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信州エコロエコノ

サラリーマン建築士がエコロジーでエコノミーな自邸の建築を日々綴っていきます。
(光と風と人の家建築研究工房より)

下がり壁補強

2008年07月26日 | 木工事
南面は1間半(2.7m)の掃き出し窓が4つ連窓で並びます。
両サイドには、耐力壁が設置してありますが、
中間には、耐力壁が設けてありません。
日本の田舎の家に見られる、縁側をイメージして
窓を連続して設けました。
これにより、採光、通風が十分に得られるようになります。
但し、地震時に応力が弱い部分=大開口の窓の部分に
集中してしまうので、下がり壁の部分を補強してもらいました。
窓上のマグサと間柱、柱、桁を合板で固定します。
柱の支点間距離が短くなる為、揺れに対しての効果を発揮します。
合板を窓上部よりも下げて張り、カーテンBOXの
下地の役目も同時に果たしてもらいます。



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窓枠1

2008年07月25日 | 木工事
窓枠の様子です。
窓枠は杉材を利用しています。
外断熱をするとどうしても、外壁が厚くなります。
今回の外壁の厚みは通気層も入れて250mmあります。
アルミサッシの厚みを引いても枠の幅は
190mm必要となってしまいます。
無垢材は幅が広くなればなるほど単価も上がりますし、
開口部も多いので、この枠材の数量はコストに
かなり響いてきます。
そこで考えたのが、柱を見せて納める工法です。
これだと枠材は細い材を2本で済ますことが可能になります。
柱が見える部分は凹になっているので、ここに
ブラインドを入れて、サイドの隙間からの光漏れを
なくすことも出来て一石ニ鳥となります。
限りある資源ですから、大事に利用していきたいと願います。

 

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トイレ間仕切り

2008年07月23日 | 木工事
トイレの間仕切りにもグラスウールが入りました。
トイレの音も気になるところなので、
居室に面する部分の壁にはグラスウールを入れ
さらにボードを2枚張ることで、
吸音+遮音を行います。
紙巻器、埋め込み収納などの位置を
この時点で、決定し、下地の補強をしてもらいます。



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2階ボード張り

2008年07月20日 | 木工事
2階のボードが張られ始めました。
ボードを切ると白い石膏の粉が飛び散ります。
昨日まで綺麗だった現場が一気に粉だらけに。。。
仕方無いです。
床のフローリングの上には養生シート+養生の薄ベニヤが
敷かれているので問題は無いのですが。
世の中には、ボードをプレカットして搬入する現場が
あるのですかね~?素人的な疑問を持ってしまいました。
若しくは脱プラスターボードと言うことで
モイスや、板張り、土塗り壁などを利用するのでしょうね。
今回も、モイス壁を当初スペックに入れていましたが
運送費が材料費の他にトラック1台分計上されてしまうことや、
その為、もし材料が足りなくなってしまった場合に
数枚の材料を取る為に別の運送費がかかってしまうか、
事前に予備を多めに確保しておくかしなければならないので
無駄が発生する可能性が高い(=エコに反する)為、断念しました。。。
カタログに載っている性能が本当であればかなり魅力的な
建材であることは確かなのですが。。。

話がそれましたが、ボードが張られるスピードは速いです。
電気屋さん、追われながらの配線工事になります。



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ダイニング天井

2008年07月16日 | 木工事
ダイニングの天井が一部張られました。
この部分は天井材の上に直ぐ床が来るので先に天井を張ります。
一部の天井には奮発して上小節(ジョウコ)を利用しました。
ジョウコと言ってもほとんど無地(無節)です。。。
背伸びしすぎたかな~。
木の天井は落ち着きます。



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ポーチ

2008年07月15日 | 木工事
ポーチの屋根の形が出来てきました。
今回大屋根は太陽エネルギーをたくさん享受出来るように
切り妻屋根としています。
よってポーチの屋根も当然切り妻となりました。
切り妻屋根の場合、軒天井は屋根に平行に勾配天井に
なるのが美しいと思うので、大屋根の軒天井はそうしています。
ただエントランス廻りの天井は勾配天井にすると天井が
高くなりすぎてしまうので、水平な天井にしています。
ただそうするとどうしても、
水平な天井と斜めの屋根の間に三角の壁が出来てしまいます。
これが、なかなかデザイン上、やっかいになります。
三角の部分を壁として考えると中途半端なものになってしまうので
天井が折り上がったものと考えて納めてみました。
多少はすっきりしているかな?。。と思います。

 

天井材、棚板材が搬入されました。
朝、時間が無くて中身を確認出来ませんでしたが
良さそうな感じです。
こちらの材も、木曽の
のむら木材株式会社
さんにお願いしてあったものです。
仕上げ材が入ってくるといよいよ、という感じになってきます。

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内側通気層

2008年07月11日 | 木工事
今年の梅雨入り直後は、なかなか雨降りませんでしたが
最近は小雨がたまにあり、蒸し暑い日が続きます。
壁の中に入るグラスウールの湿気が抜けるように
壁内に通気層を設けています。
1階の床下から、2階の床、天井を抜けて、
小屋裏まで通気層を連続させます。
もちろん、外壁側にある通気層とは別のものです。
通気層が2重にある考え方です。
部屋の中の風の動きも大事ですが、壁内や床下、ロフト内も
極力空気の流れがおきるようにしておくのが理想だと
自分は考えています。

 

ユニットバスが設置されました。
窓を広く取り、採光を得るのと同時に、
風通しを良くしたいと考えています。

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床フローリング

2008年07月10日 | 木工事
今日はプロポーザル物件のプレゼンの日でした。
短期間でしたが、いろいろな方々の協力で
なんとか無事に行うことができました。
あとは、結果を待つのみです。
相手はスーパーが付く大手の企業ばかりですから
なかなか厳しいですが。。。やれるだけのことはやりました!

これで、ブログの更新に復帰できます。
現場の方は、今週床のフローリングが納品され、床が張られ始めています。
今回床のフローリングは、縁あって木曽の
のむら木材株式会社さん
にお願いしました。
実際に工場に見学に行き、信州の木材を真面目に丁寧に拘りを持って
作っているな、と感じることが出来たのでお願いしてありました。
もうかれこれ半年以上も前から、見積もりやら、サンプルの
提供やらでお世話になっています。
今日久々に現場に行き張られ始めたのを見て
「良い感じだね~」と浸ってしまいました。
のむら木材さんの拘りのひとつはひのきの香りや色を失わない様に低温で
乾燥させることだそうです。
当初は上小節程度の物で考えていましたが、
コストや、使い勝手の面でのむら木材さんからの提案もあり
節有りの床を採用しました。これなら子供が多少落書きしても
気にならなくて済みそうです。
うーん、やはり落書きはして欲しくない。。。
なんとかせねば。

 
左の写真はフローリングを張る前の下地の状況です。
硬質石膏ボードt12.5で遮音を考慮しています。
右の写真はフローリングが搬入され、加工された状態です。
床のフローリングは接着剤を利用しないでクギだけで張って
いただくことにしました。その為の将来の多少の不陸に対しては
クレームをつけないと言う条件付きとなります。

 
床のフローリング割り付け図を作成しました。これにより無駄を
少しでも減らせたら良いなと考えました。ただ4mの材をそのまま
利用した絵を描いていて、実際には端部に割れが入っていたりして
4mまるまるは確保できず、多少現場で調整が必要でした。
机上の計算のようにはなかなか行きませんね~。
掃きだしまわりが良い感じで納まってきました。
掃きだしサッシは床より40mm下げて納まっています。

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塗装サンプル

2008年06月30日 | 木工事
ユーロはスペインが優勝!
プジョルが好きなので
スペインが本当の無敵艦隊になる瞬間を是非とも見たかった。
今回はユーロ一度もテレビ観戦出来ませんでした。。。
今朝は!と目覚ましセットしましたが
睡魔に勝てませんでした。。。

さて話は変わって
木部分に塗装する色について
いろいろ悩んでいます。
木部の保護着色塗料と言えばキシラデコールが有名ですが
和信化学工業㈱のガードラック・ラテックスと言うのも
なかなかの優れもののようです。
サンプルを取り寄せて、自分で塗ってみました。

水性塗料なので、塗料の嫌な匂いも無く
絵の具のように塗れました。

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軒天井

2008年06月29日 | 木工事
軒先の様子です。
やはり、木の軒天井は良いですね~。(自己満足)
最近は、防火の為に軒天井に不燃材を利用した家が多いです。
防火も大事です。でもデザインも大事です。
せっかくの和風住宅(数奇屋住宅)なのに、白い軒天井って。。
防火にこだわるのであれば、木にホウ酸(透明)等を塗って
準不燃材同等にすることが可能です。
昔ながらの木の良さをたくさんの人に
味わって欲しいなあ、と思います。

 
さて、内部では、間柱の設置が始まりました。
真壁で壁が薄くなるので、強度を持たせるため
間柱の厚みは45mmとしました。
筋交いに合わせて間柱に1本づつ切り込みを入れていきます。
見えないところでも、大工さん大変です。
ご苦労さまです。

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