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天草広域連合の新ごみ施設計画、焼却灰の埼玉搬入案「精査が必要」として一時中止を発表?

2024年03月23日 08時14分27秒 | 中間処理施設等

焼却灰の資源化を前提とした天草広域連合(天草市、上天草市、苓北町)の新ごみ処理施設計画で、連合は22日、焼却灰を埼玉県に搬入するとしていた受注企業グループの案について「精査が必要」として、、、(参考「天草広域連合の新ごみ施設計画、一時中止を発表 焼却灰の埼玉搬入案「精査が必要」」)


落札者も決まっていた新ごみ処理施設、、、
当時から、予算案2度否決、焼却灰巡り不信感のニュースが流れていた~

「主灰を人工砂」が埼玉搬入案なのかな?
よほどの不信感があるにせよ、、、

よくわからない、、、

23区の清掃工場も最終処分場の延命化と称して、焼却灰のセメント原料化、徐冷スラグ化、焼成砂化を行っている。(令和6年度は約10万トンの焼却灰を57億円予算で資源化予定)その一部は、埼玉にもお願いしているのかな、、

最近は、全国各地の市町村も焼却灰の資源化ということで需要と供給のバランスはどうなっているのか、、、焼却灰のセメント原料化は、セメント会社のセメント需要が減っていることから受け入れも枠もあるようなことを聞いたが、、どちらにしても、他県からの焼却灰受け入れは手続きも大変なようだ~、

 

審査講評には(入札結果及び審査講評)
・焼却灰を主灰と落じん灰に分けて別々に資源化を果たすと共
に、飛灰の資源化も提案されていたが、長期的・安定的継続性
についてはモニタリングが必要と感じられた。
・リサイクル施設における資源化率向上のためのシステム上の工
夫は一般的な内容と感じられた。

事業者選定委員会からの提言
② 最終生成物の資源化については、主灰を人工砂に、落じん灰及び飛灰はそれぞれ有価物回収
による資源化を提案しているが、この計画が19 年9か月間の運営期間を通じて円滑に継続で
きるよう努められたい。特に主灰の人工砂としての資源化は、西日本においてその実績が確認
できないため、確実な業務遂行が強く望まれる。

関連(本ブログ)
天草広域連合、新ごみ施設計画で足踏み 委託費予算を2度「否決」 焼却灰処理巡り不信感【アングル2023】2023年08月08日

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