※発電量とはごみ焼却によって発生した廃熱を利用した発電量です。太陽光発電、風力発電、その他(保安動力発電機等)による発電した発電量は含みません。
東京二十三区清掃一部事務組合「清掃事業年報(平成20年度)」より作成
※大田第一工場の発電量は大田第二工場の実績を含みます。
※使用電力量は、ごみ発電電力量のうちの所内消費分と、受電電力量及び、太陽光発電・風力発電・その他(保安動力発電機等)による発電量の合計
東京二十三区清掃一部事務組合「清掃事業年報(平成19年度)」より作成
東京二十三区清掃一部事務組合「清掃事業年報(平成20年度)」より作成
●平成20年度は大田第二工場が停止しているので使用電力もその分減少しているのかな?
東京二十三区清掃一部事務組合「清掃事業年報(平成19年度)」より作成
■東京23区清掃工場の発電電力量と使用電力量合計
(破砕ごみ処理施設を除く)
********平成20年度(平成19年度)
◇使用電力量:676,576,637kWh(708,191,308kWh)
◇発電電力量:1,034,083,360kWh(946,488,806kWh)
◇補助燃料使用量(都市ガス):18,510,757m3(17,387,693m3)
「廃プラサーマルによる52億円の経費削減」
検証その1 -発電量-
売電収入 約11億円の増加となるか?
●残念ながら売電収入は作業年報などで公表されるまで検証できず!!
単純に発電電力量だけを比較すると87,594,554kWh増えているが~ 最終的に売電と買電(?)だけの差額を売電収入としていいのかどうか?よくわからない。
平成20年度は、港、中央、墨田、千歳、新江東、大田清掃工場の余剰電力は東京エコサービス(株)、その他の工場は東京電力に売電。http://www.tokyoecoservice.co.jp/index.html
●平成19年度の「作業年報」余熱利用実績(平成19年3月~平成20年2月)の売電収入などと見比べてみたが「所内消費節減額」など~表の見方がよくわからない。
★★東京二十三区清掃一部事務組合「財政計画2007改訂版」より抜粋
●清掃工場ごとの発電量と使用量の比較などしたことはなかったが、じっくり見てみるといろいろである。有明清掃工場!! 有明スポーツセンターや地域冷暖房事業等の熱供給事業をおこなっていると聞いていたが~ 管路収集で電力を使っているのか、発電より消費の方が多いではないか!!熱供給分も使用量に入れている計算だとしてもなんだか奇妙な仕組みである。
●灰溶融施設の併設の清掃工場はどういう扱いになっているのかの注書きはなかったが~
●これで灰溶融施設の電力使用量となると~中防など処理量が増えると電力使用量も驚異の数字となっているのか~
●清掃事業年報にはなぜか灰溶融施設に関するデータは細かなところまででていない。
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