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信州エコロエコノ

サラリーマン建築士がエコロジーでエコノミーな自邸の建築を日々綴っていきます。
(光と風と人の家建築研究工房より)

がら板

2008年06月25日 | 木工事
外壁のほぼ全面にがら板(木摺板)が張られました。
信州の木で造っているぞ!って感じです。
ただ、玄関まわりだけは、まだ、構造材が顕しになったままです。
アルミサッシが予想以上に早く納品されたものですから
木製ドアの枠が追いついていない状態です。
だいぶ前に段取りしてあるので、そろそろ取り付く頃かな~?
まあ、自然素材ですから、あわてない、あわてない、です。
 

杉の軒天井も張られました。
母屋や梁材は桧ですので、若干の色違いがあります。
杉は赤っぽく、桧は黄色っぽいです。
保護着色塗料で、多少色をつけて、調整する予定です。
木目は生かしたいけど、材料も長持ちさせたい。
透明で仕上げることも可能ですが、耐候性は
やはり色をつけたものの方がはるかに良いです。
とにかく色は大事ですからね~。
じっくり悩みたいところです。
通気層の足元に防虫通気材が張られました。
風は通すけど、虫は通さないという物です。
通気層内に虫が巣を作ってしまう恐れがありますからね。

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霧除け

2008年06月24日 | 木工事
やっとこ、枠図の作成が完了しました。
仕事が忙しいのと重なり、ほとんど睡眠時間が取れない
日々を久々にしばらく送ってしまいました。
本来であれば、この時間をユーロ観戦に充てたかった。。。
それにしても、30代半ばまでは、1週間の平均睡眠時間が1日2~3時間とか、
2日間連続で徹夜をしても、平気であったが、
最近は2時過ぎると急に能率が落ちてくる。
年には勝てないですね~。
現場の方はと言うと、西面の窓に「霧よけ」が付きました。
 
大屋根は切妻屋根なので、どうしても妻面の屋根の庇は窓より
ずっと高くなってしまいます。小雨が降った時に雨が
部屋の中に入ってしまう可能性があります。
それを防ぐ装置として霧よけを設置しました。
夏は霧よけに簾を垂らして、西日を遮る予定です。
外壁の通気胴縁に「がら板」が張られ始めました。
がら板と断熱材の間が通気層になります。
がら板の上にフェルトを張り、ラス網を張って、
モルタルを塗ります。

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ガラス屋根

2008年06月20日 | 木工事
ガラスの屋根が設置されました。
ベランダに干した洗濯物が雨で濡れないように庇を長く出したい。
でも庇を長く出しすぎると、
部屋の中から空が見えない。
冬、陽射しが部屋の奥まで届かない。
なので雨を遮り、光を通す、ガラスの屋根を採用しました。
ガラスの屋根は、自分が設計する、住宅や別荘ほとんど
全てに採用しています。
軒は深くしたいけど、部屋に光を届けたい場合は、お勧めです。
 
ガラスは強化ガラスを使用しています。
右の写真は下から眺めたところ。
まだガラスが新品なので、ガラスがあるのか無いのか分かりません。

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通気胴縁

2008年06月19日 | 木工事
断熱材の上に通気胴縁が取り付けられました。
断熱層と外壁の間に通気層(18mm)を設け、
夏の熱気や、壁内の水分が取り除かれるようにします。
壁の下から入った空気が通気層を通り、小屋裏へと
導かれる様になります。
 
通気胴縁のピッチは間柱と同じ@455で取り付けられます。
下屋部分で通気が阻害されない様に風の通り道が確保されています。
外部の大工さん仕事が日に日に進んで行きます。。
外部が終わると内部ですが、建具の枠図を描かないといけません。
時間が無い。。間に合わない~。。。

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断熱気密層

2008年06月17日 | 木工事
断熱材が隙間無く張られていきます。
今回は気密住宅を選択しています。
気密はしないなら、昔の家の様に断熱もほどほどにして
冬は半天(ちゃんちゃんこ)を着たり、こたつに入ったりと
暮らし方を工夫しないといけません。
むしろこういう暮らし方が僕は理想なのかもしれません。。
でも、それには相当な拘りがないと!そう考えると自分は
まだまだ未熟者です。。。
話がそれましたが、気密をするのであれば、
それは、完璧にしなければいけません。
なぜなら、暖かい湿気を含んだ空気と
冷たい空気が出会うと結露が起こるからです。
冷たい風が入り込まない様に徹底的に気密しなければなりません。
但し、家の中の空気が常に新鮮であるように、換気についても
十分に考えなければなりません。このことはまた機会を見て
書きたいと思います。
気密工事に関しては、今回頼んでいる工務店さんはプロです。
安心して任せていられます。
  
分かりづらいですが、屋根の遮熱断熱材と壁のそれはシームレスで
繋がっています。こういう合わせ目の施工がプレカットの段階から
どのように納めるか検討されています。
下屋部分の屋根も、断熱材の外側に設置されます。
それにより、屋根の上と下の断熱気密層が切断されずに済みます。
(下屋部分はポーチになるので、外部と考えます。)
 
妻部分も母屋を除いて、断熱気密層が壁と屋根で繋がります。
屋根は断熱気密層の上に乗っているイメージです。
こういう仕事は一朝一夕には出来ません。
実績のある工務店さんにお願いすることをお勧めします。
ロフトの開口部を内部から見たところです。
こんな小さな窓でも、突き出しで開くんです。
夏は通風を期待します。

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火打ちプレート

2008年06月16日 | 木工事
特殊形状の火打ち梁が設置されました。
実は設計段階で、2階ベランダの火打ちを考慮していませんでした。
ベランダの床デッキt40mmを根太レスで敷く為
小梁を@390で入れています。
なので、火打ち梁が入るスペースが取れません。
ベランダなので、それほど地震時の力も強くは働かないかな?
と安易に考えていたのですが、それが失敗でした。
火打ちがないので、ベランダが全体的によじれてしまいました。
火打ちには骨格を矯正する役割もあったのです。
そこで、後から考えたのが、三角形のガルバリウム鋼板t1.6を
火打ちに見立てる方法です。
コーチボルトφ6.0で止めて矯正が完了しました。
これで、地震時にも安心です。
 
ロフトの小窓廻りの外張り断熱材も張られました。
この小窓は、ダキで納める予定です。

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遮熱断熱

2008年06月11日 | 木工事
最近「遮熱」と言う言葉を良く耳にします。
熱を遮ると書きますから、夏の暑い陽射しから
室内の環境を守ってくれそうです。
最初、遮熱と言う言葉を聞いたのは2~3年くらい前でしょうか?
遮熱塗料の宣伝をメーカーの人から聞きました。
スペースシャトルにも応用されている技術で
その塗料を屋根に塗ると、小屋裏の温度が著しく
下がるとのことでした。はじめは半信半疑でしたが
世の中に普及するにつれ、だんだんその有効性が分かってきました。
今回は外断熱材の両側に遮熱層(アルミ)がある製品を利用しました。
遮熱塗料とは違いますが、遮熱性という点では同じです。
屋根下地の施工時に
アルミ部分に陽が強烈に当たって見るからに熱そうなときに、
実際にそのアルミ部に触れてみると、全然暖かくありませんでした。
これは、効きそうだと実感しました。
余談ですが、自動車も、白い車と黒い車とでは
夏の車内の温度がぜんぜん違うのだそうです。
次に替える時は白い車にしたいものです。
 
断熱材の部屋側にも遮熱層があるので、
冬場、部屋内の暖かい熱を部屋内へ反射してくれそうです。

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断熱気密層

2008年06月10日 | 木工事
梅雨入りしたのに今日も朝から快晴です。
 
床の下地(荒板t12)斜め張りはなかなか大変そうです。
荒板として用意された材は杉ですが、厚みが一枚一枚違うため
(12~15mm)
大工さん一度加工場へ持って行き、
挽き直して厚みを揃えてから現場へ搬入、
カットしてから斜め張りします。
リビングの根太ピッチは@227.5mmにしてもらいました。
910mmを4分割した寸法です。
@227.5と@303では、仕上がりの歩行感に差がでるか
検証したいと思います。

外張り断熱材が張られ始めました。
屋根に敷いたのと同じ遮熱板付の断熱材のt55mmを張っていきます。
AFボード厚み55mm(熱伝導率0.020W/M・K)
旭ファイバーグラス
断熱材の突合せ部に気密テープを貼ります。
断熱材を貫通する母屋や、梁の部分にも気密テープを
隙間無く貼っていきます。

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小屋裏窓

2008年06月08日 | 木工事
オマーン戦はなんとか引き分け。
遠藤のPK、楢崎のPKしびれました~。
 
小屋裏の妻面に取り付く窓の下地枠が組まれました。
下地にしておくにはもったいないくらい、絵になりそうです。
外壁タイベックシートの外側に窓取り付け用の枠が設置されました。
厚みは55mmです。
ちょうど外側に張る断熱材(55mm)と同じ厚みです。
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1階床下地

2008年06月06日 | 木工事
1階の床下は屋根で暖められた空気が送り込まれるところなので
極力合板は使用しないようにと考えました。
昔に立ち返り、自然素材だけを利用した床を造れば良いな、
と安易に考えていた時期もありましたが、
これが考えるとなかなか大変です。
仕上げはフローリング(ムク)なのですが、昔は根太に直接
フローリングをクギで止めていました。がこの工法だと、
フローリング材が厚くない限り、根太と根太の間を踏んだ時
きしみが出やすくなる可能性があります。
工務店さんより、下地は必ず必要です。と言われていました。
通常は便利な合板を利用します。でも自然素材だけで構成したい。。。
と言うことで、畳の下に使う荒板(杉12mm)を合板代わりに
敷くことを考えました。でももうひとつ問題が、、
荒板を根太の上に直行方向に敷くと、
当然仕上げのフローリング材も根太と直行方向になり、
荒板とフローリングが平行になってしまいます。
すると荒板の不陸が仕上げに出やすくなってしまうと言う問題です。
そこで考えたのが、荒板を斜め45度に張る工法です。
地方によっては、
床剛性を高める観点から荒板を斜めに張るところもあるようです。
工務店さんに話すと快くやってみることに賛同してもらいました。
 
先ずは大引きを受ける金物の設置です。
金物はタカヤマ金属さんの亜鉛めっきの施された鋼製束が使用されました。
タカヤマ金属
次に大引き(ヒノキ乾燥材)の上に根太(ヒノキ乾燥材)を敷いて
下地を組みます。
 
根太が一通り敷かれたあと、
いよいよ荒板の取り付けに入りました。
端部をどうするかとか、点検口をどうしようかとか
いろいろと問題が発生しましたが
なんとか形になりそうです。

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