東京23区のごみ問題を考える

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23区 「清掃負担の公平」による負担の調整額 令和6年度調整額の算定結果~

2023年12月16日 13時41分49秒 | 東京23区のごみ

グラフは江東区議会「清掃港湾・臨海部対策特別委員会」資料から作成

 

令和6年度の「清掃負担の公平」による負担の調整額が決まったようだ~

制度見直し、算定方法の変更
令和3年度から変更したものの、ごみ減量のインセンティブが働いているかどうかは、、

 

清掃港湾・臨海部対策特別委員会(令和5年12月15日開催分)から転載

「清掃負担の公平」による負担の調整額について
1 調整額の経緯
「清掃負担の公平」については、平成20年3月の特別区長会総会において
了承され、平成22年度より金銭による負担の調整が実施された。
令和3年度から、これまでの算定方式に代え、清掃工場が所在することに
伴う負担は共同処理事務として位置づけるとともに、ごみ減量努力が反映さ
れる新たな算定方式となった。
2 令和6年度調整額の算定結果
(1)調整総額
329,964 千円
(令和5年度調整総額328,290 千円×ごみ量変動率100.51%)
(2)本区の調整額(受取額)
117,249 千円
(交付金193,551 千円-拠出金61,159 千円-免除額調整15,143 千円)


江東区議会清掃港湾・臨海部対策特別委員会(令和5年12月15日開催分資料から転載)
参考1 「清掃負担の公平」による各区の負担の調整(令和6年度各区調整額)

←クリックで拡大



 

「各区の負担の調整額」の確定額支払額推移
令和3年度分から、制度見直しによる変更で算定方法が異なる、、、


各区の分担金(負担の調整後の実納付額

東京二十三区清掃一部事務組合、各区の分担金額は2月頃公表


 


 

江東区議会清掃港湾委員会の一組資料
粗大ごみ破砕処理施設の火災について」では、火災の状況など図や写真入りで詳しく出ている~

また、「新江東清掃工場延命化工事の概要について」では、23区の清掃工場の整備スケジュールで、建て替え時期が重複する工場の分散化で、新江東清掃工場は「延命化工事」の対象となった~ 

令和7年~令和10年度にプラント関係工事実施、延命化事業規模は約302億円(税込)

分散化とは言え、新江東の場合、なにしろ焼却能力は1,800トン/日( 600トン/日 × 3 炉)
1号炉、2号炉、3号炉と順次工事を行うようだが、焼却炉の全炉停止期間もある
令和8年度は全炉停止が4週、令和9年度は7週、令和10年度は7週と、、、

 

江東区議会委員会 資料

清掃港湾・臨海部対策特別委員会

 

 



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