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信州エコロエコノ

サラリーマン建築士がエコロジーでエコノミーな自邸の建築を日々綴っていきます。
(光と風と人の家建築研究工房より)

納戸グラスウール

2008年07月21日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
今日の長野市は最高気温が35度を超えたとのこと・・。
暑かったです。
そんな中、去年設計して建てた家に昼間お邪魔しましたが
朝の冷たい空気を取り込んだところで、窓を閉め
あとは、外気を床下に送り込んでの空調のみで
冷房無しで、屋内の気温は13時頃の時点で27度程度でした。
いや、本当に涼しかったです。
今建設中の家とは、若干システムが違いますが、
夏場、エアコン無しでこのくらいの快適さが得られれば
良いな~とつくづく思いました。
夕方自分の家のアパートに戻ると、室内の温度は40度でした。。。
このアパートもSハウスが3年前に建設したもので
外壁はGW(24K)100mm
サッシは空気層12mmのLowEペアガラスを使用しているなど
かなりの断熱性能を有してはいるのですが
とてもエアコン無しでは生活出来ません。
CO2、50%削減する為には、エアコン無しで生活が出来る程度に
日本の住宅の断熱性能のレベルを上げていかないと
無理なのでは無いかな~と思います。

さて暑い中、海の日も関係無く大工さんは出勤です。
納戸の壁にグラスウール断熱材、アクリア
が施工されました。真壁なので壁の厚みが無かったのですが
自分も手伝い、強引に入れてもらいました。
基本的には全館暖房という考え方ですが納戸だけは
野菜など、暖まると傷んでしまうものを置いておきたいので
他の部屋と断熱材で区画しています。
浴室と居室の間にあるので、グラスウールの壁がちょうど
吸音材としての役目も果たします。
ユニットバス(ハーフユニット)の床は意外と
洗面器を置いたりするときの音が大きく響くので
お風呂廻りはグラスウールを入れるようにしています。






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そよ風取り込みファンボックスの組み立て

2008年07月19日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
そよ風を組み立てました。
先ずは、取り込みファンボックスとリターンボックスを
繋げて縦置きしました。
次にパワーユニットと各コードを繋ぎます。
先端がコネクターになっているので接続はとても簡単です。
ただ、コードの長さに余裕が無いので、パワーユニットの
設置位置は排気ファンと取り込みファンボックスの
両方から近い場所に配置する必要があり、限定されるし、
高さ的なことも踏まえて考慮が必要となりました。
各センサーの配線、コントロールユニットへの配線を行いました。
これが壁や天井裏等、どこを通せばよいかということで
かなり大変でした。
電気屋さんの日頃の苦労が分かりました。。。
仮設電源で、各モーター、ファンが動くことを一応確認し
予定の作業が完了しました。
ファンの振動、騒音がひとつの心配でしたが
非常に静かで、納得しました。



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ソーラーパネル

2008年07月18日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
屋根にお湯取り用のソーラーパネルが設置されました。
「そよ風」のシステムにお湯取りのシステムを
組み込むことも可能ですが、
冬場、暖房に太陽エネルギーを100パーセント利用したいので、
お湯取りのシステムは別に設置することにしました。
今回は、地元企業の
サンジュニア
さんを採用しました。
モニター制度を利用出来ることからお得感があったことに加え、
地元の企業を利用することで、地域が活性化されるかな、と思ったことや
営業の方の真面目な人柄から企業の信頼性が感じられたこと
などから採用を決めました。
これからローン生活が始まりますので、
高熱費が現状より下がることを、とっても当てにしています。
サンジュニアさん、よろしく頼みます!



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ブラインドシャッター

2008年07月13日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
今日は長野も暑かった~。
家の中に風がほとんど入らず、余計暑さを感じます。
現在住んでいるアパートは、東に窓がありません。
アパートだから仕方無いのですが
東から風が吹く日には、家の中の空気がまったく
入れ替わらないので不快指数が一気に増します。。。
風の流れ。大事ですね~。
今日は、あまり使いたくないエアコンのお世話になってしまいました~。

現場では、土曜の夕方にブラインドシャッターが取り付けられ
始めました。ただ、連窓部分の納まりで、窓枠とシャッター枠の
取り合い部の隙間が大きく開いてしまうことが分かり
シャッター屋さんから納まりの件で相談がありました。
結局、アルミの型材で隙間部を塞いでもらうことにしました。
この段階で相談をしていただいて助かりました。
シャッターさえ取りつければ良いと言う考えの職人さんなら
そのまま何も考えずに付けてしまっていたかもしれません。
2階の吹き抜け部の窓のブラインドシャッターには
オイレスECO社製の
サンシャディ
を採用しました。
以前にも採用したことがあり、信頼性から選択しました。
取り付けも、オイレスECOの社員の方が直接取り付けて
くれるので、今回の様な場合にも安心でした。
床のフローリングが半分ほど完了しました。
45度の斜め張り下地(荒板)の上にヒノキフローリングt15(実付き)を
クギで根太(@303、@227.5)に留めていきます。
@227.5の根太ピッチの方がやはり、多少しっかりした歩行感が
得られる感じです。@303でも問題にはならないレベルです。

 

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断熱材

2008年07月05日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
断熱材が入り始めました。
断熱材は外断熱+内断熱のハイブリッド工法になります。
外断熱だけでは厚みが十分に確保できないのと、
室内の吸音性に難がある為、採用しました。
ただこの場合、外断熱材が気密層を形成しているので
壁内に万が一湿気が入ってしまった場合
外に湿気は逃げてはくれません。
今回採用の断熱材アクリア
撥水機能を持っている他、透湿防水シートの湿気の
通しにくさが通常の2倍あるので、問題無いと考えました。
それでも、湿気が壁内に入ってしまった場合
それが、ゆっくりでも良いから逃げて行くように
手前の壁との間に若干の隙間を設け、空気が
流れるようにしました。
暖房器具は、基本的に開放式の燃焼器具は利用しない予定です。
これで、出来る範囲のことはしました。
あとは、実際に住んでみて本当に問題がないかどうか
検証したいと思います。ハイブリッド工法の技術は
まだあまり確立されていないのが現状では無いかと思います。
何れにしても採用する場合は、湿気の逃げ道については
考えて施工すべきだと思います。

 

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ハーフユニットバス断熱工事

2008年07月04日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
最近はプロポーザル物件の資料造りで帰りが遅くて朝も早く、
なかなか現場へ行くことができません。
そんな中、大工工事は着々と進んでいきます。
その内容はまた別の日に書くとしまして
ハーフユニットバスが先日納品されました。
ハーフユニットバス
その名の通り、ユニットバスの下半分だけがあるものです。
お風呂の壁と天井を板張りにしたかったので採用しました。
今回はTOTOの
ハーフバスルーム を使用しました。
ただ、このハーフユニットバス、取り扱うメーカーも種類も
あまり数がありません。
特に魔法瓶浴槽の様な断熱タイプのユニットバスが
主流のこの時代において、既製品で断熱が施されているのは
無いのが現状です。断熱してないお風呂のお湯が直ぐに
冷めてしまうのは、省エネに反しているので
浴槽をまるごと断熱施工することにしました。
現場発泡ウレタンを吹きました。
これがまた素人にはなかなか難しいです。
缶を逆さまにしなければならないのが
説明書から理解出来ずに
1本無駄にしてしまいました。。。泣き。
でもまあなんとか、完了しました。
見た目は悪いですが、しっかり断熱してくれそうです!
 
左は断熱材を吹く前、右が施工後です。

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小屋裏断熱

2008年06月06日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
小屋裏の断熱材が貼られました。
120mm角の母屋に対して断熱材の厚みが100mmですから
ちょうど良い感じに納まっています。
 
母屋は通常は水平に取り付けますが、今回は登り梁と平行に
取り付けたので、断熱材も斜めにカットする必要がありません。
右の写真は2階の様子です。
階高さが低いので部屋が広く見えます。
梁を顕して天井を張る予定です。

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屋根断熱材

2008年06月04日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
[断熱性] ブログ村キーワード

サッカー3次予選観戦や仕事が忙しく
2日ほど日記を休んでしまいました。。
現場の方は、外側にタイベック(透湿防水シート)が張られました。
タイベックを張ることにより、雨風をしのげるようになりました。
 
屋根裏天井に貼られる、断熱材(押出法ポリスチレンフォーム保温板3種b厚さ100mm)が搬入され、
所定の大きさにカットされています。
屋根の断熱は、上から
高性能グラスウールK16厚み100mm(熱伝導率0.038W/M・K)
株式会社マグ
AFボード厚み25mm(熱伝導率0.020W/M・K)
旭ファイバーグラス
押出法ポリスチレンフォーム保温板3種b100mm(熱伝導率0.028W/M・K)
株式会社カネカ
となり、その他合板等を合わせるとトータルの
熱貫流率は0.129W/m2・K
となります。次世代省エネ基準の約2倍の断熱性能としています。
家全体のQ値は1.81W/m2Kです。(換気による熱損失含む)
計算根拠は機会があったらまた公開したいと思います。
一時はQワン住宅(Q値1.0以下)を目指そうかとも思いましたが
そこまで本当に必要なのか?と思い直して
Q値2.0以下を目標に設計しました。
こちらもコストとのバランスですね。
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「そよ風」の設置3

2008年05月28日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
屋根屋さん4人集合して屋根葺きが始まりました。
屋根屋さん口々に「最近は6寸勾配やらないよな~」と言っていました。
勾配がきつくなると、大工さん達だけでなく、屋根屋さんも仕事が大変になります。
本当にご苦労様です。
設計をするとき、「施工のし易さ」ということもいつも考えるようにしてはいるのですが、
一生その建物を使うユーザーか、一時の施工のし易さか、
どちらを優先させるのか、と考えると答えはおのずと決まってきます。
ただ何事もバランスが大事とも考えています。
今回は集熱効率、デザイン、施工のバランスを考え6寸屋根を採用しました。
 
集熱屋根の空気の取り入れ部は、止水との兼ね合いもあり
かなり難しい部分であると思います。また各社様々な方法があり、
どれが正解ということも無いのでしょう。これもまた、施工のし易さ、コスト、
デザイン、機能等のバランスによるのだと思いますが。。。
今回は、ルーフライナー、野地板に直接穴を開け、
結露水等が穴に入って軒天井への漏水にならないように、
ルーフライナーを加工して堤防を造りました。
堤防の隙間部にコーキングを施していただき、とりあえず完璧かな??
結果は住んでみて検証していきたいと思います。
採熱板を全部敷いて、屋根材(長尺一文字葺き)で蓋をします。
集熱屋根は強化ガラスを使用する場合が一般的ですが
将来のメンテナンス、施工のし易さ、夏の夜の放射冷却に優れる点等を
考慮して、採熱板方式を採用しました。
こちらも、寒冷地でどの程度の効果が確保できるのか
実際に住んでみて検証する予定です。

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「そよ風」の設置2

2008年05月27日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
引き続き屋根工事です。
屋根葺きの日までにやることがたくさんあります。
 
通気層とメインチャンバーの空気の取り入れ口です。
屋根を登って暖まった空気がメインチャンバーの穴の中に取り込まれます。
メインチャンバーに、合板の屋根下地が取り付けられました。

 
採熱板を設置した部分を上から見た写真です。
通気層の中に採熱板を入れることで、温度上昇を更に加速させます。
右の写真は排気ファン部です。
雨や雪が入りこまないように、屋根屋さんと念入りに打ち合わせを行いました。
鳥が入り込まない様に防鳥網を設置しました。

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