にキレイになった。
あとは慎重に組み付けるだけ。
バッテリーをつないで、エンジンをかけてみる。
ECUがリセットされているのか、データーが大きく変わったせいか、内部に吹き付けたコンディショナーのせいか分からないが、セル一発での快始動ではなく、長めのクランキングの後、マフラーから白煙を吐きながら始動。
このけっこう匂いの強い白煙はその後数10秒続くが、軽くアクセルをあおるうちに解消。
そして、水蒸気を吐きながらの安定したアイドリングに入った。
暖機後のアイドリング回転数も、正常値。
よっしゃ、これでアイドリング不調はたぶん治ったろう。
まだまだ頼むぞ、青箱くん。
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