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信州エコロエコノ

サラリーマン建築士がエコロジーでエコノミーな自邸の建築を日々綴っていきます。
(光と風と人の家建築研究工房より)

「そよ風」の設置1

2008年05月25日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
いよいよ、そよ風部材の設置です。
そよ風は「環境創機㈱」さんのシステムです。
興味のある方はこちらへどうぞ
環境創機㈱
簡単に言うと、屋根の熱を利用して暖房したり、
夜の放射冷却を利用して蓄冷したりするシステムです。
 
先ずは下地として、野地板の上にルーフィングを張ります。
ルーフィングは、いろいろサンプルを取り寄せて、
嫌な匂いがしないもの、滑らないものを選びました。
(タイベック、ルーフライナー)
表面がヤスリのようになっていて、少し歩きやすくなりました。
右の写真は、空気が流れない部分の屋根のレベルを調整するために
捨てタルキを入れてもう一度、野地板を張っているところです。
見えない部分にも苦労がたくさん必要です。
 
暖かくなった空気を取り込むための装置が取り付く穴を開けます。
ここで大工さんの秘密兵器が登場しました。
電動のこぎりでビゥイーン~と穴を開けていきます。
いろんな便利な道具があるんですね。
屋根の上からみるとジョーズのようです。
 
穴が開きました。
空気が漏れないように穴の周囲を気密テープで塞いでいます。
こういう細かな配慮がうれしいです。
位置を墨出ししたあと、
メインチャンバー(上)、取込み排気ユニットを取り付けました。
 
北から見るとこんな感じです。
夏の暑い空気は4つのファンで外へ抜きます。
メインチャンバーを全て取り付けました。
棟側(南側)にある細いスリットから屋根で暖まった空気を取り込みます。
両サイドの穴は、付属の板で塞ぎます。
 
雨が振り出す前に通気層用の捨てタルキ設置まで完成しました。
なんとか予定通りです。
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屋根工事(下地)

2008年05月24日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
2日間アップできませんでした。。。
平日休むと、一気に仕事がこなせなくなってしまいます。
キャパが小さいです。。。

建てかたが一段落しましたが、
現場はどんどん進んで行きます。
次の雨が来る前に屋根のルーフィングまで終わらせないといけません。

 
遮熱シートが貼られた断熱材の上にタルキ(H105*45)をかけていきます。
この日も朝から暑くて大工さん達大変です。
タルキの背が105mmあるので、それを止めるビスの長さは210mmあります。
これを打ち込むのに一苦労です。

 
タルキの間にグラスウール100mmを敷き詰め
杉野地板12mmでふたをします。
源平ですが、野地板にするにはもったいない板です。
これでやっと眩しさから開放されました。
でも登ってみるととっても急な斜面です。
ついつい及び腰になってしまいます。

 
野地板の下にグラスウールが入っているのが分かります。



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型枠ばらし

2008年05月08日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
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連休も終わり型枠ばらしが始まりました。内側の型枠だけばらして、残った立ち上がり部分の型枠が組まれていました。基礎の内側には押出法ポリスチレンフォーム保温板3種b(熱伝導率0.028W/M・K)60mmの断熱材を打ち込みました。基礎の断熱材は外側に設置したかったのですが、やはり、シロアリが心配だったのとコストの面から結局内側にしました。この部分は相当悩んだのですが、チャレンジ出来ませんでした。。。快適性を優先すれば外側に断熱材があった方が良いし、そういう施工をしている工務店さんも多いです。いづれにしてもどちらを優先するかは施主さんの理解と納得が必要だと思います。
コーナー部は地震時に特に力がかかるところなので、ハンチをつけて補強しています。
☆熱伝導率:熱の伝わりやすさを示す数値で小さいほど断熱性能が良いです。今回はカネカ製のカネライトフォームスーパーEⅢを使用しました。
 

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プレカット打ち合わせ

2008年05月05日 | 省エネ・そよ風・サンジュニア・給湯器
昨日も長野は6月下旬の暑さでした。基礎工事は養生中、兼職人さんの連休中ですので進捗はありません。その代わりにプレカットの打ち合わせの図面をアップします。それぞれ2階の床梁と小屋の床梁を表した図面です。極力梁の間隔とスパンを揃えることを意識しました。それにより、3m、4mという既製の梁材を無駄なく使うことが出来ます。2階の梁に既存の建物から保存しておいた梁材を9本利用します。既存再利用以外の木材(構造材)は長野県産の木材を使用します。やはり地産地消できるものは極力そうしたいものです。そうすることでウッドマイレージも短くなりますしね。
☆ウッドマイレージ:木材を切り出してから建物に利用するまでの移動に発生するCO2量。フードマイレージと同じイメージ。
 
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