東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

亀山市総合環境センター溶融処理施設(シャフト炉式ガス化溶融炉)市民見学会、なんと出滓(しゅっさい)の様子も見学

2020年08月21日 07時41分51秒 | 溶融炉、スラグ

中日新聞「ごみの溶融炉などを市民が見学 亀山」から

 

廃棄物処理施設、小学生の社会科見学、夏休みの親子見学会、、、
今年の夏は、コロナ禍で、いろんな制限もあろうけど、全国各地で行われている~
東京23区でも、都民向けに「埋立処分場見学」や「スーパーエコタウン見学会」等など、、、


亀山市の総合環境センター溶融処理施設でも例年見学会を実施しているようで~

ごみの溶融炉などを市民が見学 亀山 
中日新聞 2020年8月20日
 亀山市総合環境センター(同市布気町)が十九日、ごみ溶融炉など内部の設備を市民に公開した。親子連れら二十六人が、ふだん目にする機会のないごみ処理の現場を見学した。…


2012年にも、亀山市の広報誌で見学会の写真を見て驚いたのだが、、、

なんと、亀山市ではシャフト炉式ガス化溶融炉の出滓(しゅっさい)の現場も見学させるので、、、
しかし、当時は、見学コースのガラス窓越しの写真だったが、、、今回は、なんとなんと、、、すぐ間近での見学のようで、ほんとうに驚いた、、、

灰溶融炉やガス化溶融炉、出滓時に水蒸気爆発などの事故が各地で起きている。それを、子ども連れで見学するなどとても怖いことではある、、、

廃棄物処理のガス化溶融炉、もともとは製鉄などからの応用なのだろうから、、、製鉄、製錬、溶鉱関連メーカーにとっては当たり前の風景なんだろうが、、、、


また、伊勢新聞「親子で溶鉱炉を社会見学 亀山市総合環境センター ごみ少子化に意識を 三重」によると、「1日の処理能力は80トンで毎日約45トンを処理している。」となっているので、、、やはり、亀山市の溶融炉は、かなりの余力があるのだ。それで産廃の廃プラスチックまで受入可能なのだと納得、、

亀山市総合 環境センター溶融処理施設
シャフト炉式ガス化溶融 40t/24h ×2炉


ガス化溶融炉の出滓(しゅっさい)
見学は、危険極まりないとは思うけど、、実は、私も怖い物見たさでいちどみてみたい。ガス化溶融炉自体、まだ3か所しか見学していないが、いずれも出滓の見学は罷り成らぬで断られた。出滓の動画をみつけると「田代環境プラザへ行ってきました(新日鉄溶融炉の真実)」「【金沢工場見学】出滓(しゅっさい)の様子
」「新日本電工_焼却灰溶融固化事業紹介」チェックしているが、、、

 

関連(本ブログ)
亀山市、「廃プラスチック類処理相談窓口を開設」 産廃の廃プラスチックを受入れか?2019年10月19日

亀山市、ごみ溶融施設の改良工事で 延命化を図ります2012年11月05日


☆写真は、広報かめやま 平成24年11月1日号(No.180)より
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23区清掃一組 「一般廃棄物... | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

溶融炉、スラグ」カテゴリの最新記事