火災で全焼却炉運転停止中の大村市環境センター
2号炉の運転を10月1日から再開、5日から本格稼働のようだ~
それでも3炉中の1炉なので、
自治体の焼却施設、その多くはひとつの施設での処理。複数炉あれど全焼却炉停止だと、、可燃ごみの貯留のごみバンカも最大でも一週間分もは無理なのかな、、複数の焼却施設や複数炉持っている自治体でも焼却余力は多くはないだろうから、、、
焼却施設、故障などで停止期間が長引けば、生ごみなど仮置きもそうそうできない。近隣の自治体や民間施設へ焼却処理の協力をお願いすることとなる。大変なことだろう、、
『日本の廃棄物処理 令和元年度版』
一般廃棄物総排出量は 4,274万トン、1人1日当たりのごみ排出量は 918グラム、焼却施設は 1,067施設、直接焼却率 80.5%である。生ごみなどの可燃ごみはその多くが焼却依存、
焼却に依存している限りは、焼却施設が事故や故障で止まってしまえば処理は停滞。焼却処理に限らず、リサイクル施設等でもトラブルがあれば停滞となるが、、、
家庭からでるごみ、
唯一、自宅で可能なリサイクルは「生ごみ」なのだが、、
多くの自治体で、家庭でできる生ごみ堆肥などの斡旋、推奨をしているが、、、
まだまだ大半は焼却処理なのかな、、、
関連(本ブログ)
■大村市環境センター、4月の火災で運転休止の焼却炉、10月以降に運転再開へ /長崎2021年05月29日
■大村市のごみ処理施設で起きた火災、焼却炉の1号機にあるごみを移動させるための装置からのオイル漏れが原因か?2021年04月24日
■大村市環境センター ごみ処理施設 30人が一時避難 、およそ2時間後に鎮火、2021年04月16日
毎日新聞 2021年9月30日
大村市は29日、今年4月の火災で運転を中止している焼却施設「市環境センター」の三つの焼却炉のうち、2号炉の運転を10月1日から再開すると、、、同5日から本格稼働する。3号炉は2022年1月に再稼働の予定だが、損傷が激しい1号炉はめどがたっていない。県内7カ所へのごみ搬送は当面継続する。 〔長崎版〕
大村市 更新日:2021年6月8日
環境センターの火災事故に伴うごみ処理状況などについて
4月15日(木曜日)に発生した火災事故により、現在も焼却炉を運転できない状況が続いています。
6月1日現在のごみ処理の状況と焼却炉の復旧見込みについてお知らせします。
ごみ処理状況
燃やせるごみ
燃やせるごみ(1日約100トン)については、長崎県内(3市、2広域組合、1民間施設計7か所)、佐賀県内(2市、4広域組合、1民間施設計7か所)のごみ処理施設にご協力いただき、各処理場までごみを運搬し、処理を行っています。
可燃粗大ごみ(家具などの木類、布団など)
他施設での処理が困難なため、市内民間業者で処理を行っています。
燃やせないごみ
6月1日から環境センターでの処理を再開しています。
資源物
通常通り環境センターで処理を行っています。
焼却炉の復旧見込み
3基ある焼却炉のうち、2号炉は10月中の運転再開を予定しています。また、3号炉は令和4年1月中の運転再開を見込んでいます。なお、火災による被害が最も大きい1号炉の復旧については、令和4年6月以降になる見込みです。
市民の皆さま、事業所の皆さまへのお願い
今年5月の燃やせるごみの量については、昨年5月に比べて8.3パーセント少なくなっています。
今後も引き続き、ごみの分別、減量にご協力いただきますようお願いします。また、木製家具、布団などの可燃粗大ごみについては、処分を急がないものは、できるだけ持ち込みを控えていただきますようお願いします。