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~ごみ問題のスクラップブックとして~

神鋼環境ソリューション、流動床式ガス化溶融炉228日の連続運転

2008年02月08日 08時05分05秒 | 溶融炉、スラグ

そうなんだ~
神鋼環境ソリューション、流動床式ガス化溶融炉228日の連続運転のプラスリリース

ガス化溶融炉や灰溶融炉という連続運転の設計プラント
 裏を返せば~こういう話題が記事になるほど全国各地で事故や故障が多発しているということであろうか~

■神鋼環境ソリューション、流動床式ガス化溶融炉で228日の連続運転
日刊工業新聞 2008年02月08日
 【神戸】神鋼環境ソリューションは同社が建設したゴミ処理設備「流動床式ガス化溶融炉」において、228日の連続運転を達成した。06年に稼働を始めた福井県大野市のゴミ処理施設「ビュークリーンおくえつ」(処理能力は1日当たり84トン)において、一般的に90―120日と言われる連続運転日数を大幅に更新した。「設備の技術力を証明する数字で、他社との差別化になる」(同社)としている。
 流動床式ガス化溶融炉は、ガス化炉と旋回流溶融炉で構成。ガス化炉でゴミを燃焼した後、生成ガスやカーボンをさらに旋回流溶融炉で燃焼し、残った灰を溶融する。耐火物の長寿命設計や1250度C以上の高温を均一に保つ溶融炉の設計技術などにより、7カ月以上の連続運転が実現できたという。
 同炉は確実にダイオキシンを分解する設備として、ゴミ焼却炉からのダイオキシンの発生が問題となった00年前後に普及が始まった。
(掲載日 2008年02月08日)


■世田谷清掃工場引渡し延期の理由
津川さんブログ「循環型社会って何!」
http://blog.goo.ne.jp/tsugawa7
 建替えを終え、試運転も済んで行政側に引き渡される予定の世田谷清掃工場が昨年(07年)12月14日以降、さらに試運転を続けています。東京都では(多摩地区も含め)はじめてのガス化溶融炉であり、それだけに慎重を期しているのでしょうが、果たして世田谷に何があったのでしょうか…


神鋼環境ソリューションHPより
■流動床式ガス化溶融炉施設の受注実績

青森県 中部上北広域事業組合 中部上北清掃センター
60t/日(30t/24h×2炉) 平成12年10月 (ボイラ付)

広島県 安芸地区衛生施設管理組合 安芸クリーンセンター
130t/日(65t/24h×2炉) 平成14年11月 1,300kW

秋田県 鹿角広域行政組合 環境衛生センター
60t/日(30t/24h×2炉) 平成14年11月 -

宮城県 石巻地区広域行政事務組合 石巻広域クリーンセンター
230t/日(115t/24h×2炉) 平成15年3月 2,600kW

岐阜県 中津川市 中津川市環境センター
98t/日(49t/24h×2炉) 平成16年3月 900kW

福井県 大野・勝山地区広域行政事務組合 ビュークリーンおくえつ
84t/日(42t/24h×2炉) 平成18年6月 (ボイラ付)

北海道 根室北部廃棄物処理広域連合 根室北部広域ごみ処理施設
62t/日(31t/24h×2炉) 平成19年2月 -

茨城県 さしま環境管理事務組合
206t/日(103t/24h×2炉) 平成20年3月(予定) 3,000kW

和歌山県 岩出市 (仮称)岩出クリーンセンター
60t/日(30t/24h×2炉) 平成20年12月(予定) -

神奈川県 相模原市 (仮称)新南清掃工場
525t/日(175t/24h×3炉) 平成22年3月(予定) 10,000kW

埼玉県 川越市 (仮称)新清掃センター
265t/日(132.5t/24h×2炉) 平成22年3月(予定) 未定

■プラズマ式灰溶融炉
兵庫県 加古川市新クリーンセンター
プラズマ式灰溶融炉 30t/日(ごみ処理量432t/日)平成15年3月

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