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豊浦町バイオガスプラント(2019年4月から運転開始)、22年度赤字1億円 町長、存廃は23年度中に判断

2023年06月14日 09時32分55秒 | 生ごみ、バイオガス

豊浦町「バイオガスプラント整備事業」から

室蘭民報、豊浦町議会6月「赤字1億円見込む、豊浦町 22年度、バイオガスプラント」、、

北海道新聞によると、北海道豊浦町の村井洋一町長は8日、町議会3月会議一般質問で、2019年に稼働した町バイオガスプラントについて、存廃も含めて「23年度中に英断する」と述べたそうだ~
(参考「豊浦のバイオ発電、22年度赤字1億円 町長、存廃は「新年度判断」」)

豊浦町の「バイオガスプラント整備事業」をみると、、
嫌気性発酵処理方式、1億円赤字ということは、、年間維持費の1億円は、電気料金や処理経費などで賄われるはずがそうならなかったということなのか? 

2019年4月から運転を開始で、存廃は「新年度判断」、、、
国庫補助金事業で、赤字だからといって、4年、5年で廃止など、、補助金の返還は財産処分をしなければ返還なし? 補助金事業を継続できなくなった場合は返還を求められることもあり?

広島県庄原市の木質バイオマス事業頓挫で、市が国に返還した補助金約2億3800万円、前市長に損害賠償請求するよう市に求めた住民訴訟は、庄原市の敗訴確定 最高裁が上告棄却

 

 

豊浦町の「バイオガスプラント整備事業
【整備事業費】   23億2千2百万円
 財源内訳   
 国庫補助   14億8千3百万円(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金)
 過疎債     約8億円(うち約7割が交付税算入)
          一般財源 約2億4千万円
【年間維持費】   約1億円
財源は、売電、家畜ふん尿の運搬代、消化液の散布手数料やハザカプラント
(ホタテ養殖業から出る水産残渣の処理)でかかっていた電気料金や処理経
費などで賄われます。


また、北方ジャーナルの配信記事をみると、、

稼ぐ目算外れた豊浦町のバイオガス発電プラント
このままでは“金食い虫”広がらない消化液の活用
 2020年12月号


迷走する豊浦町のバイオガス発電事業
1年目で限界が見えた処理能力。二酸化炭素削減は目標に届かず
 2020年8月号

 

北海道豊浦町

豊浦町って、人口 3,508人、1,972世帯
2023年度の一般会計予算は56億7300万円
それで1億円の赤字は大変だな~

ホームページをみていると、、
空き家バンク」「日本一の秘境駅 小幌駅」「洞爺湖 有珠山」「カムイチャシ史蹟公園
」と興味深い町

 

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